ジャスティス(Justice) /元 マーベルボーイ(Marvel Boy)/ ヴァンス・アストロヴィク(Vance Astrovik)

(キャラクター名、マーベル)

初出:Giant-Size Defenders #5(1975年7月)
種族:地球人/男性/ミュータント/ユダヤ系

概要

強力なサイコキネシスを持つミュータント。
かつてはマーベルボーイのコードネームでニューウォリアーズに参加していた。
その後アベンジャーズの一員になる。

初代ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの一員となった未来(異次元)の自分である、メジャー・ヴィクトリーことヴァンス・アストロ(本名はヴァンス・アストロヴィクなので同一人物なのだが、後にヴァンス・アストロに改名している)に出会うことで能力を開花させた。
メジャー・ヴィクトリーは、自分は限られた超能力しか発揮できないことから、若いうちなら能力を開花させられるのではと思い、アストロヴィクに会いに来たのだった。

超能力を発揮できるようになると、父親に暴力と言葉で虐待をされるようになり、家出。
サーカスの団員になっていたが、メジャー・ヴィクトリーと出会ったときに知り合ったシングと偶然にも再会。
ファンタスティック・フォーを一時離れていた彼のサイドキック的な立場になった。
超人プロレスに参加したシングとしばらく共に行動した後、虐待をやめると両親から保証され、実家に戻った。

実家に戻ったヴァンスは「マーベルボーイ」としてアベンジャーズに入ろうとするが、若すぎるとして
キャプテン・アメリカ(皮肉にもヴァンスは彼の大ファンだった)に拒否され、ニューウォリアーズに参加。

そうした中、父からの虐待が再発。遂に超能力で父親を殺してしまう。この事件の裁判*1は、ニューウォリアーズ誌上で結構長い間続いた。
判決は「過失致死」で殺人罪(故意の殺害)は逃れた。ヴァンスは大人しく刑につき、模範囚として看守の手伝いを任されるまでに至った。
そして刑務所から出所し、コードネームを「ジャスティス」に改める。
後にタイムマシンで父親の過去を覗くと、父親はゲイであり、酷く虐待を受けていたことが分かった。

シビル・ウォー以降はフィフティ・ステイト・イニシアティブ計画によって設立されたキャンプ・ハモンドで若いヒーロー候補生たちのカウンセラーを務めていた。
しかし、MVPの死亡を隠匿しクローンを作るなどキャンプ・ハモンドのやり方に疑問を抱き、元ニューウォリアーズのメンバーを率いて離反。カウンターフォースを設立した。
Dark Reignでノーマン・オズボーンが権力を握ると、カウンターフォースをアベンジャーズ・レジスタンスに改名。ノーマン・オズボーンに対抗する勢力となった。
ノーマン・オズボーンが権力を失った後は、アベンジャーズ・アカデミーで教師として若手ミュータントたちを指導する立場になった。

能力

強力なサイコキネシス。飛行やエネルギーブラストやバリアとしても使える。
飛べない仲間をまとめて運ぶこともできる。
また、スーパーヒーローに関して、百科事典並みの知識を有する。

恋愛

ファイアスターとはニューウォリアーズ時代からの恋人。婚約し、結婚式の会場で待っていたが、すっぽかされてしまう。ジャスティスが攻めると、ファイアスターに「私は19歳でアベンジャーズでミュータントよ。その上女房になれって言うの」と言われた。そして、その後なんとなく別れてしまった。
その後は、ウルトラガールと付き合っていたこともある。
ウルトラガールファイアスターに、彼女がジャスティスと寝たことを話すと、ファイアスターウルトラガールをひっぱたき、ジャスティスがファイアスターと寝るのは結婚初夜まで取っておくといつも言っていることを打ち明けた。

トリビア

  • 熱烈なアベンジャーズファンでもあり、アベンジャーズ入りした際は大変な喜びようだった(当初は予備役だったが)。
    • ニューウォリアーズの参謀、リーダー格として活躍する彼からは考えられないほどである。
    • ジャスティス「アベンジャーズの一員として宇宙に来れるなんて信じられない!」ファイアスター「ニューウォリアーズでも宇宙に来たでしょ?」ジャスティス「違うんだ!全然違うんだよ!」
  • 犬もしくは猫アレルギー持ち(両方かも)。


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最終更新:2021年05月19日 15:29

*1 ちなみにヴァンスの弁護はフォギー・ネルソンが担当した。