キッドフラッシュ(Kid Flash)
(キャラクター名、DC)
概要
初代:ウォレス・ルドルフ・”ウォーリー”・ウェスト(Wallace Rudolph "Wally" West)
*ウォリー表記もあり。
概要
元々
二代目フラッシュの大ファンであり、たった一人でブルーバレーフラッシュファンクラブを立ち上げるほどだった。
ある夏
セントラルシティにいる叔母のアイリスを訪ねた際、その恋人であったバリーの『紹介』でフラッシュ本人に出会う。
バリーのアパートの一室でフラッシュを質問攻めにするウォーリーだったが、突然の落雷とバリーの保管していた薬品を受けて能力に目覚めた。
ウォーリーの身に起きた変化を知ったフラッシュはその能力を悪と戦い人々を守るために使ってほしいと願い、ウォーリーはこれを快諾。後にフラッシュからコスチュームを与えられたウォーリーは地上最速のサイドキック、キッドフラッシュとなった。
二代目:バーソロミュー・”バート”・アレン二世(Bartholomew "Bart" Allen II)
概要
元初代
インパルスで後の四代目
フラッシュ。
ティーン・タイタンズ時代に
デスストロークとの戦闘で重傷を負い、後に手術で人工膝蓋骨を得たバートは回復するまでの間、サンフランシスコ公共図書館の蔵書を読み漁った。多くの知識を身に付け心機一転したバートは二代目のキッドフラッシュを名乗ることになった。
三代目:ウォレス・ルドルフ・ウェスト三世(Wallace Rudolph West III)
初出:The Flash Annual Vol 4 #3(June, 2014)
種族:地球人、男性、アメリカ人
所属:
ティーン・タイタンズ等
概要
DCユニバースが一新された
NEW52の後に現れた少年。
肌がアフリカ系で、スーツの上半身が黄色、雷マークの色が赤と、
リバースフラッシュ系の配色。
もともと上記の初代キッドフラッシュ=ウォーリーが姿を変えたものと思われており「ウォーリー」と表記されていたが、後にウォーリー本人が復活。別人と判明したため、略さずに「ウォレス」と表記されることが増えた。
リバースフラッシュの一人である
ダニエル・ウェストの息子であり、
アイリス・ウェストの甥。
ウォリーとは同じ曾祖父から名前をもらった同姓同名の従兄弟関係だと判明した。
幼いころに養父ルドルフを失い、さらに(当初は叔父と思われていた)父ダニエルもフラッシュによって逮捕。
クライムシンジケートが起こした
事件中には母が行方不明になってしまい、叔母アイリスに引き取られていた。
セントラルシティで発生した事件中に爆発に巻き込まれ
スピードフォースにアクセスする能力を身に付けたが、当時は不安定で後にさらに雷に打たれたことにより能力が安定した。
ゴッドスピードとの戦いでバリーに協力し、彼に認められたウォレスは三代目のキッドフラッシュとなった。
その他のキッドフラッシュ
アイリス・”アイリー”・ウェスト 二世(Iris "Irey" West II)
初出:The Flash Vol 2 #225(2005年10月)
種族:地球人、女性、アメリカ人
所属:
フラッシュ・ファミリー等
概要
二代目
インパルス。
ウォリー・ウェストの娘。
正史世界ではまだ幼い少女だが、一部の次元では成長した姿で赤と黄色、黒のコスチュームを身に付けキッドフラッシュを名乗ってヒーローとして活動している。
バー・トー(Bar Torr)
*バー・トル表記もあり
初出:Teen Titans Vol 4 #1(2011年11月)
種族:地球人、男性、未来人
所属:
ティーン・タイタンズ等
概要
*三代目キッドフラッシュとして数えられる場合もあり。
NEW52直後から「バート・アレン」、そして「キッドフラッシュ」として活動していた記憶喪失の少年。
その正体は30世紀の犯罪者であり、記憶を消された上で現代に飛ばされた存在だった。
歴代の中では唯一
スピードフォースに頼らず超スピードを発生させている。
後に元の時代に送り返された。
【参考】キッド・クイック: ジェス・チャンバース(Jess Chambers)
初出:DC's Very Merry Multiverse #1 (2021年2月)
種族:アース11の地球人、ノンバイナリー(ジェンダーフルイド)
所属:ティーン・
ジャスティス
概要
アース0(主要世界)のヒーローの性別が反転した世界であるアース11での、キッド・フラッシュのカウンターパート。
未来の一つでフラッシュになるとされている。
ジョニー・クイックのように、
スピードフォースにアクセスするための方程式を唱える必要がある。
ジェンダーは、男性/女性に囚われないノンバイナリーで、自分の性が男性/女性に遷ろうジェンダーフルイドである。
最終更新:2022年06月29日 17:52