～魔法の森前・香霖堂～
メディ･ルーミア･紫「何か価値のありそうな物を借りに来ました」
幽々子･妖夢･村紗「何も言わずに金目の物を出しなさい」
霖之助「……最近は押し込み強盗が流行っているのかい？」
魔理沙「失礼な。私はただ借りているだけだぜ」
メディ「そっちが失礼よ！ 私達は東方ファイトの真っ最中なの！ そんで、幻想郷の中で価値の高い物を探しているんだから！」
紫「ま、ガラクタ置場にそんな物があるとは思えないけど、一応ね。」
霖之助「酷い言いようだな…。ま、ちゃんと返してくれるなら貸さないこともない。 好きに見ていってくれ。」
幽々子･妖夢･村紗「何も言わずに金目の物を出しなさい」
霖之助「……最近は押し込み強盗が流行っているのかい？」
魔理沙「失礼な。私はただ借りているだけだぜ」
メディ「そっちが失礼よ！ 私達は東方ファイトの真っ最中なの！ そんで、幻想郷の中で価値の高い物を探しているんだから！」
紫「ま、ガラクタ置場にそんな物があるとは思えないけど、一応ね。」
霖之助「酷い言いようだな…。ま、ちゃんと返してくれるなら貸さないこともない。 好きに見ていってくれ。」
妖夢「幽々子様、私はこの剣にしようかと思います」
幽々子「あら～、じゃあ私はここにあるお煎餅にしようかしら～」
魔理沙「これは私のお茶請けだ。売り物じゃない」
霖之助「魔理沙の物でもないんだが…。 ところで、今回のファイトは４人一組じゃなかったのかい？」
ルーミア「そーだよ。うちのちっこいアリスは『任せてー』って言ってどこかに行っちゃったー」
村紗「私達のチームには魅魔がいる。こちらも当てがあると言って別行動中だ」
魔理沙「うげっ!! ロリスと魅魔様もいるのかよ！ ……ま、ここに来ないなら別に問題無いか」
幽々子「あら～、じゃあ私はここにあるお煎餅にしようかしら～」
魔理沙「これは私のお茶請けだ。売り物じゃない」
霖之助「魔理沙の物でもないんだが…。 ところで、今回のファイトは４人一組じゃなかったのかい？」
ルーミア「そーだよ。うちのちっこいアリスは『任せてー』って言ってどこかに行っちゃったー」
村紗「私達のチームには魅魔がいる。こちらも当てがあると言って別行動中だ」
魔理沙「うげっ!! ロリスと魅魔様もいるのかよ！ ……ま、ここに来ないなら別に問題無いか」
紫「…それじゃあ、借りていくわね」
妖夢「ファイトが終わったら必ず返しに来ますので。失礼しました！」
妖夢「ファイトが終わったら必ず返しに来ますので。失礼しました！」
霖之助「やれやれ。一人くらい何か買っていってくれてもいいんだがなあ」
魔理沙「おいこーりん。店の食い物が何一つ残っていないんだが？」
霖之助「………………。」
魔理沙「おいこーりん。店の食い物が何一つ残っていないんだが？」
霖之助「………………。」
～魔界のはずれ･神綺邸～
神綺「…でね～？夢子ちゃん。あの頃の私は『100万＄の女』と呼ばれていたのよ～♪」
夢子「またその話ですか…。 アリス様が鵜呑みにしたらどうするんです？」
神綺「だって事実ですもの～！」
ロリス「…じゃあ、ちょっと借りていくねっ♪」
神綺「えっ」
夢子「えっ」
夢子「またその話ですか…。 アリス様が鵜呑みにしたらどうするんです？」
神綺「だって事実ですもの～！」
ロリス「…じゃあ、ちょっと借りていくねっ♪」
神綺「えっ」
夢子「えっ」
(ﾋｭﾝｯ ｻﾞｼｭｯ)
～博麗神社付近･雑木林～
魅魔「うーん…。あたしに用意できる物といったら、コレしかないねぇ。 ……ま、何とかなるさね」
～東方ファイト特設会場～
映姫「…全員戻ってきた様ですね。それではジャッジを始めましょう」
霖之助「道具の鑑定なら僕の出番だね。各人が持って来た物が幻想郷でどれ程の価値があるのか鑑定してあげよう」
星「え～、万が一財宝だったりした場合は私が鑑定しますよ。大丈夫大丈夫」
霖之助「道具の鑑定なら僕の出番だね。各人が持って来た物が幻想郷でどれ程の価値があるのか鑑定してあげよう」
星「え～、万が一財宝だったりした場合は私が鑑定しますよ。大丈夫大丈夫」
ルーミア「………ｱﾞｯ」(←おくび)
幽々子「………ｹﾞﾌﾝ」(←同じく)
映姫「………。」
幽々子「………ｹﾞﾌﾝ」(←同じく)
映姫「………。」
(ﾋﾟﾁｭﾁｭｰﾝ!!)
メディ「私はコレ。白っぽい花瓶よ！」
霖之助「…ふむ。メディスンのこれは普通の花瓶だ。だが作りがしっかりしているな。…3500円。
村紗「私はこの鉄製の船の模型ね」
霖之助「…村紗の模型。河童の谷で作られた物かな。鉄製ではない、真鍮製の玩具だな。…3000円。」
霖之助「…ふむ。メディスンのこれは普通の花瓶だ。だが作りがしっかりしているな。…3500円。
村紗「私はこの鉄製の船の模型ね」
霖之助「…村紗の模型。河童の谷で作られた物かな。鉄製ではない、真鍮製の玩具だな。…3000円。」
妖夢「ええと、香霖堂で借りた剣です」
霖之助「…魔理沙にツケの代金代わりに渡された、草薙…ではなく霧雨の剣。美術品としての価値はそれなりだ。…250…、いや25万円。」
紫「うふふ…。ドロワよ」
霖之助「『ドロワよ』って…。びてい骨の辺りに穴が空いてるんだが。…値段付けようが無いなぁ…。」
星「私の出番でしょうか！ …こ、これは…。"橙のドロワ"じゃあないですか!!」
霖之助「…魔理沙にツケの代金代わりに渡された、草薙…ではなく霧雨の剣。美術品としての価値はそれなりだ。…250…、いや25万円。」
紫「うふふ…。ドロワよ」
霖之助「『ドロワよ』って…。びてい骨の辺りに穴が空いてるんだが。…値段付けようが無いなぁ…。」
星「私の出番でしょうか！ …こ、これは…。"橙のドロワ"じゃあないですか!!」
不比良「うおおっ！ 100万円じゃあー!!」
藍「私は300万円出ぁすッ!!」
藍「私は300万円出ぁすッ!!」
星「観客席五月蝿いですよっ！ …毘沙門的価値は10万円くらいですね！」
ロリス「私達の勝ちかな？ じゃあ、コレでトドメよ！」
霖之助「…髪留めで縛った水色の髪束…？ 星さん、頼む」
星「私の出番でしょうか！ …こ、これは…。"神綺のアホ毛"じゃあないですか!!
これは魔界神の全てですよ！ …1000万円です！」
魅魔「あーあ。もう勝ち目は無いかねぇ…。 私が持って来たのはこれだしね」
霖之助「…普通のエビフライ…。 で、いいのかな？星さん？」
星「…こ、これは…。」
霖之助「…髪留めで縛った水色の髪束…？ 星さん、頼む」
星「私の出番でしょうか！ …こ、これは…。"神綺のアホ毛"じゃあないですか!!
これは魔界神の全てですよ！ …1000万円です！」
魅魔「あーあ。もう勝ち目は無いかねぇ…。 私が持って来たのはこれだしね」
霖之助「…普通のエビフライ…。 で、いいのかな？星さん？」
星「…こ、これは…。」
星「…これは確かに普通のエビフライです。ですが只のエビフライではありません。 …魅魔さん、これは貴女がつくったエビフライですね？」
魅魔「ああ。これはあたしが魔理沙の為に作ったモンさね。」
魔理沙「えっ…、私の為に…だと？」
魅魔「ああ。ただ魔理沙の喜ぶ顔が見たくて、なけなしの賽銭で材料を買って作った、下手すりゃ普通のよか不美味いエビフライさ。
…でもこれが。…これがあたしの中で１番価値のある物なのさ」
魅魔「ああ。これはあたしが魔理沙の為に作ったモンさね。」
魔理沙「えっ…、私の為に…だと？」
魅魔「ああ。ただ魔理沙の喜ぶ顔が見たくて、なけなしの賽銭で材料を買って作った、下手すりゃ普通のよか不美味いエビフライさ。
…でもこれが。…これがあたしの中で１番価値のある物なのさ」
魔理沙「…うん。確かに不美味いな。不美味いけど…。
私は、こんなに美味いエビフライは生まれて初めてだぜ……ッ!!」(←涙を流しながらエビフライをがっつく)
私は、こんなに美味いエビフライは生まれて初めてだぜ……ッ!!」(←涙を流しながらエビフライをがっつく)
映姫「……勝敗は言うまでもありませんね。良いものを見せて頂きました。」
結果:妖夢の霧雨の剣(25万円)で○霊チーム勝利
(魔界は幻想郷ではない為、ロリスのは無効)
(魔界は幻想郷ではない為、ロリスのは無効)
魅魔「えっ」
魔理沙「えっ」
魔理沙「えっ」
