OG町ソーラーカーレース

31代目スレ 2010/2/7

 パーン パーン
トウキ「さあ始まりましたOG町ソーラーカーレース。
 まずは全選手入場です!

ゼラド「頑張るからね!」
ヴィレアム「あんなに頑張って準備したんだ。きっと勝てるさ」
キャクトラ「頑張ってください!」

トウキ「大会一週間前から準備を進めていたチームバランガ、
 車体の仕上がりも上々のようです。
 いま、ドライバーのゼラドが乗ってピットインします」

ミスティリカ「頑張ってくださいね、ゾンボルト先輩。
 これで勝ったら、融通してあげていたパチンコの負け分チャラにしてあげますからね」
ゼフィア「・・・・・・うぅっ」
ラン「ゼフィアちゃん、いまいくら負けてんの」
ゼフィア「ちょっと口にするのがおぞましい額だ」

トウキ「イヤな構図です! ゼフィア先輩、懐を握られています!
 しかしミスティリカさん、なぜそんなにおカネを持っているのでしょう!」
ミスティリカ「バイト頑張りました!」
トウキ「尽くすタイプの変態です! なんてめんどくさい!」

マーズ「あか、あか、あかーっ!」
ミズル「ダメだよ、このクルマはキタノブルーに塗るの!」
マーズ「やー! ショーボーシャみてーに真っ赤っかにすんのー!」
ミズル「ドライバーはおれだよ?」
マーズ「オーナーはおれだい!」
ラーナ「どっちでもいいから、さっさとしてください」

トウキ「おっとお子ちゃまチーム、これは珍しい。
 ドライバーとオーナー間で車体色についてモメています!」

ハザリア「頼んだぞ、変態妹よ。これで勝ったら家賃タダだからな」
ルル「まあ兄上、どれだけヤマトナデシコ七変化でひっぱるつもりなんですの」
ルナ「しかし、なぜこのレースで勝ったら家賃がタダになるのだ」
ハザリア「スポンサーがケイサルじじいらしい」

トウキ「ムダにおカネ持ってます! ケイサルじじい!」

咲美「頑張ってね兄さん」
アーク「なんで俺がこんなことを」
咲美「最上重工の総力を結集して開発したマシンなんだからね!
 これで負けたら最上重工の社名に関わるわよ!」
アーク「重い! なんかすげぇ重い!」

トウキ「サッキー咲美オーナーがいらないプレッシャーをかけている仲、
 全車いっせいに出走していきます!」

 パーン!

トウキ「さあ! まずトップに躍り出たのは最上重工のアーク車!
 子供の大会だというのに大人げなく最上重工の総力を結集させただけあって、
 やはり機体性能ではトップなのでしょうか!
 どうでしょう、解説のヒューゴ先生」
ヒューゴ「アルトリートって、アトリームって似てるよな」
トウキ「ヒューゴ先生が早速解説役を放棄しています!」

 ブアァァァン!
トウキ「あとから続くのはバルマーチームのルル車!
 ゼラド車と、だいぶ遅れてゼフィア車、ミズル車となっております!」
ヒューゴ「お子ちゃまチームはスタートでまたモメて遅れているようだな。
 ゾンボルト車が遅れているのは、ドライバーが筋肉質で重いからだろう」
トウキ「たしかにドライバーは軽い方が有利なはずです!
 ゾンボルトチーム、これは人選ミスなのかぁーっ!?」

ミスティリカ「鈍重な筋肉に足枷をはめられてるゾンボルト先輩を見て
 眼鏡曇らせてるわたしって、なんて最低な屑なのかしら」

トウキ「計画通りだった模様です!」
ヒューゴ「アトリームってアルトリート家に支配されてたのかな」
トウキ「どんだけアトリームとアルトリート家の関係に興味津々なんですか!」
ヒューゴ「クリスタルハートはクリハって略すらしいぞ」
トウキ「それを私に伝えてどうしろというのでしょう!」

ミズル「さあ、おれのハンドル捌きは性格悪いよ!」
 プアァァァァンッ!

トウキ「あっと、ここでミズル車が追い上げる!
 やはり普段から違法にハンドルを握っているだけ会って、
 運転技術には一日の長があるようです!」
ヒューゴ「実は先生、オートマ限定なんだ」
トウキ「機動兵器乗り回すサイボーグが、そんなことで許されると思っているんでしょうか!?」

ミズル「さあ、行くよ!」

トウキ「おっと、これは凄い、ミズル車、ゼフィア車、ゼラド車、ルル車をゴボウ抜き!
 あっという間にアーク車に追いすがります!」

アーク「うわぁぁぁぁ! 来てる! 後ろからメッチャ来てる!
 怖い! 音とかスピードとか、マジ怖い!」

トウキ「ドライバーの不慣れが如実に出ております!
 アーク車、じりじりと速度を落としています!
 そこを! ミズル車がマクリ一発で追い越した!
 これでトップ交換! 勝負は後半戦にもつれ込んでいきます!」
ヒューゴ「どうせクラッシュしても死なないんだから死ぬ気でやればいいのに」
トウキ「教え子に対して鬼ですかあんたは!
 おっとここで第2陣にも動きがあった模様!
 ゼラド車がルル車を追い抜いています!」
ヒューゴ「バルマーチームのドライバーは、若干体力面で不安がありましたからね」
トウキ「持久力だぁー! ルル選手、持久力がなかったぁーっ!」

ゼラド「負けないもん!」
アーク「うわぁぁぁっ! もう、早く終わってくれぇぇっ!」
ミズル「うっふふ、来たね、負けないよ」

トウキ「ゼラド車! 追い上げる! 追い上げる!
 じりじりと交代していくアーク車を追い抜く!
 トップを走るミズル車に追いすがるーっ!」

 プアァァァァンッ!
トウキ「おっと、ここで猛烈な勢いで差し込んでくるマシンがあるーっ!」

ルサイケ「・・・・・・」

トウキ「ルサイケ車だぁーっ! って、あれ、エントリーしてたっけ」
ヒューゴ「実はエントリーしていたらしい。いままでいっさいカメラが当たらなかっただけで!」

ケイサル「ゆくのじゃルサイケ! 賞金を取りぱぐれないために!」

トウキ「セコい! これはセコイ!
 意外とカネと不動産を持っているケイサルじじい、意外とセコかったぁーっ!
 賞金を孫に取らせるべく、いま悪霊の力を結集させるーっ!」

ル=コボル「ンモー、感謝するモン」
ラルヴァ「勘違いするな、我等はただ、童女と童子を求めているのみ」

トウキ「ロリとショタのラスボスふたりのパワーも加わったぁ!」
ヒューゴ「この、ダメラスボスどもめ」
トウキ「ラスボスがおばはんだったひとがなにいってるんでしょうか!」
ヒューゴ「ところで、やっぱり惑星アトリームって」
トウキ「どんだけアトリームに興味津々なんすか!
 ルサイケ車、トップを奪い去ると同時にゴール!
 なんなんでしょう、この、まさかのルサイケの流れは!」
ヒューゴ「クリスタルハートをクリハって略されると、やっぱりちょっとギクッとするだろ?」
トウキ「ヒューゴ先生はやっぱり約に立っていませんでしたぁーっ!」

ゼラド「う~ん、くやしい、負けちゃった!」
ヴィレアム「いや、頑張ったよゼラドは」
ディストラ「わかったでしょう、ゼラドちゃん。
 ソーラーカーなんかより、お姉ちゃんの方がずっと速いんだから!」
ゼラド「お姉ちゃん、ソーラーカーに対抗心燃やさないでよ」

ハザリア「くわぁぁっ! ダメ妹め! 貴様のおかげで家賃タダが!」
ルル「面目ございませんわーっ」
ルナ「何故お前達はそうまで家賃に必死なのだ」
ルサイケ「・・・・・・つか・・・・・・れた・・・・・・」

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最終更新:2010年12月23日 13:42
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