ヴェノム (Venom)
概要
スパイダーマンのシリーズからスピンオフし、単独タイトルも多く持つ人気キャラクター。
ヴィランかヒーローかは時期や状況によって変わる。
スパイダーマンが宇宙から持ち帰った寄生生命体
シンビオートが人間に寄生している。宿主の人間が変わることもあり、それによって能力や性格が変化することもある。
寄生生物
シンビオート自身も意志を持ち、宿主と会話が可能。
能力
弱点
誕生の経緯と宿主の変遷
ブラック・コスチューム
ブラックコスチュームを身につけて地球に帰還した
スパイダーマンは、身体能力が向上し、
ウェブシューターを装備しなくてもウェブを射出でき、何よりもブラックコスチュームを身につけていると気分が良いことに気づいた。
しばらくその姿で活躍したが、身の回りに良くないことばかり起きるのを気にかけ、天才科学者でもある
ファンタスティック・フォーの
リード・リチャーズに分析してもらうことにする。
するとこれが意思を持つ寄生生命体であると判明したため、音波を射出するソニックブラスターをつかって引きはがし、リードに預けることになった。
エディ・ブロック(Eddie Brock)
しかし再びブラックコスチュームを身につけることになり、しばらくその姿で戦った後、また引きはがすため教会の鐘の音を使った。
音波が苦手な
シンビオートは鐘の音から逃れようと階下に逃げ出し、そこにいた
エディ・ブロックと結合した。
エディ・ブロックの鍛えた肉体と
スパイダーマンへの恨みに
シンビオートは共鳴し、新たな怪物「ヴェノム」と名乗るようになった。
シンビオート自身もエディを気に入っているらしく、何度か引きはがされて他者を宿主としたが、結局はエディのところへ帰って来る。
マック・ガーガン(Mac Gargan)
フラッシュ・トンプソン
元は
スパイダーマンことピーター・パーカーをからかういじめっ子だったが、後に親友となった男。
戦争で両足を失った後、勇敢さを政府に認められ、政府が秘密裏に管理していたヴェノム・シンビオートと結合しエージェント・ヴェノムになった。
詳細は→
フラッシュ・トンプソン
その他の宿主
アン・ウェイング(Ann Weying)
アンジェロ・フォーチュネイト(Angelo Fortunato)
ニューヨークのマフィアのボス、ドン・フォーチュネイトの息子。
エディが
シンビオートをオークションに出すと、ドン・フォーチュネイトが100万ドルで落札。
アンジェロは父に自分の実力を認めさせるため、ヴェノムとなって
スパイダーマンと戦った。
何人もの一般市民を巻き添えにしながら
スパイダーマンを襲ったが最終的には逃げ出し、
シンビオートに見限られて捨てられた。
アンジェロはビルとビルの間を飛ぼうとしていた瞬間に
シンビオートを失い、落下して死亡した。
パトリシア・ロバートソン (Patricia Robertson)
北極圏にほど近いレーダー基地に勤務していたアメリカ陸軍大尉の女性。
日常的に訪れていた近所のアララト社の研究所で、実はヴェノムシンビオートの
クローン研究がなされており、その
クローンを巡る戦いに巻き込まれた結果、シンビオートと結合してしまった。
最終的にオリジナルのヴェノム(当時の宿主はエディ)や
スパイダーマンも巻き込んだ戦いの末に分離。
クローンシンビオートはオリジナルのヴェノムに吸収された。
ミズ・マーベル(Ms. Marvel)
など
実写映画でのヴェノム
最終更新:2024年10月25日 06:52