15代目スレ 2006/12/23
投下します。気に入らなかった方はスルーしてください
ゼラド「わぁーどうしたの?いつもより豪華だね」
ゼオラ「今日やっと、2ヶ月にぶりにアラドが出張から帰ってくるの♪」
ゼラド「お父さんも楽しみだろうね」
Trrrr
ゼラド「もしもーし、お父さん?えっ、帰れない?」
ピシッ
ゼオラ「・・・」ドヨーン
ゼラド「仕方ないよー。お父さん軍人なんだから、上官の接待があると出なきゃだし」
ゼオラ「分かってるわよ・・・アラドは教導隊だもの。色々な事をしなくちゃいけないし、
私を優先してくれない事もあるわ。・・・今頃美人上官の接待して、私の事なんか」
ゼラド「(いつも母さん優先だから、堪えるのかな?)愚痴るなら直接お父さんにしたら?」
ゼオラ「ダメよ・・・アラドが頑張ってるのは私たちの為だもの・・・」
ゼラド「頑張ってくれるのはいいけど、家庭の約束は護ってほしいなぁ」
ゼオラ「両方大事だから仕事してるの。邪魔はできないわ」
ゼラド「もしかして浮気してるかもよ?」
ゼオラ(ガーーーーンッ!!)
ゼオラ「女の子は傷つき易いのよー」
ゼラド「私も女だけど・・・」
ゼオラ「だから恋するの。護られたいのよ。で、男はそれに付け込んで近付いてくるの・・・ゼラドは彼氏とかいないの?」
ゼラド「そこで聞いてくる・・・それ以前に私もてないもんっ。どうしてかなぁ」
ゼオラ「デ コ。デコが悪い」
ゼラド「!!?」
ゼオラ「だから、お母さんがデコレーションしてあげる♪」
ゼオラ「巫女さんお願いします。主人をかえしてください」
ゼラド「私には神通力も念動力もないよぉ」
ゼオラ「人は恋をすると、何故強くも弱くもなるの・・・」
ゼラド「(あれっ?)」
ゼオラ「母としてしっかりしなきゃダメなのに、どうしてこんなに胸が切なくなるんです・・・?
子供達がいるから、私は私を見失わずに頑張っていられるけど、お酒で誤魔化さないと押し潰されそうなの・・・
抱き付いていっぱい×2ナデナデして欲しいよぉ・・・アラド・・・」
ゼラド「ナデナデ・・・」
ゼオラ「ひゃっ!今 私 何を・・・」
ゼラド「酔い過ぎだよ・・・」
ゼオラ「ははは・・・ははははははっ」ガシッ(1升瓶を掴み)
記 憶 を 失 えぃ
久保「・・・アラドからお詫びのプレゼントを持ってきたのだが」
青ワカメ『大惨事になってる。この状況では渡せん』
最終更新:2010年02月17日 00:07