バニッシャー Vanisher


本名:テルフォード・ポーター Telford Porter
初出:X-Men#2(1963年11月)
種族:ミュータント
能力:テレポート

概要

バニッシャーは主にX-Men系統の作品に登場するミュータント。
ヴィランだが、X-Menに協力したこともある。

経歴

初登場

X-Menの出版史上、二番目に登場したヴィラン。
初登場時はテレポート能力を生かし、銀行強盗を繰り返していた。
この能力さえあれば刑務所は無意味ということで裏社会のボスになる。
アメリカ国防総省から防衛計画を盗み出し、共産国に売られたくなければ10万ドル寄越せと脅迫。
X-Menのファーストファイブが阻止しようとするが、バニッシャーはテレポート能力で手玉にとるように弄んで逃亡した。
最終的にプロフェッサーX自らが出向き、テレパシーで精神を制圧してテレポート能力を封じ、記憶喪失にするという強硬手段で勝利した。

(X-Men#2,1963)
初登場時のバニッシャー。奇妙なコスチュームだが横から見るとこうなっている。

その後

記憶を取り戻すとファクタースリーを結成。アメリカとソ連の間に第三次世界大戦を起こそうと画策した。
M-Day以降も能力を失わなかったミュータントの一人。
X-Forceに脅迫される形で参加。
クロスオーバーストーリー"Second Coming"で射殺されたかに見えたが、後に生きていたことが判明した。
洗脳され、マローダーズの一員としてX-Menを攻撃した。

最近の行動

X-MAN(ネイト・グレイ)との戦いでX-MENが壊滅したとき、エマ・フロストはヘルファイア・クラブを乗っ取りブラック・キングになっていた。バニッシャーもその一員となっていて、おそらくホワイト・ビショップだったと思われる。しかしO*N*Eの攻撃(おそらく試作品のミュータント治療ワクチン)を受け、体が溶解して死亡した。
("Uncanny X-MEN Vol. 5" #19,2019年)





最終更新:2025年04月27日 20:45
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