Comrade Black
「私はグラバー商会───その中で活動する《同志会》からやってきた人間です。
“黒”の同志、またはCBとお呼びください」
『双血の墓碑銘』の登場人物。
黒い上下の礼装と皮の手袋を身につけ、漆黒の髪を短く切り揃えた男装の美女。
英国の武器商であるグラバー商会の内部で暗躍する、
ユダ氏族の生き残りで構成された秘密結社《同志会》の構成員たる吸血種。
血族の証である真紅の瞳から感情を読み取る事は難しく、口調こそ丁寧であるものの障害の排除には躊躇がない。
人体の自由を奪い、容易に破壊可能な
墓碑銘も合わせて、対峙する者に酷く冷徹な印象を与える女。
作中では、
坂本龍馬の裏切りによって《同志会》から奪われた最重要機密――すなわち
柩の身柄を回収する為行動している。
血親の仇を追う
マーサ・ジェーン・キャナリーを雇い、龍馬に執着する
岡田以蔵を駒として引き入れ
柩の眷属となった
隼人を利用すべく、
彼の故郷である十六夜村の住人達を隷属下に置き隼人と柩を危険な罠へと誘い込まんとする。
- (3巻でのあれといいユダ氏族はリョナの代行者なのでは…?とボブは訝しんだ -- 名無しさん (2021-10-14 15:28:24)
最終更新:2024年03月20日 00:14