神綺「アリスちゃん、東方ファイトの指定よ、増えて!」
ロリス「えっ?」
神綺「アリスちゃん三人っていう指定なの。三人に増えて!」
ロリス「えっと……」
神綺「(わくわく)」
ロリス「えっとえっと……開け、グリモワール!」
(ぽんっ)
ロリスx3「「わっ、増えた!」」
神綺「凄いわ、さすが私のアリスちゃん!」
夢子「……(ファイトの開始は迫っていますが……ここで割って入ったら何をされるか……)」
ロリス「えっ?」
神綺「アリスちゃん三人っていう指定なの。三人に増えて!」
ロリス「えっと……」
神綺「(わくわく)」
ロリス「えっとえっと……開け、グリモワール!」
(ぽんっ)
ロリスx3「「わっ、増えた!」」
神綺「凄いわ、さすが私のアリスちゃん!」
夢子「……(ファイトの開始は迫っていますが……ここで割って入ったら何をされるか……)」
てゐ「それで」
萃香「何が」
諏訪子「どーしたってのさ」
永琳「話せば長いんでかいつまんで説明すると――」
文「(がらっ)ロリロリ祭と聞いて!……なんですかここは、ババァばっかりじゃないですか!
こんな所に居られますか、私は山に帰らせてもらいます!」
永琳「(しゅっ)」
文「(ばたっ)」
てゐ「ウサっ!?」
萃香「……今の注射、見えた?」
諏訪子「うん、ありゃ致死量だね……」
ロリスx3「「ごめんなさい、おくれちゃった!」」
神綺「大丈夫よアリスちゃん、まだ始まってないわ」
てゐ「……ちょっと多くないかしら?」
萃香「数で勝負なら私も増えちゃうよ?」
諏訪子「あーうー、蛙なら増やせるけどねぇ」
永琳「増やさないで。とにかく説明するわね、
寅うっかり病罹患の可能性ありとして地霊殿から引き取った黒谷ヤマメが、
この隔離病棟からうっかり外に出ちゃったの。人里でうっかり病魔を撒き散らしたら大変だわ、
そうなる前に倒すとか何とかしちゃって頂戴」
萃香「うっかりって……閉じ込めといたんじゃないの?」
永琳「そうじゃなかったのよ。ちなみに今居るここがその病室よ」
競技者全員「「えっ」」
鈴仙「あっ、師匠!この部屋の洗浄は終わってないから入るなって言ってたじゃないですか!」
競技者全員「「えっ」」
(にゅっ)
永琳「あら、これはうっかりだわ」
てゐ「こりゃまた見事な……」
諏訪子「寅耳だねぇ……」
ロリスx3「「わーっ、かわいーっ!」」
萃香「って言ってるあんたも寅耳寅尻尾が生えてるよ」
神綺「きゃーっ、アリスちゃん可愛過ぎるっ!ママもう死んじゃうかも!(ぎゅー)」
鈴仙「てゐ、なんか耳が寅縞になってるけど……」
てゐ「ぎゃーっ!私のゆるふわ白耳がーっ!」
萃香「そっちは帽子に耳尻尾かい」
諏訪子「あーうー、なんで生えるかなぁ」
ヤマメ「あれ、皆で集まって何してるのさ?」
競技者全員「「えっ」」
永琳「あら、うっかり戻って来たとかかしら」
ヤマメ「いや、そこの玉兎に外に出たいって言ったら出してくれたよ?
ちょっと地霊殿に忘れ物を取りに行ってきた帰りなんだけど」
鈴仙「あっ、そうでした!うっかり許可を出しちゃったんでした」
ロリスx3「「えっと、でも人里に被害は出てないし、戻って来たんだし」」
てゐ「一件落着……かな?」
諏訪子「そうなるかねぇ」
萃香「よし、それじゃ皆で飲もうじゃないか!(どんっ)」
萃香「何が」
諏訪子「どーしたってのさ」
永琳「話せば長いんでかいつまんで説明すると――」
文「(がらっ)ロリロリ祭と聞いて!……なんですかここは、ババァばっかりじゃないですか!
こんな所に居られますか、私は山に帰らせてもらいます!」
永琳「(しゅっ)」
文「(ばたっ)」
てゐ「ウサっ!?」
萃香「……今の注射、見えた?」
諏訪子「うん、ありゃ致死量だね……」
ロリスx3「「ごめんなさい、おくれちゃった!」」
神綺「大丈夫よアリスちゃん、まだ始まってないわ」
てゐ「……ちょっと多くないかしら?」
萃香「数で勝負なら私も増えちゃうよ?」
諏訪子「あーうー、蛙なら増やせるけどねぇ」
永琳「増やさないで。とにかく説明するわね、
寅うっかり病罹患の可能性ありとして地霊殿から引き取った黒谷ヤマメが、
この隔離病棟からうっかり外に出ちゃったの。人里でうっかり病魔を撒き散らしたら大変だわ、
そうなる前に倒すとか何とかしちゃって頂戴」
萃香「うっかりって……閉じ込めといたんじゃないの?」
永琳「そうじゃなかったのよ。ちなみに今居るここがその病室よ」
競技者全員「「えっ」」
鈴仙「あっ、師匠!この部屋の洗浄は終わってないから入るなって言ってたじゃないですか!」
競技者全員「「えっ」」
(にゅっ)
永琳「あら、これはうっかりだわ」
てゐ「こりゃまた見事な……」
諏訪子「寅耳だねぇ……」
ロリスx3「「わーっ、かわいーっ!」」
萃香「って言ってるあんたも寅耳寅尻尾が生えてるよ」
神綺「きゃーっ、アリスちゃん可愛過ぎるっ!ママもう死んじゃうかも!(ぎゅー)」
鈴仙「てゐ、なんか耳が寅縞になってるけど……」
てゐ「ぎゃーっ!私のゆるふわ白耳がーっ!」
萃香「そっちは帽子に耳尻尾かい」
諏訪子「あーうー、なんで生えるかなぁ」
ヤマメ「あれ、皆で集まって何してるのさ?」
競技者全員「「えっ」」
永琳「あら、うっかり戻って来たとかかしら」
ヤマメ「いや、そこの玉兎に外に出たいって言ったら出してくれたよ?
ちょっと地霊殿に忘れ物を取りに行ってきた帰りなんだけど」
鈴仙「あっ、そうでした!うっかり許可を出しちゃったんでした」
ロリスx3「「えっと、でも人里に被害は出てないし、戻って来たんだし」」
てゐ「一件落着……かな?」
諏訪子「そうなるかねぇ」
萃香「よし、それじゃ皆で飲もうじゃないか!(どんっ)」
その後、萃香の伊吹瓢から出る酒で九匹の寅は飲んだくれた。
結果:伊吹瓢の酒を飲みすぎたヤマメがダウンしたため、てゐ・萃香・諏訪子の判定勝ち