ヴァン・グランツ(ヴぁん・ぐらんつ)

概要

アビスに登場したキャラクター

登場作品

+ 目次

アビス

「大丈夫だ。自信を持て。おまえは選ばれたのだ」
「では行こうか。おまえ自身の未来をつかみ取るために」
年齢:27歳 性別:男性
身長:189cm 体重:86kg
声優:中田 譲治(アニメでの幼少時代 - 小松史法)
クラス:譜術剣士
誕生日:ND1989年(ファミ通攻略本にはこう書いてあるがゲーム開始時のND2018の年齢が27なので、ND1990と思われる)
ローレライ教団の教団兵「神託の盾(オラクル)騎士団」を統べる主席総長。
ルークの剣術の師で、彼が幼い頃から屋敷に招かれ剣の指導しており、
ルークの憧れの対象となっている。
常に沈着冷静だが心の奥には熱いものを秘めている武人。
ティアの兄でもある。

+ ネタバレ
本作のラストボス。
本名は「ヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ」であり、預言に登場する「栄光を掴む者(ヴァンデスデルカ)」とは彼のこと。
11歳でホド戦争に巻き込まれ、第七音素の素養があったためにフォミクリー技術で擬似超振動を起こすのに利用され、故郷であるホドを滅ぼしてしまう。
後にそれが人々を繁栄に導く「預言(スコア)」を実現させるためだったと知り、預言とそれに毒されたオールドラントの人間、預言の元である第七音素(=ローレライ)に対して強い憎しみを抱く。
このため預言(とその大元である星の記憶)に縛られない世界を作り上げるべく、人類を全て殺害しレプリカに置き換える「レプリカ計画」を立ち上げ暗躍していた。

アルバート流剣術の達人であり、譜術やユリアの譜歌をも使いこなす万能の戦士。若くして主席総長の座に上り詰めたのは全て己の才覚によるもの。
何よりどんな相手でも懐柔してしまうカリスマ性を持ち、配下の六神将やルークから絶大な信頼を得ていたほか、彼が神託の盾騎士団を離反すると大半の騎士がそれに付き従うほど。ただし彼にとっては妹のティアと幼馴染のガイ以外はあくまで手駒に過ぎなかった。
なお彼を含むフェンデ家はユリアの直系の子孫であり、それを隠すカモフラージュとしてフェンデ家は代々ガルディオス家に仕えてきた。このためガイは幼馴染であると同時に主君でもある。
ただしレプリカ計画が完遂した暁にはティアとガイも殺してレプリカに置き換えるつもりであり、彼女達の説得にも一切揺らぐ事はなかった。
またジェイドに対してはフォミクリー技術の生みの親でありホドのフォミクリー研究責任者であった事から仇敵と見なしているが、同時にその頭脳には尊敬を抱き「レプリカ計画」も彼の理論なくしては成り立たないという複雑な感情を抱いている。

作中では7年前にファブレ家からルークを誘拐しレプリカと挿げ替え、その後7年をかけてレプリカルークの信頼を得て本編のアクゼリュス崩落を引き起こした。
以来本性を現し、外殻大地降下を試みる一行を妨害。アブソーブゲートにて一行を待ち受けるも、敗北し地核へと落ちて行った。
しかし地核に落ちたのはわざとであり、次善の策として地核にいたローレライを取り込み、その力で復活を果たす。(ローレライは「栄光を掴む者が私を捕えようと…」と言い残すが、ルークは古代イスパニア語を知らないせいで気付かなかった)
ホドのレプリカ「エルドラント」にてルーク達と最終決戦を演じるが、ルークの第二超振動とティアの大譜歌によってローレライを解放され死亡した。
ヴァンは最期までレプリカ計画によって消滅預言(ラストジャッジメントスコア)を覆せると信じていたが、エンディングでのローレライの台詞によればそれも星の記憶に刻まれた結末だったようである。

ファンダムVol.2

「預言も超振動も、必要ないんだ。なくなってしまえばいい……。なくなってしまえば……!」
声優:中田 譲治(幼少期:斎賀みつき)
ティアの兄。神託の盾(オラクル)騎士団主席総長。
預言(スコア)と超振動に対して、強い憎しみを抱く。

TOWレディアントマイソロジー3

「私は、ヴァン・グランツ。ライマ国に属し、この二人に剣を教えている」
ルークとアッシュの剣の師匠。
ルークとアッシュに剣、そして世間を教えるために2人を連れ、修行の旅に出ている。
ライマ国襲撃後、ジェイドが連絡をとったため、帰国せずにバンエルティア号へ。
そのままアドリビトムへ参加する。

アスタリア

「私には、このエンテレスティアを守る義務がある」
天帝の腹心として、宰相を務める男性。
常に冷静沈着で、人々からの人望も厚い。
だが、内には熱いものを秘めており
エンテレスティアの平穏を乱す者は
誰であろうと見逃さない。
平和を愛し理想を貫かんとする意志は強く、
時に強いられる厳しい選択にも
躊躇する素振りを見せない。

+ ネタバレ
本編から10年前にシルヴァラントで勃発した内乱では、国境付近にあったキムラスカの街が巻き込まれたが、
その街とは彼と妹のティアが住んでいた街だった。内乱で両親を失った彼は、守る力を欲してキムラスカ騎士団の門を叩き、
出世を重ね、騎士団長に就任したが、ソドスの街で内乱が起きた際、そこでの鎮圧作戦が泥沼化し、部下の殆どを失ってしまう。
守る力を手に入れながら、その力を使って何も守れなかった事と、争いにより齎される悲しみを知りながら、そこから何も学ばず
争いを繰り返す人間に絶望。騎士団長の職を辞し、ティアの前からも姿を消し、消息不明となる。
その間に、ラザリスと出会い、彼女の「世界を一旦「無」に帰してからの平和な世界の創造」という目的に賛同。
彼女と手を組み、「結晶の大地と導きの光」編でのもう一人の黒幕として、世界中で発生する晶化現象の裏で暗躍する。
その事実に気づいたスレイ一行、そして妹が立ちはだかる。結果、彼らとの戦いに敗れ、晶化するも、
ラザリスが「天帝」として目覚める時間稼ぎには成功し、世界は彼の狙い通り、新世界「エンテレスティア」に
創り変えられた。
「追憶の楽園(エデン)」編では天帝の筆頭部下として政務面を司る「宰相」となり、彼女の統治を盤石なものにしていた。
終章で、世界を元に戻そうとするベルベット一行と天帝ラザリスとの決戦の場となった帝都シャングレイスの宮殿に現れるが、
彼はベルベット一行でなく、自身が仕えていたラザリスを斬り、重傷を負わせた。それに驚くベルベット一行。
実は彼が真に目指していたのは「人間が理性の下に平和に統治する世界の創造」であり、「神」に等しいラザリスの存在は
彼の目指す世界には不要だったのである。つまり、ラザリスの事は自分の目指す世界の創造を確実に成功させる為に
利用していただけにすぎず、それまでの彼女への忠義も全て演技だった(ラザリスは薄々感づいていたが)。
自身の野望を成就させる為、直後にその事実に激高し、ラザリスを庇ったベルベット一行との決戦に臨むも敗北。
自身の命と引き換えに世界を維持しようとするも、ベルベット一行に世界を託し、エンテレスティアを元の世界に戻す事を選んだ
ラザリスと相打ちになる形で晶化し、彼の野望は潰えた。

レイズ


+ ネタバレ
4部1章でリビングドールβ化された状態でオールドラント領の従騎士に据えられていることが明かされた。
4部8章でローレライに身体を乗っ取られたことでリビングドールβ化が解かれた状態で眠らされている。


クレストリア

未登場。内部データには作りかけで存在している。イベントストーリー 「対決!ねこにん武術会にゃ!」でティアが追っていた「内側の大地」に災いをもたらす者というのは彼の予定だったと思われる。

最終更新:2024年12月24日 21:38