叫舞 まゆ - stci2 @ ウィキ

「走ってればまた会えるって言ったのはいのりんだよ」

「だから、探しに行く。」

名前		叫舞 まゆ
愛称		まゆ氏・ギャル・ぎゃるぴ
出身地		日本🇯🇵
誕生日		7月10日
転入日		2025年04月30日
職業		Cats Best Custom
活動者名		まゆ氏
SNS		X (旧Twitter)
配信場所		YouTube

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目次

基本情報 -Basic Information-

とある街で走り屋をしていたが「本当の走り屋の街を探す」と旅に出て各地を転々としていた。

前の街でお世話になった江洲治 シゲオから「専属メカニックとしてきてほしい」との話を受け、二つ返事で街にやってきた。



ドリフトに狂っており様々な峠で走り回っていたが、事故で愛車と師匠を失った。

その事故に巻き込まれて行方不明になった親友を探している。



ギャングだった過去もありながら旅の途中で警察も経験し、チェイスと銃の扱いにさらに磨きがかかっている。

もちろん犯罪の知識も。

善か悪かどちらに転ぶかはその時の気分次第。



【性格】

実はとてつもない人見知り。

関西弁のビジネスギャル。

基本的にはだれにでもフレンドリーに接するため顔が広い

気を付けてはいるが口が悪く、短気でキレやすい一面も。引き金は軽い。

曲がったことが大嫌いで感情論を好まない性格。

喉に目玉おやじを飼っている。

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メインストーリー -Main story-

序章

【はじまり】

とある街を去り、新たな街でもう一度集まった走り屋たち。

かつての仲間でまた走れると峠やサーキットを走っていた矢先、事件が起きる。

事故による愛車の炎上、それに伴うメカニック店舗を巻き込んだ大きな山火事。

集まった仲間は皆生死不明で行方不明、師匠は死亡という悲劇から叫舞 まゆはもう一度旅に出ることを決めた。



『走ってれば、また会える』



親友　海瀬いのりが言っていた言葉を信じて走り屋の街を探していたところ、江洲治 シゲオから声がかかった。

何の因果かそこはレースの街。

江洲治 シゲオ、湾田 わんず、大道寺 蘭、この四人が集まったのは運命か、宿命か。



そして届いた手紙。



「差出人：海瀬いのり」



時を同じくして江洲治 シゲオにも同じ手紙が届く。

絶対に彼女を見つけ出す。

四人のストーリーが少しずつ動き出した…

【写真と時計】

深夜三時、静けさに包まれたメカニックで叫舞 まゆは色あせた一枚の写真と薄汚れた時計をバッグから取り出した。

それを眺めながら「懐かしいなぁ」と小さな声でこぼす。



始まりは何も持たなかった。

『ニートしてたら親に追い出されたんです』

そうアニキに言った言葉も本当は嘘だった。

両親を殺し、日本にいられなくなったから逃げてきた。

きっとアニキのことだからすべて知った上でロスサントスに呼んでくれたんだろうけど。



あの街を出るときにはもっとたくさんのものを持っていたな、と思う。

たくさんの人に囲まれて、誰かに救われて、走る道にはいつも仲間がいた。

今もそうだ。

でもいつも一緒にいた親友はいない。

この時計も元は親友のものであり、彼女が大切にしていたものだ。

煤で汚れた時計はあの時で時を止めている。

「返しに来いって言われたから、追いかけてきた」

そう言って一生懸命に走っていた彼女を思い出す。



眺める写真にはかつての走り屋メンバーと親友がいた。

【非通知の電話】

『ぴんくいの』という名前で犯罪などをして名前を轟かせようと動き出した４人。

協力者としてデリシャス タコスに声をかけて、本格的に海瀬いのりを探すことになったが、少し気になることがあった。



「シゲさん、なんかわんわん腑抜けてません？？」



そう、旧友湾田 わんずのことである。

前の街ではシゲさんの後任の警察署長にまで上り詰めたほどの男だがどうにも平和ボケした印象だ。

私の知る彼は泥臭く、不器用ながらも誰かのために必死になれる熱い男だった。

それが今やヘラヘラと笑いながらのんびりスローライフを過ごしているのだ。

いのりんを探すといった時も「え、そうなの？じゃあ俺も手伝うよ～」とふわっとしたノリで協力してくれることになったのだ。

休暇中といえどもあまりにも腑抜けている。



「そうやんな～なんかふわついとんのよ。シャキッとさせなあかんなぁ」



シゲさんとともに頭を悩ませる。



「まぁ、わんわんのことだからそのうちやる気になるでしょう」



なにやら彼女に振られたっぽいし一旦放置でもいいか。

シゲさんと様子を見ることにした。



そうして何事もなく平和に過ごしていた時だった。

深夜にトラックを走らせていると電話が鳴った。

メカニックのお客さんかな？そう思い携帯を開くと【非通知】の文字が。



「しもしも～ぎゃるぴ～」

いつものように電話に出る。

「……」

返事はなかった。

「……誰？」

「…湾田わんずには気をつけろ」

「は？」

ブツッ…とすぐに電話が切れた。

携帯を見つめながらしばし考える。

わんわんに気を付ける？何を？

平和ボケした顔を思い浮かべながらカバンからPCを取り出す。

ギャングで培ったハッキング技術で相手の発信源を割り出そうと手慣れた様子で作業をするが特定は不可能だった。

「ふむ。やりおる。」

自然と口元に笑みが浮かぶ。

「わんわん、ねぇ…」

これは何やら面白いことになりそうだといたずら心に火が付いた。

隠された過去 -Hidden past-

事故の真実

※街で語られていない内容を含みます

「事故で愛車と師匠を失っちゃって…」

そう語る彼女の表情は普段と変わらない。

ドリフトの師匠である中古車屋のオーナーの死。

あの街の彼女なら誰よりも悲しみ、そして苦しんだはずであろう。

だが彼女に悲しみなど微塵もなかった。



師を事故に見せかけて殺したのは彼女自身だったからだ。



あの街で彼女を苦しめた人間のように変わっていく師が許せなかった。

皆が笑って走っていられないことが許せなかった。

だから街ごと燃やしたのだ。

たかだか車の事故で山の麓のメカニックが燃えるはずなどないのだ。



その事実を知っているのは４人のみ。

そこには親友である海瀬いのりも含まれていた。

ただ、４人全員が行方知れずになることは想定外であった。

だから探し始めた。

また皆で笑えればそれでいいと思ったから。



目的のためなら手段は選ばない。

人を殺めることにも躊躇はない。



「いのりん、迎えに来たよ」

止まったままの時計

この街に存在しない人物が登場します

「派手にやったなぁ。俺のメカニックなくなっちまったよ」

燃える山を遠目に眺めながらけらけら笑う男の横で同じように笑いながら煙草をふかす。

二人とも煤だらけで所々火傷が見える。

「これからどうするんですか中川さん」

そう聞くと、中川と呼ばれた男はおもむろに付けていた金の時計を外し、こちらへ放り投げてきた。

慌ててキャッチして顔を見合わせる。



「ギャル、お前にこれを託す。賢いお前なら意味は分かるな？」



どこか吹っ切れたような男の表情にすべてを悟る。

「お互いに、ってことっすね」

この時計が持つ意味を知っているものは少ない。



「時計をね、中川さんに返されたの。突き返しに来いって。だから追いかけてきた。」

海瀬いのりは嬉しそうにそう語っていた。

これは師弟をつなぐもの。そしてまた会えるという約束の証。

それを本人ではなく私に託したということはもう、会わないということだろう。



「中川さん、アニキを頼みますよ」

「いのりんを頼むぞ」

いつかまたどこかの峠で会うかもしれないし、今生の別れかもしれない。



多くは語らずともいい。

信頼されたきゃ行動で示せ。

あの日の激昂が今につながったのだから。



互いが歩き出したその道の先がどうか明るいものでありますようにと願う。

交友関係

旧友/ぴんくいの

名前	関係性	エピソード
江洲治 シゲオ	友人	前の街の元警察署長。メカニック時代のお得意様で、街に呼んでくれた人。 面倒見がよく、ものすごくまともで頼れる人。 ギャングと警察という関係でありながらもメカニックとしての自分を認めてくれていたため恩を感じている。 初日からやんちゃしたり遊びまわって楽しそうで安心している。 海瀬いのりからの手紙を受け取った後ともに探すことに
湾田 わんず	友人	前の街からの悪友。犬猫ライバルコンビの復活(？) めちゃくちゃ反応がいいのでずっといじられキャラのおいしい男。 一生懸命で根はすごく優しい。だが本人には言わない。 初ダウンはわんわんとチリアド山での爆散だった。 駆け落ちしたという噂を聞いたがここにいるということは振られたんだなと憐れんでいる。
大道寺 蘭	友人	前の街からの友人で元同僚。 こっちに来て初めて本名を知ったが旧知の仲なのでなんでもok。 サバサバ系でゲラ気質なノリのいいギャル。 なんでも興味を示すと一緒に行く？といってくれる女神。 見た目が似すぎてよく間違われる。

メカニック

名前	関係性	エピソード
猫宮 月乃	上司	Cats Best Customのオーナー 初日からグイグイ近づいて行ったら怖がられた。 行方不明の親友にどこか似ていて仲良くなりたいと思っている 厳しいが寛大な一面もある不思議な人。 酔うとゲラで手が付けられない。 どこでも寝るので心配になってよく探しに行く。 そんなところも親友そっくりで世話を焼きたくなっている。
万城目 琥珀	上司	サブオーナー。 物腰柔らかで丁寧な人。 服にうるさいらしいがまだ怒られていないのでセーフ。 なにやらオーナーとイチャイチャしている模様。付き合ってるのかは知らない。 酔うとふにゃふにゃでかまちょになっている。
デリシャス タコス	同僚/悪友	初日にATMハッキングに誘ってくれて荒稼ぎした。 ぎゃるの脊髄会話についてこれる面白いタコス チェイスがうまいため安心して隣に座れる数少ないタコス。 かよぺりこでの一件で溝が生まれた(？) 愛称はタコピー。 海瀬いのりを探す手伝いをしてくれることになった。
吉田 なほ	同僚	事故と爆発が多いペンギンさん。 仕事ではまじめみたいで質問したらすぐ教えてくれる。 なんかしめってるらしいが何がかは分からない。 とんでもない借金を背負っているらしい。 愛称は吉P。