東方ファイトスレ @まとめウィキ

37スレ第5戦(1)

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匿名ユーザー

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東方ファイトという事で是非曲直庁に呼び出された魔理沙は、憮然としている。
それもそのはず、今回安価で参加の指定をされていないのだ。
そこに呼び出した当人の閻魔が現れると、魔理沙は早速食って掛かった。
魔理沙「おい、一体どういう事なんだ!?」
映姫「それは今説明します。現在幻想郷に、共に泥酔状態の博麗霊夢、東風谷早苗、
アリス・マーガトロイド、十六夜咲夜の四人が待機しています。
今回あなたはファイトのターゲットとして、この四人に狩られないように帰宅して頂きます」
淡々と告げる映姫。アリスの窮状というか惨状を伏せたのは彼女なりの慈悲だ。
魔理沙「狩りと言った所で、全員泥酔では話にならんな。帰らせてもらうぜ」
鼻で笑い飛ばして帰ろうとする魔理沙だったが、扉を開けるとそこに座った目をした霊夢が居た。
霊夢「先手必勝、狩らせてもらうわ!」
狭い戸口に立っている魔理沙に対し、酔拳さながらの流麗な動きを見せる霊夢が弾幕結界を展開する。
魔理沙「!?ま、まずい!今のうちに逃げるぜ!」
普段であれば一瞬の迷いが生じたであろうが、今回は映姫の警告を受けている。
迷うことなく上空に飛び立つと、元・幻想郷最速を活かしてひとまず逃げ延びた。

魔法の森近くまで戻って来た魔理沙は、前方に蜘蛛の巣状に展開された糸を発見した。
魔理沙「糸か……アリス、見え見えだぜ」
アリス「うぅん……やっぱり集中できないわねぇ……でも今日こそ魔理沙を狩って、魔理沙のキノコを……」
酒と水虫で集中を欠いたアリスの罠は、光源の方向を忘れるという単純ミスのため即座に発見されてしまう。
蕩けかけの厄い目をしたアリスがうっとりと厄さを感じる台詞を口にした所で、
どこからともなくロイヤルフレアが飛んで来て、焦げたアリスをポロロッカが洗い流した。

魔理沙「やれやれ……厄いぜ」
魔法の森に降り立った魔理沙は自宅を目指す。残り二人に警戒していたが、何事もなく家へと辿り着いた。
そこで嫌な予感のした魔理沙は窓から自宅の中を窺った。
早苗「今日という今日はぁ、魔理沙さんの本命をれすねぇ!」
魔理沙「!!(げっ……しかもあの酒は秘蔵の焼酎じゃないか!)」
そこでは既に出来上がってしまった早苗が、焼酎の瓶を抱え、置物相手にコイバナを語っていた。
焼酎を飲まるのは悔しかったが、後でファイト運営委員会に請求する事にして、一先ず我が家を後にした。

魔理沙「こうなったら仕方ない、パチュリーの所でお茶にするか」
もちろん咲夜がファイトに参加しているのは知っていたが、咲夜は瀟洒な従者である。
酔ったところで優秀なメイドぶりを発揮し、いつも通りの対応をしてくれるだろう。
夢の中で何かと戦っているらしい門番の頭上を抜け、図書館へと向かう。
そしてパチュリーの姿を探す魔理沙だったが、次の瞬間には夥しい量のナイフに囲まれていた。
時間停止からのナイフ包囲に為す術も無くピチュる魔理沙。そして咲夜が物陰から現れる。
咲夜「あら、白黒……パチュリー様のお客様か、いつもの鼠か……
いいわ、どちらにせよノビてるのをパチュリー様に引き渡せば。Dead or Alive、誤差の範囲よね」
酔った分だけ見境と容赦のなくなった瀟洒な従者は問答無用で魔理沙をノックアウトしたのだった。
































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