岡田以蔵



「のォ。ワシと龍馬の、いったい何がどう違うと言うんじゃ……?
教えてくれや……壬生狼ォ……?」


「りょおま……龍馬……龍、馬ァァァッ!!
ようも、ワシの前に現れよったのォ……
じゃが、なにゆえじゃ?なにゆえに、おんしはここに……」



『双血の墓碑銘』の登場人物。龍馬大好き墓場越太郎

かつて西方雄藩連合が京の都に放った人斬りの中でも、最も兇悪無比であると恐れられた土佐出身の暗殺者にして、《血染ノ民》
細身の着流し姿から覗く肌には、拷問の傷痕が幾つも刻まれ、その紅い瞳はここではないどこかを凝視しているかのような、昏い妄執を宿す。
型に囚われぬ変幻自在の動きと、命を顧みぬ技の数々は吸血種と化した新選組幹部にも劣らぬ脅威である。


土佐勤王党の刺客として活動してきた以蔵は、幕府に捕えられ幾度も拷問を受け同胞からも見放され、間もなく処刑される運命にあった。
使い捨ての剣客として泥に塗れて終わる自分と、同じ組織に身を置きながら歴史の表舞台で大きな活躍を残した坂本龍馬
消えゆく命の中で己の不遇と龍馬への妬みを嘆き募らせた以蔵は、その憎悪に目を付けたグラバー商会に助け出される。
そのまま彼は、グラバー商会にとっての“裏切者”である龍馬を追う使い捨ての手駒としての生を受け入れ、《血染ノ民》と化す。

――余命僅かの身となりながらも、以蔵は“坂本龍馬の企てを潰し、その首を自分が獲る”という目的を掲げて行動を開始する。
商会の使者・CBの策に従い、“復讐”の為日本を訪れたカラミティ・ジェーンと組むこととなった以蔵は、
龍馬の謀の核となる吸血種と深く関わる元・壬生狼――柾隼人を彼の故郷、十六夜村にて執拗に襲撃する。


やがてその死闘の果て、以蔵は確かに死を迎えたはずだったが……その常軌を逸した龍馬への執着心は、誰も予想しなかった異常現象を引き起こす……




  • お約束のホモ -- 名無しさん (2021-12-06 17:22:45)
  • 最期のあっさり具合が最高にホモホモしかった -- 名無しさん (2021-12-06 20:07:27)
  • この湿った感じのこじらせホモは高濱キャラにはいないタイプのホモだよな。マゴベのブライアンしかり -- 名無しさん (2021-12-06 21:53:43)
  • 龍馬の秘剣であっさり倒れるのマジで好きだよ -- 名無しさん (2022-09-14 12:24:33)
  • 隠し剣ホモで詰め -- 名無しさん (2022-09-14 23:06:34)
  • なんか印象には残るけど本筋にはあんまし影響ないキャラなのがじわじわくる -- 名無しさん (2022-09-15 02:50:06)
名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2022年09月15日 02:50