16代目スレ 2007/03/29
――始まりは、一枚のチラシから……
ミナト「二世代タッグロボットバトル?」
トウキ「おうよ!さっき登校中に知らんおっさんから貰ったんだ!」
ミナト「おいおい、チラシとはいえ知らんおっさんから貰うなよなー」
トウキ「細かいことは気にすんなって!……それよりも見てみろよ、この景品ってところ!」
ミナト「なになに……?」
ラッシュ「優勝者には二泊三日の温泉旅行!?」
アオラ「そうだ!ここで英気を養えば、ネタも浮かぶと思うんだよ」
ラッシュ「ただ入りたいだけなんじゃねぇの?」
アオラ「それもあるw」
真龍「ですが一理ありますよね。私も久しく温泉など入ったことありませんし……」
ルル「そ、それはお一人様限定なのですか!?」
アオラ「いんや、優勝者のタッグとペアだってさ」
ルル「まぁ!(ということは私が優勝すればアオラ様と二人きりで……あっは~!!)」
ラッシュ「……(ルルが何考えてるか分かるぜ……それにしても温泉かぁ。俺が優勝したら、姉さんと行ってみる、なんてことも……)」
真龍「(私が優勝すればラッシュさんと……あら、私ってばはしたないわ!)」
アオラ「(ディストラ姉ちゃんと温泉ってのもありだよなぁ……いや、でもお姉ちゃんには……)」
ディストラ「ぜひ!ぜひ私と一緒に温泉に行きましょう!」
イングラム『そうだ!お前と
アストラナガンなら勝率はかなりこちらに分があるぞ!優勝は目前だ!』
クォヴレー「待て。温泉なら以前にも行っているし、わざわざ闘ってまでやるようなことか?」
ディストラ「やるようなことなんです!!(ご主人様と混浴……あはw)」
イングラム『あぁ、それでも俺の後継者か?!嘆かわしい!実に嘆かわしい!もう成仏しちゃおうかなぁ』
クォヴレー「ぜひそうしろ」
イングラム『いや嘘、ごめん、調子に乗りすぎた』
クォヴレー「はぁ……大体背後霊、何故貴様まで意欲に沸いているんだ?」
イングラム『あわよくば体借りてグレちゃんと一緒に入るなんて考えてないよ?(略)』
クォヴレー「略してないぞ、全貌そのままだ。アストラナガン」
ディストラ「ライバルは一人でも排除しておきまーす!w」
イングラム『しまっwwwちゃんとモノローグにしてくれ作者www』
クォヴレー「ところでアストラナガン、このチラシはどこで手に入れた?」
ディストラ「え?商店街で買い物しましたら袋に入ってましたよ?他にも街の至る所で目にしてますけど……」
クォヴレー「む……それはマズイな」
ディストラ「?」
クォヴレー「俺が乗り気でなくとも参加させられるかもしれない。この街の住人はそういった人達が多いからな……」
ディストラ「例えば誰です?」
アーク「ふふふ、ははは!遂に俺の時代が来るんだな!?そうなんだな!?」
レラ「ジキミ……うるさい……」
アーク「ちょ、一旦ビットはしまって!ごめん確かにうるさかった反省してる!」
咲美「朝から騒いで、どうしたの兄さん」
アーク「このチラシを見ろ!近々この街を舞台にして一大ロボットタッグバトルが開催されるらしい!」
咲美「ふぅん」
レラ「……」←(爪をいらってる)
アーク「おぅい!いかにも「興味ないです」って顔するなよ!」
レラ「だって……興味……ない」
アーク「ったく、この優勝商品を見てもそう言ってられるか!」
咲美「え~っと、“優勝者には豪華北海道秘湯の地、二泊三日ツアー”?へぇ、中々面白そうじゃない」
アーク「だろう!?もしこれに出場すれば、出番が増えるし!優勝すればモテモテになれるかもしれない!出番も増えるしな!」
咲美「……(なんか出番のが本命っぽいな)」
アーク「で、だ!レラ!」
レラ「な、な……に?」
アーク「是非この俺と、タッグを組んで欲しい……いや、俺はお前とじゃなきゃ嫌なんだ」(真剣な顔)
レラ「そ、んな……急に……言われ……ても」(///)
アーク「(お前がいれば俺何もしなくてもいいっぽいし)」(真剣な顔)
咲美「……(兄さん、大方何考えてるか予測できるな。でも今のレラには……)」
レラ「そこまで……本気……なら……」
アーク「いいのか!?よっしゃー!!恩に着るぜレラ!」
レラ「その……代わり……中途、半端は……」
アーク「わぁーってるよ!俺が狙うのはただ一つ!優勝だ!」
咲美「やれやれ……ま、二人とも程ほどに頑張ってね?」
レラ「う……ん」
咲美「(レラも最近の兄さんに対してはNT発動してないし……なんとかは盲目ってことかな?)」
アーク「そうと決まれば俺の機体を調達しないとな!」
咲美「え、機体!?」
アーク「あぁ、だってこの出場参加条件は……」
ルナ「機体所有者に限る、じゃと?」
キャクトラ「えぇ、一応“ロボット”タッグバトルなので、自機を所有していないと参加出来ないんです……」
ハザリア「それは親父殿の機体でもいいのか!?」
キャクトラ「基本的に他の者の機体を借りるのは法度ですが、“二世代”ということもあって参加者の一世代上、つまり両親の機体ならば拝借可能のようです」
ハザリア「そうかそうか!これでようやく俺の勇姿が顕現するのだな!>>819ランは取れなくとも、俺様の偉大なる姿を特と見るがいい!」
ルナ「ええいやかましい奴だ!……してキャクトラ、お主も出るのか?」
キャクトラ「正直、私はあまり乗り気ではありませんね……ただ」
ルナ「ただ?」
キャクトラ「いえ……(姫様の側近としてならば、例え死なばもろとも……だが姫様自身、そのようなことは望んでおられぬだろう)なんでもございません」
ルナ「ふむ……(私は
ルナシオーネがあるから問題は無いな。父様と共闘など望んでは贅沢、かの)」
ハザリア「ふははは!俺様のバイクラン!しかと目に焼き付けてくれる!」
キャクトラ「あ、タッグなんでパートナーがいないと参加出来ませんよ?」
ハザリア「わははは……なにっ!?」
リトゥ「うーん、私は自分の機体が……あれ?あったっけ?なんか平行世界にあったような気も……ん?何で私平行世界なんて口にしてるの?」
マイ「……(あの馬鹿を誘ってみるか)」
シュウヤ「フフフ……」
クリス「シュ、シュウヤ?なぜそんな笑みを……?」
シュウヤ「何を言っているのです。私はいつもこうやって笑っているではないですか」
クリス「そ、そうですけど……(なんか恐い!)」
シュウヤ「フフフ……造作も無いですよ」
ルサイケ「うふ……ふ……爺、力を貸して……下さいな」
ケイサル爺「か、構わんが……根源を呼び覚まさん程度にな?」
ルサイケ「分かっていますとも……(お姉さまと流しっこ!)」
ケイサル爺「我が孫ながら怖いなぁ……」
アイミ「何見てんの~?」
ミナト「よう。ちょっとこれをな」(チラシを見せる)
レイナ「なになに……ロボットタッグバトル?はぁ~誰よこんなん開催しようとしてるの。とんだ派手好きね」
ゼラド「でも楽しそうだよね?優勝商品が温泉だって!」
クリハ「温泉かぁ……」
アイミ「へぇ、混浴付きなんだ……」
ゼラド&クリハ(ピクッ)
レイナ「ふむふむ……なるほど、派手なだけはあるわね。おーい純情少年~!」
ヴィレアム「おまえ、あんま大きい声でそういうことを言うな!……で、何の用だ?」
ミナト「これだよこれ、ロボタグ」
ヴィレアム「え、この街全体でか!?」
レイナ「そうよ~かなり気合い入ってるでしょ?しかも景品は温泉よ!」
ヴィレアム「はぁ……よくもまぁこんなに大袈裟に……」
レイナ「混浴付き」
ヴィレアム「……」(鼻血出しながら卒倒)
アイミ「ちょ、ちょっと!大丈夫!?」
レイナ「(相変わらずからかい甲斐のある奴w)……にしても本命は」
ゼラド「オニイチャントオンセンオニイチャントオンセン……」
レイナ「……あんたもつくづく報われないわね」
ヴィレアム「ほ……とけ」
クリハ「トウキ!」
トウキ「……!?はは、考える事は同じか?」
クリハ「どうやらそのようね」
トウキ&クリハ「(この勝負、貰った!)」
レイナ「(あたしはどうしよっかな……)」
イルス「というわけでダ~リン!僕と組むっちゃ!w」
タカヤ「痛っ!何がというわけですか?!いきなりバディアタックしながら言われても分からないですよ!?」
レモン「待った待った!タカヤはあたしと組むの!」
ミィ「私も組みたい……ですの」
タカヤ「え?え?何の話?」
イルス「僕とダ~リンの中を切り裂こうなんて、そうはさせないゾ!☆」
タカヤ「ぜ、全然話が見えないゾ!」
レモン「どこまでも目障りな女ね!成敗してくれる!」
ミィ「参る……ですの」
イルス「かかってこい小姑め~!w」
タカヤ「誰か!説明プリーズ!!」
ラン「これや!」
ゼフィア「む、どうした突然」
ラン「ゼフィアちゃん!うちと組んで優勝や!ほんで二人仲良く温泉浸かって精神を研ぎ澄ますんや~!」
ゼフィア「何やら全く話が分からんが、精神鍛錬するのだな?」
ラン「そうや!」
ゼフィア「ふむ、ならば俺も……」
ガラガラ(道場のふすまが開く音)
スレイチェル「友よ!私も同行させてもらおう!」
ゼフィア「む、お前もどうした突然……」
ラン「ぶっぶー、残念でした~。ゼフィアちゃんはたった今うちと組むことになったんですー」
ゼフィア「いや、組むとはなんだ?」
スレイチェル「ヴィルベル!友と組み、絶大なる効果を発揮するは私の務め」
ゼフィア「いや、組むとはなんだ?」
ラン「それやったらうちもゼフィアちゃんとなが~い間稽古を共にしてきたで?シンクロ率で言うたらうちの方に分があるんちゃうかなぁ?」
ゼフィア「いや、シンクロ率とはなんだ?」
スレイチェル「友よ!私とロボットタッグバトルに出るのだ!」
ラン「いいや、うちと出るんや!」
ゼフィア「いや、ロボットタッグバトルとはなんだ?」
クォヴレー「などなど、この世界は異質ながらもかなり次元性が安定している。彼らのように鎹があるからとも言えるが」
ディストラ「はぁ、でもそれだけだと別段何も問題ないのでは?」
クォヴレー「……だといいんだが」
アクア「こ、これよ!!」
アルベロ「んん?」
ルアフ「どうしたんだい?またいつもの発作?」
ラミア「かもしれないわ」
アクア「いつものって何ですか!?発作ってなんですか!?これですよこれ!」
アクセル「あぁ、生徒達で話題になってるやつなんだな、これが」
アクア「そうです!これに出れば、間違いなく私の汚名が返上できるわ!ヒューゴ!出るわよ!」
ヒューゴ「えぇ?何で俺が?」(煎餅食べながら職員室のテレビ見てる)
アクア「何で!?ガルムレイドは二人じゃないと動かせないのよ!?」
ヒューゴ「がるむれいど?」
アクア「ちょっと!!何で自分の機体を忘れてんのよー!!」
ミッテ「あらあら、今日のアクアは元気ね」
AI1「こんなことでもないと目立てないからでは?」
ミッテ「それは少し違うわ。こんなことがあってもアクアは目立てないものよ」
AI1「成る程。学習」
アクセル「ふぅん、暇つぶしには持ってこいかもな。ラミア、出てみるか?」
ラミア「え、私とでありますか?」
アクセル「最近体なまってるからなぁ……久しぶりに「悪」になってみるのも悪くない」
ラミア「隊長……素敵」
アクア「ふふふ、見てなさいよ~私の勇姿、しかと目に焼き付けるがいいわ!」
ヒューゴ「そのセリフ、ハザリアもさっき言ってたぞ」
アクア「うそ!?被った!?」
駒は揃った 全ての楔を解き放ち 悠久の願いを手に掴むのは誰だ!
ゴーンゴーン
大きな振る時計は鳴り響く
果たしてこの因果を作り上げたのは一体誰なのか
「それも私だ」
SRWOG:2ndG.
二世代的機械共闘大戦編
待て次スレ!!
もし無理でも、本スレに書けなかった~で駆け抜けろ、
ダイゼラド!
ところでタイムダイバーさんとディストラ姉さんはどこに行ってたんですか?
最終更新:2010年01月18日 03:45