ガーズマン(Guardsman)
初出:Iron Man #43(1971年11月)
属性:特殊な装備を身につけた人間
概要
ARMOR WARS
アーマーの機能
着用者の筋力強化、手のひらからのエネルギーブラスト(リパルサーレイ)、飛行、高空・水中用の生命維持装置などの機能を搭載している。
ケビン・オブライエン(Kevin O'Brien)
初出:Iron Man #31(1970年11月)
属性:地球人、アメリカ人、男性
概要
シカゴ生まれ。太平洋、ラカニ島の
スターク・インダストリーズ支社で発案者・エンジニアとして働いていた人物。
非殺傷光線兵器「スタンレイ」を開発したことから
トニー・スタークに認められロングアイランドの本社工場に異動。トニーと親しくなり、スターク・インダストリーズ研究部門の責任者になった。
トニーと彼のボディーガードである
アイアンマンをサポートする内にさらなる信頼を勝ち得たケビンは
アイアンマンの正体を明かされ、緊急事態に対応するための
アーマー装着者に選ばれた。しかしトニーを助けるべく身に着けたその
アーマーはテストが不十分であり、制御用のサイバネティック回路の一部に問題を抱えていた。
次第に脳に影響を受け始めたケビンは怒りや嫉妬などの感情により暴走し、トニーと敵対。「ガーズマン」を名乗り
アイアンマンと戦うも、強奪した試作型戦車の燃料タンクに
アイアンマンのリパルサーレイが運悪く直撃。トニー側に殺す意図はなかったが、大爆発を起こしケビンは死亡してしまった。
マイケル・オブライエン(Michael O'Brien)
初出:Iron Man #82(1976年1月)
属性:地球人、アメリカ人、男性
概要
愛称は「マイク(Mike)」。ケビンの兄弟でニューヨーク市警の巡査部長。
ケビンの死は偶発的なものだったとする警察の見解に反発し、
アイアンマンによる意図的なものだとして個人的に調査していたがその最中、スターク社に保管されていたガーズマン・アーマーを発見。
アーマーを利用して
アイアンマンに法の裁きを受けさせようとするが、制御用回路の問題は依然として解決しておらず、マイケルもまたケビンと同じように暴走。
アイアンマンを殺害しようとしてしまう。
戦闘中、
アーマーに抵抗したマイケルは意識を失い敗れるが、トニーは彼を警察に引き渡さずに自らの研究室に拘束。トニーは自身の
アイアンマン・アーマーの修復をするが、日本へのスターク社の進出をよく思わない
サンファイアが襲撃してきてしまう。
アイアンマンアーマーの修復は済んでおらず、予備のアーマーも失っていたトニーはガーズマン・アーマーを装着し、
サンファイアとの戦闘に突入。しかしガーズマン・アーマーは欠陥を抱えたトニーの心臓を保護する機能がなかった。
大きなリスクを抱えながらもスターク社やそこにいる人々全てを守ろうとするトニーの姿を見たマイケルは改心し、修復の終わった
アイアンマン・アーマーを装着してサンファイアに立ち向かうが、密かに
アイアンマンを狙っていた
マンダリンの手によって誘拐されてしまう。
トニーは何とか発見した旧式の
アイアンマン・アーマーでサンファイアを撃退し、マンダリンの元からマイケルを救助すると彼に
アイアンマンの正体を明かした。
ガーズマン・アーマーは後にトニーの手によって安全に改修され、ケビンと自身の行動の償いをしようとするマイケルに託された。
アイアンマンのサポートなどをこなした後、警察を退職したマイケルはトニーの斡旋で政府主導のエネルギー研究所兼対超人用の刑務所
プロジェクトP.E.G.A.S.U.S.の警備責任者を務め、その後は
アベンジャーズのサポートスタッフとなった。
最終更新:2023年04月16日 09:53