東方ファイトスレ @まとめウィキ

33スレ第22戦

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匿名ユーザー

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文「本日はここ東方国技館より大相撲中継の予定を変更しまして、
東方ファイトのにらめっこ勝負をお伝えしたいと思います。
実況は私、清く正しい射命丸文。解説は元大関『昼伏龍』の紅美鈴さんです」
美鈴「よろしくお願いします」
文「さあ美鈴さん、本日のファイトをどうご覧になりますか?」
美鈴「そうですね、土俵の上という事もあって、白岩の四股名を持つレティさんには補正がかかるでしょう。
一方のパチュリー様ですが、あの笑顔と無縁のジト目がマッチョ化で鉄壁と化せば、勝機が見出せます」
椛『放送席、放送席』
文「はい、それでは控え部屋の椛に両選手の試合前の様子を聞いてみましょう」
椛『白岩選手ですが、神妙な面持ちでカレンダーを眺めていました。やはり春を強く意識しての事と思います。
またパチュリー選手ですが、『頭脳を使わない勝負なら紅魔館の頭脳に負けはない』と息巻いており、気合十分です』
美鈴「こういう勝負だと白岩選手の落ち着きに分があるように見えますね」
文「ファイトの時間になりました。東からいつもの服装にまわしを締め、ふとましさを増した白岩選手が、
西からはマッチョ化著しいマチョリーことパチュリー選手が、それぞれ入場します。
土俵上には悔悟棒を持った行司の四季守霖之助が既に控えています」
パチェ「ぬんっ!」
レティ「ふんっ!」
文「パチュリー選手が塩を、白岩選手が雪を撒き、今土俵に上がりました」
美鈴「白岩選手はいい面構えですねぇ。これは今場所の活躍に期待出来そうです」
霖之助「見合って!」
文「行司の声に両者蹲踞の姿勢に入ります。制限時間一杯です」
霖之助「はっけよい……のこった!」
文「ぷっ!」
美鈴「ぶふぅっ!」
文「し、失礼しました。土俵上の二人がそれぞれに『面白い顔』を作っているのですが、
先程までの緊張した空気からの変わりぶりに場内騒然、笑いの坩堝と化しております」
美鈴「ぷぷっ……パチュリー様はあんな変な顔も……ぶーっくっくっくっ」
文「あっ、白岩選手が立ち上がりましたよ」
レティ「『ノーザンウィナー』!」
美鈴「あっはっは、指までさして皆で笑うから、怒って場内を凍らせ(かちーん)」
文「えー、解説の美鈴さんが凍ってしまいました。
一応土俵上の行司とパチュリー選手は無事ですが……あ、笑っています。
白岩選手、自分で作り出した雪と氷に包まれて笑っています。
行司の四季守霖之助がパチュリー選手の勝ちを宣言しました。これにてファイトは終了です」
レティ「あーっはっはっはっ!春だからって浮かれて笑ってないで、皆凍ればいいのよ!」
文「本日は東方国技館より東方ファイトのにらめっこ勝負をお送りしました。
実況は私、清く正しい射命丸文。解説は元大関『昼伏龍』の紅美鈴さんでした。
それでは皆さん、また次回のファイトをお楽しみに。失礼します」

























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