斎藤一



「や。これで私を選ぶ理由ができましたね。ねえ沖田クン、私を斬りたくなったでしょう?」


『双血の墓碑銘』の登場人物。
新選組三番隊隊長。細身の躰、目元には深い隈を浮かべ、どこか年寄りじみた生気のなさを感じさせる陰気な男。
その痩身には強い人斬りの業を宿し、江戸でも辻斬りめいた習性を持ち、逃げるように京へ現れた過去を持つ。


本編での活躍

三巻で、箱根の地で原田永倉と共に沖田達を誘い込み、『新選組最強』の座を決めようとする。
初めから沖田を獲物として狙う斎藤は、隼人が助けようとした百姓夫婦を斬殺する事で、沖田を激昂させて一対一の勝負に持ち込ませる。

始まる対決の中、斎藤は自分達(新選組)が皆異常であると告げ、速さを追求した秘剣《虎落笛(もがりぶえ)》の風刃で沖田の身を切り裂き続ける。
しかし、藤堂の死を乗り越え、自らの在り方を然りと認めた沖田が土壇場で更なる《奥義》に至り、敗北するのだった。



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最終更新:2021年12月09日 02:32