ブラッドシン
登場作品
クレストリア
罪の刻印を刻んだ者が得られる力。
受け入れた罪を血肉に宿し、武器として具現化したもの。ブラッドシンの刻印が発する魔法陣から取り出して使用する。
誰でも得られるわけではなく、罪を喰らえた者のみが得られる(ヴィシャス曰く罪に飲み込まれなかったのはカナタが初めて)。
また、
咎我鬼に由来する力なためか使用者がブラッドシンを使うに値しないとヴィシャスが判断した際に取り上げることもできる(10章のウィガセーヤにてイージスのブラッドシンを取り上げている・クレストリア咎我人の罪歌では53話のソニア戦にて「俺に罪なんてない!!」と発言したカナタからブラッドシンを取り上げている)。
基本的に殺人罪に相当する罪を喰らうことができた者が得られる力となっている(ただしイージスは冤罪、ユナは侮辱罪に相当)。漫画版は一応ユナも殺人罪扱いになっている。簡単に言うと自分の犯した罪を背負って生きていく者に与えられる力。
自分の罪を深く受け入れたものはブラッドシンを進化させることが可能で8章でカナタとミゼラが覚醒させている。
なお、イージス・ユナ・オウレンはキャスクとの戦いで覚醒予定だったが、サービス終了で打ち切られたため描かれることはなかった(咎我人の罪歌でも彼らのブラッドシンは覚醒していない)。
クレストリア 咎我人の罪歌
設定は原作と同じ。
罪の刻印がある部位から瞬時に武器が出せるのでミダスメグール編での投獄中にこの設定が活かされた。
24話にて刻印が発する魔法陣に近づくほど威力が増すとカナタは秘奥義を撃つ前に語っている。
ブラッドシンを入手するシーンはカラーになるという法則がある。
この力を得た者は全員が殺人罪に相当する罪を犯しており、ここが原作との変更点である。イージスは原作通り冤罪だが、レベッカや罪の国の住民を死なせた罪。ユナはペネロペの演技を酷評したことで病状を悪化させ死に至らしめた罪となっている。オウレンはフォルテの攻撃で致命傷を負ったニーナを人間の姿の間に殺してほしいと妻の願いを聞き入れて絞殺した設定に変更。ヴィシャスは巻末小説「咎我鬼の追憶」を参照。
巻末小説「咎我鬼の追憶」4巻にてヴィシャスは二丁のブラッドシンを所持しているが詳しい入手経緯は描かれていない。前巻では所持していなかったため、ジニーと暮らしていた小村の住民を全て灰にした罪で15歳になるまでに覚醒していたものと思われる。
5巻の「咎我鬼の追憶」ではとある経緯でヴィシャスがブラッドシンの力を咎我人に与える方法を学び、右肩を失ったサニスに与えるまでが描かれている。ブラッドシンの力で黒い炎で形成された黒い右手が生まれた。執行者を倒す武器にもなり、日常生活にも支障をきたすことはなかったが6巻での宿泊先でのケイティへの輪姦事件に激怒したサニスが加害者を惨殺しケイティをも巻き込んでしまう。この殺傷行為の罪に耐えきれず、犯した罪を認めなかったためサニスは右手から吹き出た黒い炎に包まれケシンと化した。
55話ではミゼラのブラッドシンが火の鳥に進化した際にヴィシャスは「進化だ。あいつは自分の罪を深く受け入れてそれでも前に進もうとしてやがる。その思いにブラッドシンが呼応したんだろうぜ。やっぱおもしれぇ奴だ」と語っている。
58話にてコーディを殺した罪を深く受け入れたカナタも覚醒している。
71話にてヴィシャスがキャスクと共に焼死した後もブラッドシンは問題なく使えている。
最終話(74話)にて執行者と戦っているうちに性格が豹変したカナタは「もっと…踊ろうぜ」とヴィシャスの口癖を言っており、
一人で無数の執行者を斬っていく人間離れしたカナタの所業をビジョンセントラルで見ていた民衆は「咎我鬼だ」と呼んでいたので
ブラッドシンを使い続けると第二のヴィシャスとも言うべき存在に近づいていく可能性が示唆されている。
ネタ
- 基本的に犯した罪にふさわしい二つ名がつくが、イージスの「不貫の邪恋」、ユナの「絡みつく嘘」の2つはやや不適切である(イージスは行為は不倫ではない・ユナは報道に関しては一切虚偽がない)。開発初期ではイージスはレベッカと本気で不倫をしたり、ユナは噓八百の報道をして罪の執行を願われる予定だったのかもしれないが)。
- クレストリア咎我人の罪歌完結後のお話にて、「ブラッドシンはヴィシャスが消滅しない限り残存する」ことが明かされた。キャスク戦後もカナタ達がブラッドシンを使い続けることができたのはそういうことのようである。
- またアプリ版がサービス終了していなければイージス、ユナ、オウレンにもブラッドシン第二形態への進化があったとの事。
関連リンク
関連項目
被リンクページ
最終更新:2025年03月14日 21:17