Thor Vol.4(タイトル)

マーベル、シリーズタイトル)

出版:(2014年〜2015年)


概要

突如現れた雷の女神ソーの活躍を描くシリーズ。
"Mighty Thor"の第4シリーズという位置付けとなっている。

ストーリー

クロスオーバースートーリー"Original Sin"の影響でソー(ソー・オーディンサン)が魔法のハンマームジョルニアを持つことができなくなってしまい、失意の中で月面にムジョルニアを置き去りにする。
すると謎の女がムジョルニアを持ち上げ、仮面と鎧をつけた「雷の女神」を名乗る。
高潔で無垢な魂を持つ「ふさわしきもの」しか持ち上げることができないはずのムジョルニアを所持したこの女性の正体は誰なのか?謎を残したままストーリーは展開する。

ちょうどその頃、ダークエルフの支配者マレキスヨトゥンへイムフロスト・ジャイアントたちを率い、ロクション社を襲撃。それはロクション社のCEOダリオ・アガーが隠し持つ巨人の頭蓋骨を奪取するためだった。

ムジョルニアを持つ雷の女神はマレキスの陰謀を止めるためロクション社に現れ、フロスト・ジャイアントたちと戦闘になっているところにソー・オーディンサンも現れる。雷の女神とソーは戦いになるが、その中でソー・オーディンサンは新たな雷の女神がムジョルニアを持つことを認め、自らの名「ソー」を名乗ることも許すのだった。

一方でアスガルドの主神オーディンは見知らぬ女がムジョルニアを所持しソーを名乗ることを許せず、刺客を送る。ソー・オーディンサンは雷の女神が誰なのか正体を探るためリストを作り、一人一人のもとを訪れて捜査を始めるのだった。




結末と影響(ネタバレあり)

雷の女神の正体は、癌を患いアスガルドで療養中のはずのジェーン・フォスターだった。
マレキスはロクション社CEOのダリオ・アガーと手を組みフロスト・ジャイアントの頭蓋骨を手に入れる。それはヨトゥンへイムの王ラウフェイのもので、儀式を行うことでラウフェイを復活させることに成功。
オーディンの妻フレイアは女性ヒーローたちの集団を率いてソー(ジェーン)を救うが、夫のオーディンとの溝は深まっていく。






最終更新:2022年12月31日 18:22