【初出】
SII巻
【解説】
[
百鬼夜行]の乗客だった、一本角の直立する蜥蜴のような“
徒”
ギヴォイチスが持っていた、宝具らしき剣。
華美な装飾が施されている。
持ち主の“徒”が語るには中世の『
大戦』で
フレイムヘイズ『
万条の仕手』を屠ったという事だが、言うまでも無く嘘であり、他にも彼の言うことは大法螺ばかりなので、実際にこの剣が業物なのかだけでなく、もはや本当に宝具なのかどうかすら怪しい状況である。
なお『スクレープ』を所持していた
ギヴォイチスは、本編開始の二年前に[百鬼夜行]に唆されて『
万条の仕手』
ヴィルヘルミナ・カルメルを襲撃した際に、顰蹙を買った彼女にあっさり討滅された。
【由来・元ネタ】
英語で『擦り取る』という意味の「scrape」からだと思われる。
あるいはデンマーク史『ゲスタ・ダノールム』に登場する宝剣「Skuraeppr」だろうか。
最終更新:2025年04月03日 18:18