ワカメの切り払い

15代目スレ 2006/11/29

キャクトラ「友よ、今日のライブパフォーマンスなのだが、
 『俺はワカメケーキに感謝している。スウィーツにならなければ味噌汁の具になっていたから』
 というのはそろそろ飽きられていると思うのだ。ワカメケーキはどう考えても不味いし。
 昨晩いくつか案を考えてきたから、ライブハウスに着くまでに打ち合わせをしようではないか」
ヴィレアム「なんでお前はそんなにワカメタルに対して積極的なんだ?」
ゼラド「あれ、ヴィレアムくん?」

ヴィレアム「ゼラド! なんでライブハウスなんかに!?」
ゼラド「レイナに新聞部の手伝い頼まれちゃって。
 今年のワーストバンドのライブに潜入しようっていう企画なんだけど、
 わたし、このODEっていうバンド、ちょっと苦手なんだよねぇ」
キャクトラ「ワーストだと! それはワカメタルへの冒涜と」
ヴィレアム「お前黙ってろ。
 その、なんだ。それは大変だな。どうしてもイヤなら、断ってもいいんじゃないのか?」
ゼラド「ヴィレアムくんたちはなんでこんなとこにいるの?」
キャクトラ「なにを隠そう我々こそODEのしょうた」
ヴィレアム「バイトだよ! もう、ほんと、どうってことないバイトなんだ!」
キャクトラ「バイトではなくバンド・・・」
ヴィレアム「じゃ、俺たち行くから!」


 SOUSHITSUせよ! SOUSHITSUせよ!

ゼラド「うぅ~。来てはみたけど、やっぱりうるさいだけだよー」
アオラ「うおぉっ! 今日のレミュさんのビットドラム奏法やべー!
 ハートにズキュウゥゥンと突き刺さるぜ!」
ゼラド「なんでかアオラはいるしぃ。
 それにしてもあのドラムの子のビット使い、どっかで見たような?」

ヴィレアム「やばい! この会場のどこかにゼラドがいる! バレるわけには・・・」
キャクトラ「今だ友よ、ダイブするとき!」
ヴィレアム「うおぉぉっ! それじゃ行くぜ! 新曲『切り払い行進曲』!」
キャクトラ「友よ、わかっているぞ。やはりお前はワカメモンスター!」

 インファイトもガンファイトも予知能力もすべて不要!
 切り払い技能さえあればいい!

アオラ「イェーイ! 切り払い技能さえあればいい!」
ゼラド「うぅ。援護技能も必要だよぉ」
アクセル「なんだなっ!」
アオラ「ニュータイプ至上主義の豚もノリノリだぁーっ!」
ゼラド「うわ、こっち来る! 来ないでぇ~」

 切り払い技能さえあればいい! 切り払い技能さえあればいい!

ヴィレアム(まずい。ゼラドに近づいている! バレるわけには・・・!
 どうしたらいい!? どうしたら・・・!?)

ヴィレアム「これがワカメの切り払いじゃーっ!!」

アオラ「うぉーぉ! やっぱり、ヴィレカイザーさんがワカメをお湯で戻してできたのが
 うちの姉ちゃんだったっていう噂は本当だったんだぁーっ!」

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最終更新:2010年02月17日 00:03
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