エディー・ブロック - アメコミ@ wiki

エドワード（エディ）・ブロック(Edward Charles Allan Brock)

初出：Web of Spider-Man #18(1986年9月)
種族：人間、シンビオートと共生していることが多い
出身地：サンフランシスコ

概要

宇宙寄生体ヴェノムと共生していた人物。
ヴェノムとは離れた後もシンビオートとの縁が深く、最近ではトキシンのシンビオートと共生した。

ピーター・パーカーより大柄でボディビルで鍛えており、その筋力の差がシンビオートにより倍増されるため、パワー・ファイター的な戦い方をした。

経歴

サンフランシスコ郊外の裕福な家庭に産まれたが、出産時に母親が死亡。そのため、父からは冷たい仕打ちを受けて育った。
エディーは父に認めてもらうため、勉学もスポーツも人一倍努力し良い成績を残したが、完全に父の関心を得ることはできなかった。

成人してニューヨークへ移り住み、アン・ウェインと結婚。デイリー・グローブ社の新聞記者となる。しかし、連続殺人犯についての特ダネを書いていたつもりだったが、スパイダーマンによって真犯人が捕まえられ、記事が誤報だと明らかになり、記者としての生命を絶たれた。

カトリック教徒であるエディーは教会で懺悔をしていると、スパイダーマンから剥がされたシンビオート（スパイダーマンに一種の愛着があり、剥がされたことでそれが憎悪に変わったという説があり、スパイダーマンへの怨みで共闘したとも言われる）が寄ってきて寄生する。シンビオートはスパイダーマンの正体やスパイダーマンの能力を知っており、スパイダーセンスをかいくぐることができるうえ、体格と筋力で勝るエディーの力を何倍にもしてスパイダーマンに対抗することができた。エディーは、スパイダーマンの正体を知り、陰湿な行動に出た。

さらに、スパイダーマンと何度も敵対する。

ただし、単なる悪人－少なくともカーネイジのような純粋な悪人－ではなく、ヒーローになりたいという願望を持ち、自分が「守るべき人」と考えている人々を守り（ただし、それが普通のヒーローのやり方とは違う場合が多い）、さまざまなヒーローやアンチヒーローと関わっている。

ヴェノムを失った後、アンチ-ヴェノムとしてスーパーヒューマンを"治癒"（つまり能力を無くして普通の人間にする）する能力を得る。
2011年の"Spider-Island"事件で蜘蛛に変身してしまった人々を治癒するため力を使い果たし、普通の人間に戻る。

その後はシンビオートを忌み嫌い、シンビオートハンターとしてスクリームやハイブリッドを殺害。
しかしクライムマスターによってヴェノムの孫にあたるシンビオート”トキシン”と強制的に結合させられ、サヴェッジ・シックスの一員となってしまう。

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