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ワカメタルの告白

31代目スレ 2010/4/24

ヴィレアム「もうイヤだ! 俺はODEをやめる!」

レラ「・・・・・・」
キャクトラ「またいつもの病気か、とレラ殿も若干耳にタコな様子だ、友よ」
ヴィレアム「もともと俺はワカメタルなんてやりたくなかったんだよ!
 もっと、こう、MCハマーみたいなオシャレでポップなラヴソングをやりたいんだ!」

イングレッタ「MCハマーは、オシャレでポップなラブソングなのかしら?」
キャクトラ「は、なにぶんMCハマーのことは寡聞にして詳しくないので」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「違うだろ、とレラ殿は即答しておられますが」
ヴィレアム「とにかく俺は、もうワカメタルなんてイヤなんだぁーっ!」ダッ
キャクトラ「あっ、友よ!」

 ばたーん

キャクトラ「行ってしまったな」
レラ「・・・・・・」
キャクトラ「どうせすぐに戻ってくるだろう、とレラ殿は仰いますが」
イングレッタ「そうね、そろそろODEは解散しましょうか」
レラ「!」
キャクトラ「なにを仰いますイングレッタ殿! レラ殿も耳を疑い言葉もない様子!」
イングレッタ「ゴホッ、ゴホッ!」
キャクトラ「イングレッタ殿!」
レラ「・・・・・・!」
イングレッタ「フフフ、こんなの、全然デッドエンドシュートじゃないわね」ゴフッ
キャクトラ「イングレッタ殿ーっ!」

 【OG町の道ばた】
ヴィレアム(やめるんだ、今度こそワカメタルをやめるんだ!)

ヴィレアム(はっ、あれはゼラドたち!)

ゼラド「誰か、キーボードいないかなあ」
マキネ「ルナルナとか弾けたんじゃなかったけ」
ユウカ「あのころのLUNA SEAはね」
マキネ「ユウカりんて案外音楽の趣味が俗っぽいよね」

 【物影】
ゼラド(そうか、ゼラドはキーボードを探してるのか。
 よし、俺もMCハマーになろうと決めた男だ!
 MCハマーがキーボードやってたかどうかはよく覚えてないけど、きっとやってる! ハマーなら!)

 【道ばた】
 ポロン ポロン
ヴィレアム「ゆー・きゃんと・たっち・でぃす、ゆーきゃんとたっちでぃす♪」

ヴィレアム(ふふふ、こうやって路上で弾き語りをしているところをゼラドに披露して、
 バンドに誘われようって寸法さ!)

ヴィレアム「まい・まい・まい~みゅーじっくひっとみー♪」

ヴィレアム(コードがこれで合ってるかどうかはわからないけれども!
 キーボードなんて指で叩けば音が出る楽器なんだから、練習すれば楽勝さ!)

ユウカ「マッキー、キーボード見つかった?」
マキネ「女の子限定だとなかなかねえ」
ユウカ「そんなくくりあったの」

ヴィレアム(なぁぁっ!?)

ユウカ「あれ、なんか弾いてたんじゃない?」
マキネ「どうでもいいんじゃない?」

ヴィレアム(まさかゼラドがガールズバンドを結成しようと目論んでいたなんて!
 くそぉっ、俺にひと言の相談もなく!
 だいたい、ギター習うんならあんな不登校児より俺のとこにくればいいのに!)

 てってってってって
紗駆「ださっ」
ヴィレアム「はぁっ!?」

 【イェーガー家 夜】
ヴィレアム(うぅ・・・・・・、まさか小学生にダサッといわれるとは。
 MCハマーといえば小学生に大人気のはずなのに!
 いや、小学生に大人気だったのはMCタカーだったような気がするが、
 でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。 重要なことじゃない)

ヴィレアム(いや、MCハマーで大丈夫だ。大丈夫なはずなんだ。
 俺の音楽史上、MCハマーに外れはない!
 きっと俺のMCハマー度が足りなかったんだ。
 よし、もっとMCハマーに近づくために、MCハマーの研究をするぞ。
 インターネットで!)

 【翌日 道ばた】
ヴィレアム「お客様、携帯電話お探しな感じですかぁ~?」

ヴィレアム(ふふふ、MCハマーは音楽でコケていたひと頃、携帯電話のセールスマンをやってたんだぞ。
 Wikipediaにそう書いてあった!
 これで俺のMCハマー度はバツグンだ!)

 てってってってってってっ
紗駆「カッコ悪っ!」

 【イェーガー家 夜】
ヴィレアム(うぅ・・・・・・、まさかまたしても小学生にダメ出しされるとは。
 俺は、大人から子供まで楽しめるMCハマーみたいなミュージシャンになりたいのに。
 きっと、まだまだ俺のMCハマー度が足りないに違いない!)

 【翌日 道ばた】
ヴィレアム「あなたは、神についてどう思いますか?」

ヴィレアム(ふふふふ! これが最後の手段だ!
 MCハマーはいよいよ音楽でイケなくなった時期、宣教師に転職していたんだ!
 これで大人から子供まで、迷える子羊をMCハマーに染め上げられる!)

 てってってってってって
紗駆「耳が受け付けない」
ヴィレアム「なぁっ!?」

 【イェーガー家 夜】
ヴィレアム(まさか、またしても小学生にウケないなんて!
 いや、MCハマーに罪はない! むしろ小学生にMCハマーは高度過ぎたんだ!
 よし、今度はもっと小学生に歩み寄ってみるぞ!)

 【翌日 道ばた】
ヴィレアム「うんこ~、ちんちん~、うんこ~、ちんちん~♪」

ヴィレアム(ふふふふふ! これでどうだ! 小学生の大好きな下ネタだぞ!)

 てってってってってってってって
紗駆「アホかっ!」

 【イェーガー家 夜】
ヴィレアム(くそっ、くそっ、小学生め!
 MCハマーが、MCハマーがどんだけ俺の中でヒットなのか知らないくせに!
 下手したらMCハマー全盛期に産まれてないくせに!
 くそっ、なにがいけないんだ、なにが!)

 【OG町 道ばた】
紗駆「最近、このへんでヘンに古くさい歌歌うひとがいるんだ」
ミズル「危ないなあ、近づいちゃダメだよ、そんなひとに」

 SOUSHISTUせよ! SOUSHISTUせよ! SOUSHISTUせよ!

ヴィレアム「俺はオリュンポスのテロリースト!
 昨日母さん忘れたーぜ、明日父さん忘却してやる!
 SOUSHISTSUせよ! SOUSHISTUせよ!」

紗駆「うわぁっ、なんだっ!?」
アオラ「うぉーっ! ヴィレカイザーさんがご降臨成されたぞーっ!」
ルル「あれは、ワカメエクササイズですわぁーっ!」

キャクトラ「やはりな、行きますぞレラ殿!」
レラ「・・・・・・!」

 ジャジャジャジャジャジャジャジャ!
 ダダダダダダダダダダダダダダ!

アオラ「うぉーっ! キャク様とレミュさんも現れたぞーっ!」
ルル「なんという安定感なんですのぉーっ!」
紗駆「なんなんだ、このひとたちはいったい!?」

ゼラド「もう! またあのヘンなバンド! 小学生の子にまであんな音楽聴かせて!
 こらーっ!」

アオラ「あっ、姉ちゃん邪魔するなよ!」
ルル「ゼラド様といえどヴィレカイザーさんをディスRXるとは許せませんわぁーっ!」
ゼラド「こらっ! 子供にヘンな音楽聴かせちゃめーっでしょ!」

ヴィレアム(はっ! しまった! ついノッてしまって、またヴィレカイザーになってしまった!
 いけない! こんなことは、もうやめにしなくちゃ!)

ヴィレアム「おっ、俺は!」
ゼラド「えっ?」
ヴィレアム「俺はヴィレアム・イェーガーである」

キャクトラ「友よ!」
レラ「・・・・・・!」
ゼラド「なにいってるの! ヴィレアムくんがそんなカッコしてるわけないじゃない!」
ヴィレアム「えぇっ!」
ゼラド「まさか、アオラだけじゃなくてヴィレアムくんにもなにかするつもりなの!」
ヴィレアム「いや、これはメイクで」
ゼラド「ヴィレアムくんに指一本でも触ったら許さないんだからね!」
ヴィレアム「ええと、ええっと、だから、その」

ヴィレアム「好きです、付き合ってください」
ゼラド「へ?」

キャクトラ「友よ!」
レラ「・・・・・・!」

ゼラド「お断りします」
ヴィレアム「なっ!?」

ゼラド「だった、わたし、その、好きな人がいて、
 その人は小さいころから、なんていうんだろ、なにいってるんだろ、わたし」

ヴィレアム「うぉーっ! MCハマーなんて、最終的に自己破産してるんだぁーっ!」
ゼラド「えぇっ! どうして突然MCハマーの財務状況を!?」

ヴィレアム「うぉぉぉぉぉぉぉぉ~!」
キャクトラ「友よ、やはりお前は、ワカメモンスター!」
レラ「・・・・・・!」

ゼラド「はぁ、なんだったんだろう、あの人。
 でもわたし、なんで素直にお兄ちゃんが好きっていえなかったのかな・・・・・・?」

イングレッタ「フフフ、病み上がりに、わたしの大脳皮質もデッドエンドシュートよ」
フィリオ「まだまだ、死ぬわけにはいかないみたいだね」

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最終更新:2010年12月23日 13:53
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