永倉新八



「この箱根のお山こそが、新選組(おれたち)の散り場所だ。ここにはいない近藤さんも土方さんも、みんなこのでっかい遊び場(・・・)で好きなようにやって散るのがたった一つの決め事さ」


『双血の墓碑銘』の登場人物。
新選組二番隊隊長。がっしりとした体躯と、穏やかな態度が特徴的な三十年配の男。
その闘い方は他の隊長格とは違い、堅実そのもの。京での乱戦の経験から、部下には多対一を徹底させており、
己も派手な技や能力を揮うのではなく、剣術の基本に忠実な立ち回りを心掛け着実に敵を追い詰めていく。


本編での活躍

三巻において伊東を追う隼人沖田の前に、同じく血族と化した原田斎藤と共に現れ、『新選組最強』の座を決めるべく、彼らとの死合を求める。
原田が隼人と、斎藤が沖田と、それぞれ激突する中……永倉は乱入してきた岡田以蔵と“あぶれた者”同士、刃を交える事に。

ギリギリの駆け引きを愉しもうとする以蔵に対し、終始冷静に反撃を加える永倉だったが、以蔵の策を前に両者相討ちとなり、彼らの屍と灰のみがその場に残された……
が、永倉の知らない以蔵の墓碑銘がここで発動する
以蔵はまたしても十六夜村の時と同様、死から逆行し再び立ち上がって見せるのだった。



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最終更新:2021年12月11日 09:56