アダム-X(Adam-X) / アダム・ネラマニ(Adam Neramani)
概要
体中に装備した刃物と後ろかぶりにしたキャップがトレードマークのミュータント。
シーアー皇族と地球人の血をひいているということ以外、長らくその
オリジンは謎に包まれていた。
オリジン
他人種の遺伝子をシーアー人に取り込み、進化の可能性を探る実験によって作り出された人間の内の一人。
シーアーによって夫である
クリストファーと共にさらわれたキャサリン・アン・サマーズは、殺害される前に実は細胞サンプルを採取されており、それに当時のシーアー皇帝
ディケンの遺伝子を組み合わせることでアダムは誕生した(そのためアダムは遺伝子的には
サイクロップス、
ハボック、
ヴァルカンとは異父兄弟である)。
その後アダムは、皇帝護衛部隊の元隊長であるジョナスによって研究所から誘拐され、辺境の農業惑星でジョナスの息子として、戦い方と農業について学びながら育った(ミュータントとしての能力が発現した際、アダムのルーツは地球にあるとジョナスから聞かされた)。
リランドラがシーアーの皇帝になった後、ディケン派である過激派集団
クリスタルクローによって帝位継承争いに巻き込まれそうになったアダムは、ジョナスの死という犠牲を払いながらも惑星から脱出。
各地をさまよった後、最終的に自身の起源について学ぶために地球に行くことを決めた。
能力
並みの地球人、シーアー人よりはるかに高い筋力や
スピード、反射神経、敏捷性、回復力、視力を持つ。
宇宙船の操縦や、刃物を使った格闘戦、ナイフ投げも得意としている。
ミュータントとして
酸素を大量に含んだ血液に電気を送り、発火させる能力。
敵の血液を酸素に触れさせる必要があるため、まず刃物で敵を攻撃。その後能力を発動させ、出血している敵を内側から焼き尽くす。
発動させる時のキーワードには「燃えろ(Burn)!」がよく使われる。
ただしサイクロップスやハボックには効かず、逆にサイクロップスやハボックの放つブラスト・プラズマ波はアダムには通じない。
また(苦痛を伴うものの)自身の血に着火し大幅にスピードを上げるというテクニックも持つ。
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最終更新:2021年07月27日 01:37