リュウは真の格闘家を目指すべく世界各国を渡り歩き、数えきれないほどの
格闘家達と拳を交えてきた。そしてまた生まれ故郷の日本へ戻ってきた。
親友でありライバルでもあるケンもちょうど日本へ来ているという。
(ケン、久々にお前とやり合うのが楽しみだ・・・!)
そんなことを思っていたリュウは空港からだいぶ歩いていて、子供たちの笑い声が賑やかな
河原に沿って進んでいた。そこへ・・・
「リュウさん!」
懐かしい声に呼びかけられた。女子高生ファイターのさくらである。
「君か!腕は上がったか?」
「えへへ、受けてもらえばわかりますよ!」
何年か前に闘ったことのあるさくらと出会い、本当に日本へ帰ってきたんだなと噛み締めるリュウ。
(リュウさん、前よりもっと強くなって見える。私本当に追いつけるのかな・・・
でもあたしだって!)
リュウの成長した姿を見てさくらは少し自信がなくなったが、自分もずっと強者たちと戦ってきたのだ。
自分の力を試してみたいという気持ちの方が遥かに大きかった。
そして今戦いの火蓋が切って降ろされようとしていたとき・・・
「あ!さーくーらーちゃーん!!」
「さくらさん、先日はどうも。」
遠くから二人の女性が声をかけながらさくらのもとへ近づいてきた。
(誰だ彼女たちは・・・?)
リュウは見知らぬ美しい女性たちを見て思ったが、
どうやらさくらの知り合いのようだ。
「あっ!カサンドラさんにソフィーティアさん!どうもっ」
さくらは二人に会釈しながら声を返した。
リュウは彼女たちについてさくらから聞くと、彼女たちはアテネ出身の姉妹で
普段は剣と盾を持ち戦っているという。素手での格闘術も秀でていて
数日前にさくらと妹のカサンドラが手合わせをしたときにも素手でやり合い、知り合ったという。
姉のソフィーティアはその時は審判で戦えなかったが、妹と強さは互角らしい。
カサンドラは特に足技が手強かったらしい。結果は引き分けだったようだ。
どちらも膨らみのある胸の谷間が露出した派手な服を着ており、華奢でとても格闘家とは思えないような体をしていた。
これでさくらと互角というのだからリュウは驚いてしまった。
「こちらが前に話したリュウさんです!」
「よろしく、カサンドラにソフィーティア」
さくらに紹介され簡単な挨拶をした。
「ソフィーでいいわ。」
「ふう~~~~ん。なんか大したことない様に見えるけどねぇ~」
(なんだとっ)
「ちょっとカサンドラ失礼よ」
顔を覗き込んだり体を舐め回すように見て周りながら挑発する妹に一瞬血が登ったリュウ。
(でもたしかに波動がほとんど感じられない・・・
隣に立っているさくらさん、いいえ私達よりはるかに小さいわ・・・)
格闘家達と拳を交えてきた。そしてまた生まれ故郷の日本へ戻ってきた。
親友でありライバルでもあるケンもちょうど日本へ来ているという。
(ケン、久々にお前とやり合うのが楽しみだ・・・!)
そんなことを思っていたリュウは空港からだいぶ歩いていて、子供たちの笑い声が賑やかな
河原に沿って進んでいた。そこへ・・・
「リュウさん!」
懐かしい声に呼びかけられた。女子高生ファイターのさくらである。
「君か!腕は上がったか?」
「えへへ、受けてもらえばわかりますよ!」
何年か前に闘ったことのあるさくらと出会い、本当に日本へ帰ってきたんだなと噛み締めるリュウ。
(リュウさん、前よりもっと強くなって見える。私本当に追いつけるのかな・・・
でもあたしだって!)
リュウの成長した姿を見てさくらは少し自信がなくなったが、自分もずっと強者たちと戦ってきたのだ。
自分の力を試してみたいという気持ちの方が遥かに大きかった。
そして今戦いの火蓋が切って降ろされようとしていたとき・・・
「あ!さーくーらーちゃーん!!」
「さくらさん、先日はどうも。」
遠くから二人の女性が声をかけながらさくらのもとへ近づいてきた。
(誰だ彼女たちは・・・?)
リュウは見知らぬ美しい女性たちを見て思ったが、
どうやらさくらの知り合いのようだ。
「あっ!カサンドラさんにソフィーティアさん!どうもっ」
さくらは二人に会釈しながら声を返した。
リュウは彼女たちについてさくらから聞くと、彼女たちはアテネ出身の姉妹で
普段は剣と盾を持ち戦っているという。素手での格闘術も秀でていて
数日前にさくらと妹のカサンドラが手合わせをしたときにも素手でやり合い、知り合ったという。
姉のソフィーティアはその時は審判で戦えなかったが、妹と強さは互角らしい。
カサンドラは特に足技が手強かったらしい。結果は引き分けだったようだ。
どちらも膨らみのある胸の谷間が露出した派手な服を着ており、華奢でとても格闘家とは思えないような体をしていた。
これでさくらと互角というのだからリュウは驚いてしまった。
「こちらが前に話したリュウさんです!」
「よろしく、カサンドラにソフィーティア」
さくらに紹介され簡単な挨拶をした。
「ソフィーでいいわ。」
「ふう~~~~ん。なんか大したことない様に見えるけどねぇ~」
(なんだとっ)
「ちょっとカサンドラ失礼よ」
顔を覗き込んだり体を舐め回すように見て周りながら挑発する妹に一瞬血が登ったリュウ。
(でもたしかに波動がほとんど感じられない・・・
隣に立っているさくらさん、いいえ私達よりはるかに小さいわ・・・)
ソフィーはリュウの波動の弱さを感じ、さくらから聞いていた話とは違い不思議に思った。
「そんなことないですよ!リュウさんあたしよりすんごく強いんですから!」
「ふうーん。じゃあ姉さん、この間はあたしだったから姉さんに譲ってあげる
もちろん姉さんなんか簡単に倒せるんだよねぇ。ね?リュウ?」
小悪魔的な笑みを浮かべて話すカサンドラ。彼女もリュウの波動は既に読み取ったようだ。
「当たり前だ。だが危険すぎる。怪我をさせてしまうかもしれない」
この見るからに女らしい体をした女性はどう見ても強そうには見えなかった。
それにこんな派手な服を着たような女性と闘った経験がリュウにはなかったので落ち着かなかった。
「危険すぎる?w何?逃げんの?あはは♪」
「カサンドラ!・・・わたしはリュウさんがよければ構いませんが・・・」
(でもさくらさんの前でもし勝ってしまったら悪いでしょうか・・・
目標にしてるくらいだから強いとは思うのだけど)
本当にこの波動通りの強さなのかわからなかったが、可能性としてはある話だったのでソフィーはあまり乗り気ではなかった。
一方リュウは会話の流れを読み、断るわけにはいかなくなった。
「よしわかった。ソフィー、準備ができたら言ってくれ」
「そんなことないですよ!リュウさんあたしよりすんごく強いんですから!」
「ふうーん。じゃあ姉さん、この間はあたしだったから姉さんに譲ってあげる
もちろん姉さんなんか簡単に倒せるんだよねぇ。ね?リュウ?」
小悪魔的な笑みを浮かべて話すカサンドラ。彼女もリュウの波動は既に読み取ったようだ。
「当たり前だ。だが危険すぎる。怪我をさせてしまうかもしれない」
この見るからに女らしい体をした女性はどう見ても強そうには見えなかった。
それにこんな派手な服を着たような女性と闘った経験がリュウにはなかったので落ち着かなかった。
「危険すぎる?w何?逃げんの?あはは♪」
「カサンドラ!・・・わたしはリュウさんがよければ構いませんが・・・」
(でもさくらさんの前でもし勝ってしまったら悪いでしょうか・・・
目標にしてるくらいだから強いとは思うのだけど)
本当にこの波動通りの強さなのかわからなかったが、可能性としてはある話だったのでソフィーはあまり乗り気ではなかった。
一方リュウは会話の流れを読み、断るわけにはいかなくなった。
「よしわかった。ソフィー、準備ができたら言ってくれ」
数分後、リュウとソフィーは川付近の草むらに立ち定位置についた。
「本気で来い!」
「よろしくお願いしますわ。女だからといって手加減はいりません!」
「試合はじめっ!」
審判となったさくらの声で試合がはじまった。
先攻を取ったのはリュウ。リュウは自分の力とどれだけの差があるのかをカサンドラ、そしてさくらに見せつけるため
最初から必殺技を繰り出した。
「波動拳!」
「・・・さくらさんと同じものは通用しませんよ!」
「なにっ!?」
ソフィーは軽々とそれを両手で受け止めた。
リュウは全く効いていないソフィーを見て呆気に取られていた。
「そちらが来ないならこちらから行きます」
片足でジャンプし一気に近づくとリュウの鳩尾に拳を叩き込んだ。
「ぐぁ・・・かはぁっ」
あまりの苦しさに膝をついて咳き込んでしまった。
「効いたかしら?わたしに怪我をさせるんじゃなくて?」
(あら?本気ではなかったのだけど・・・やっぱりこの方弱いんじゃないかしら・・・
だとしてもこの程度で・・・)
「え!?リュウさん!!?大丈夫ですか?」
さくらはまさか自分の目標でもある人が女性に負けるわけがないと思っていたので驚いてしまっていた。
(カサンドラさんと同じ強さと聞いていたけどリュウさん手加減してるのかな・・・)
「あぁ、平気だ!」
「ちょっとリュウさん、ソフィーさんも女性ですけど簡単な相手じゃないんですよ?
本気でいってくださいね!あたしに見せて下さい、さらに強くなったリュウさんの力を!」
手加減しているであろうリュウに本気を出すように急かした。
「本気で来い!」
「よろしくお願いしますわ。女だからといって手加減はいりません!」
「試合はじめっ!」
審判となったさくらの声で試合がはじまった。
先攻を取ったのはリュウ。リュウは自分の力とどれだけの差があるのかをカサンドラ、そしてさくらに見せつけるため
最初から必殺技を繰り出した。
「波動拳!」
「・・・さくらさんと同じものは通用しませんよ!」
「なにっ!?」
ソフィーは軽々とそれを両手で受け止めた。
リュウは全く効いていないソフィーを見て呆気に取られていた。
「そちらが来ないならこちらから行きます」
片足でジャンプし一気に近づくとリュウの鳩尾に拳を叩き込んだ。
「ぐぁ・・・かはぁっ」
あまりの苦しさに膝をついて咳き込んでしまった。
「効いたかしら?わたしに怪我をさせるんじゃなくて?」
(あら?本気ではなかったのだけど・・・やっぱりこの方弱いんじゃないかしら・・・
だとしてもこの程度で・・・)
「え!?リュウさん!!?大丈夫ですか?」
さくらはまさか自分の目標でもある人が女性に負けるわけがないと思っていたので驚いてしまっていた。
(カサンドラさんと同じ強さと聞いていたけどリュウさん手加減してるのかな・・・)
「あぁ、平気だ!」
「ちょっとリュウさん、ソフィーさんも女性ですけど簡単な相手じゃないんですよ?
本気でいってくださいね!あたしに見せて下さい、さらに強くなったリュウさんの力を!」
手加減しているであろうリュウに本気を出すように急かした。
(クソっなんだ今の拳は・・・こんな重い拳は食らったことないぞ・・・・)
少しでも動いたら豊かな胸があらわになりそうなこんな女性に膝をついている自分を情けなく思っていた。
「あらら?もしかして効いちゃってる?ちょっとあんた、男のくせに女の前で跪いちゃって恥ずかしくないの?」
妹のカサンドラが外から屈辱の言葉をかけてきた。
「どうやら女だと思って油断していたようだ。次は本気で行く!」
「言い訳なんて言っちゃって情けない男っ」
リュウは立ち上がり気合を入れて宣言した。
「さくらさんを越えるその力、見せてください」
ソフィーも自分を越えるというリュウの力に興味があった。
リュウはすぐさまソフィーに近づき、拳を振り上げて叫んだ。
「これで終わりだ!昇竜・・・・・なにっ!?」
昇龍拳を放とうとした振り上げるリュウの拳をソフィーは片手で押さえ込んだ。
「これで本気ですか?すみませんが終わらせてもらいます」
ソフィーはリュウの胸ぐらを掴んで体制を崩させ、ちょうど自分のスカートの中が相手の顔がくるようにまたがった。
そして地を蹴って飛び、そのまま頭を地面に叩きつけた。
「ふ・・・ぉ・・・」
女性の下着の匂いを嗅ぎながらリュウは白目を剥き、意識はそこで飛んだ。
少しでも動いたら豊かな胸があらわになりそうなこんな女性に膝をついている自分を情けなく思っていた。
「あらら?もしかして効いちゃってる?ちょっとあんた、男のくせに女の前で跪いちゃって恥ずかしくないの?」
妹のカサンドラが外から屈辱の言葉をかけてきた。
「どうやら女だと思って油断していたようだ。次は本気で行く!」
「言い訳なんて言っちゃって情けない男っ」
リュウは立ち上がり気合を入れて宣言した。
「さくらさんを越えるその力、見せてください」
ソフィーも自分を越えるというリュウの力に興味があった。
リュウはすぐさまソフィーに近づき、拳を振り上げて叫んだ。
「これで終わりだ!昇竜・・・・・なにっ!?」
昇龍拳を放とうとした振り上げるリュウの拳をソフィーは片手で押さえ込んだ。
「これで本気ですか?すみませんが終わらせてもらいます」
ソフィーはリュウの胸ぐらを掴んで体制を崩させ、ちょうど自分のスカートの中が相手の顔がくるようにまたがった。
そして地を蹴って飛び、そのまま頭を地面に叩きつけた。
「ふ・・・ぉ・・・」
女性の下着の匂いを嗅ぎながらリュウは白目を剥き、意識はそこで飛んだ。
古びた小さな小屋の一室。
男一人と女二人がいた。
「ここは・・・?」
「ようやく気が付いたかしら?」
目を開けると女性の胸が眼前に広がっていた。どうやらソフィーに膝枕をさせてもらっていたようだ。
そこでようやく気づいた。こんな女ったらしい体をした女性にあんな恥ずかしい技で気を失って負けたことを。
リュウは急いで体を起こした。と同時にさくらが部屋へ入ってきた。
「リュウさん・・・大丈夫ですか?」
「あ・・・あぁ」
君にはあんなところを見せたくなかったという顔でうなずいた。
「でもソフィーさんもすごいですよね!このリュウさんに勝ったんですから!」
「いえ、そんなことは」
「リュウさんも・・・・・・えと・・・・頑張りましたよね!勉強になりました!!」
さくらは自分の目標としている人があっけなく負けたところを間近に見てしまったところを見て
自分もいろんな意味で恥ずかしくなってしまっていた。自分も含めてこの気まずい空気を変えるべく、
フォローなのかフォローじゃないのかよくわからないことを言っていた。
「あら?やっと目が覚めたのかしら負け犬のお馬鹿さん?w
ホント口だけよね男って。姉さんのアソコの匂いかぎながら失神しちゃうなんて。
にしてもあそこまで弱いとは思ってなかったわ。さくら、あんたの方がこいつより全然強いわよ?」
部屋に入ってきたカサンドラは起きているリュウを見て屈辱的なセリフを言われた。
「え!?いや・・・・そんな事無いですよ!」
さくらはリュウを一瞬みたあとすぐさま反論した。
(あたしなんかよりリュウさんの方が強いよね・・・ソフィーさんがさらに強かっただけ・・・)
さくらは自分に言い聞かせるように頭の中で繰り返していた。
男一人と女二人がいた。
「ここは・・・?」
「ようやく気が付いたかしら?」
目を開けると女性の胸が眼前に広がっていた。どうやらソフィーに膝枕をさせてもらっていたようだ。
そこでようやく気づいた。こんな女ったらしい体をした女性にあんな恥ずかしい技で気を失って負けたことを。
リュウは急いで体を起こした。と同時にさくらが部屋へ入ってきた。
「リュウさん・・・大丈夫ですか?」
「あ・・・あぁ」
君にはあんなところを見せたくなかったという顔でうなずいた。
「でもソフィーさんもすごいですよね!このリュウさんに勝ったんですから!」
「いえ、そんなことは」
「リュウさんも・・・・・・えと・・・・頑張りましたよね!勉強になりました!!」
さくらは自分の目標としている人があっけなく負けたところを間近に見てしまったところを見て
自分もいろんな意味で恥ずかしくなってしまっていた。自分も含めてこの気まずい空気を変えるべく、
フォローなのかフォローじゃないのかよくわからないことを言っていた。
「あら?やっと目が覚めたのかしら負け犬のお馬鹿さん?w
ホント口だけよね男って。姉さんのアソコの匂いかぎながら失神しちゃうなんて。
にしてもあそこまで弱いとは思ってなかったわ。さくら、あんたの方がこいつより全然強いわよ?」
部屋に入ってきたカサンドラは起きているリュウを見て屈辱的なセリフを言われた。
「え!?いや・・・・そんな事無いですよ!」
さくらはリュウを一瞬みたあとすぐさま反論した。
(あたしなんかよりリュウさんの方が強いよね・・・ソフィーさんがさらに強かっただけ・・・)
さくらは自分に言い聞かせるように頭の中で繰り返していた。
「女に負けるわけないとか思ってたのかしらねぇwそれにあんた気絶してる時勃起してたのよ?ww」
「う、うるさい!」
リュウは知らなかったがさくらの顔が赤くなってるのを見て悟った。
「あんなおっきくさせちゃってw女に負けた悔しさで勃っちゃったのかしらw
それとも女にいたぶられて興奮する変態?w」
あまりにもカサンドラが卑下してきてリュウは逆上して言った。
「お、お前に負けたわけじゃない!」
「あら?あたしとやんの?これ以上の醜態を自分から晒すのかしら?あははw」
「すぐに黙らせてやる」
リュウは既にソフィーの手当てで完治していたのですぐに攻撃をしかけた。
「ちょっとリュウさん!こんなところでやらなくてもっ!」
「すまない、君は危ないから離れていろ!喰らえ、真空・・・・・波動拳!!」
自分のすべての力を手に集中し放った。小屋は見事に吹き飛び、左右にソフィーとさくらしかいないのが見えて
リュウは勝利を確信した。
「フッ・・・俺の勝ちだったようだな」
「そうかしら?」
「リュウさん後ろ・・・!」
ソフィーが言った。ソフィーとさくらには全てが見えていたのだ。妹のカサンドラが真空波動拳を手で上に弾き出し、
すぐさまリュウの背後へ回ったのを。
「あんた、やっぱ弱いわねw」
リュウは何が起こったかわからなかったが、それを待たずにカサンドラは後ろから首に腕をまわしスリーパーホールドを仕掛けた。
「う・・・ぁ・・・・くそ・・・・!」
(こんな女に・・・・負けるわけには・・・・!)
頭にやわらかいものが当たっている。わざと胸に押し付けるように首を絞めつけてきたのだ。ちょうど胸に頭が挟まるように。
あのさくらですら互角だったのだから負けるわけにはいかなかったが、どんなに力を入れても振りほどけなかった。
「どう?興奮する?女にこの技を決められるのって屈辱よねぇ?w
てかあんた、さっさとしないと落ちちゃうわよ?もっと力入れなさいよ」
「えっリュウさん・・・?負けないで!」
さくらは見た限りでは簡単にほどけそうな締め方だったので大丈夫と思っていたが、
苦しそうにしているリュウを見て泣きそうな声で応援した。
カサンドラは締めながらリュウの盛り上がった股間を見て言った。
「あっはははははwwwやっぱあんた変態だわ!w勃っちゃってるわよこいつwwww
女に負けておっきくしちゃう変態だわwwさくらちゃんほら見なさいって!w」
「リュウさん・・・」
さくらは自分でも引き分けだったとは言え、勝てたとも言える試合をした相手だったのでリュウなら勝ってくれると
思っていた。だがあまりにも一方的で果てには勃起した情けない格好をしたリュウに自分が情けなくなって思いが爆発してしまった。
「・・・リュウさん!今まで何をしてきたんですか!?悔しいと思うならここからの巻き返しを見せて下さい!!」
「う、うるさい!」
リュウは知らなかったがさくらの顔が赤くなってるのを見て悟った。
「あんなおっきくさせちゃってw女に負けた悔しさで勃っちゃったのかしらw
それとも女にいたぶられて興奮する変態?w」
あまりにもカサンドラが卑下してきてリュウは逆上して言った。
「お、お前に負けたわけじゃない!」
「あら?あたしとやんの?これ以上の醜態を自分から晒すのかしら?あははw」
「すぐに黙らせてやる」
リュウは既にソフィーの手当てで完治していたのですぐに攻撃をしかけた。
「ちょっとリュウさん!こんなところでやらなくてもっ!」
「すまない、君は危ないから離れていろ!喰らえ、真空・・・・・波動拳!!」
自分のすべての力を手に集中し放った。小屋は見事に吹き飛び、左右にソフィーとさくらしかいないのが見えて
リュウは勝利を確信した。
「フッ・・・俺の勝ちだったようだな」
「そうかしら?」
「リュウさん後ろ・・・!」
ソフィーが言った。ソフィーとさくらには全てが見えていたのだ。妹のカサンドラが真空波動拳を手で上に弾き出し、
すぐさまリュウの背後へ回ったのを。
「あんた、やっぱ弱いわねw」
リュウは何が起こったかわからなかったが、それを待たずにカサンドラは後ろから首に腕をまわしスリーパーホールドを仕掛けた。
「う・・・ぁ・・・・くそ・・・・!」
(こんな女に・・・・負けるわけには・・・・!)
頭にやわらかいものが当たっている。わざと胸に押し付けるように首を絞めつけてきたのだ。ちょうど胸に頭が挟まるように。
あのさくらですら互角だったのだから負けるわけにはいかなかったが、どんなに力を入れても振りほどけなかった。
「どう?興奮する?女にこの技を決められるのって屈辱よねぇ?w
てかあんた、さっさとしないと落ちちゃうわよ?もっと力入れなさいよ」
「えっリュウさん・・・?負けないで!」
さくらは見た限りでは簡単にほどけそうな締め方だったので大丈夫と思っていたが、
苦しそうにしているリュウを見て泣きそうな声で応援した。
カサンドラは締めながらリュウの盛り上がった股間を見て言った。
「あっはははははwwwやっぱあんた変態だわ!w勃っちゃってるわよこいつwwww
女に負けておっきくしちゃう変態だわwwさくらちゃんほら見なさいって!w」
「リュウさん・・・」
さくらは自分でも引き分けだったとは言え、勝てたとも言える試合をした相手だったのでリュウなら勝ってくれると
思っていた。だがあまりにも一方的で果てには勃起した情けない格好をしたリュウに自分が情けなくなって思いが爆発してしまった。
「・・・リュウさん!今まで何をしてきたんですか!?悔しいと思うならここからの巻き返しを見せて下さい!!」
さくらは言ったが、リュウはあまりの苦しさに息もできない状態だった。
(ほどけない・・・!くそっ!くそ!!!)
こんな女に手も足も出ない上に耳のあたりに胸を当てられて勃起してしまっている自分を情けなく思い、
悔しさが既に爆発していたがどうにもすることができなかった。
「そろそろおねんねの時間かしら?w」
「う・・・・・・ぁ・・・・」
さくらの応援も虚しく、リュウはそこで白目を向き泡をふいて気絶してしまった。
「ホント笑っちゃうわw女一人に恥ずかしくないの?」
カサンドラが腕を離すと情けなく膝から崩れ落ちうつぶせになったリュウ。
「リュウさん!!」
さくらが急いでリュウに駆け寄った。脈を確かめようとリュウを仰向けにするさくら。
そして股間部分が目に入った。
「リュウさん・・・ホンットみっともないです。失望しました!
あたし・・・負けるところなんて見たくなかったです。それにまさか女性に負けた上に精子まで出しちゃったなんて。
あたし、いつの間にかリュウさんを超えてたんですね」
完全にさくらに見放されてしまったリュウ。
「ここまで差があるとは思わなかったわ。にしてもカサンドラやりすぎよ。」
ソフィーは股間部分が濡れたリュウを見ながら妹に言った。
「え?手加減してたけどね~。それにこいつが勝手にイッたのよ?wにしても女に首絞められて負けてイッちゃうなんて
ホントどうしようもない男ねwwあたしもまさか精子までピュッピュするとは思わなかったわ~w」
カサンドラはしゃがんでリュウを覗き込むようにしながら言ったが、リュウには聞こえていなかった。
「あっはははははははwwこんなに出しちゃってw姉さんとあたしに負けちゃって興奮しちゃったのかしらw
戦ってるときによほど溜まっちゃったんでしょうね~w悪い子でちゅね~~~wあははw」
「ソフィーさん、カサンドラさん、行きましょう。もうここには用はありませんから」
さくらはそう言って三人は無様に倒れている男を置いて去っていった。
―おしまい―
(ほどけない・・・!くそっ!くそ!!!)
こんな女に手も足も出ない上に耳のあたりに胸を当てられて勃起してしまっている自分を情けなく思い、
悔しさが既に爆発していたがどうにもすることができなかった。
「そろそろおねんねの時間かしら?w」
「う・・・・・・ぁ・・・・」
さくらの応援も虚しく、リュウはそこで白目を向き泡をふいて気絶してしまった。
「ホント笑っちゃうわw女一人に恥ずかしくないの?」
カサンドラが腕を離すと情けなく膝から崩れ落ちうつぶせになったリュウ。
「リュウさん!!」
さくらが急いでリュウに駆け寄った。脈を確かめようとリュウを仰向けにするさくら。
そして股間部分が目に入った。
「リュウさん・・・ホンットみっともないです。失望しました!
あたし・・・負けるところなんて見たくなかったです。それにまさか女性に負けた上に精子まで出しちゃったなんて。
あたし、いつの間にかリュウさんを超えてたんですね」
完全にさくらに見放されてしまったリュウ。
「ここまで差があるとは思わなかったわ。にしてもカサンドラやりすぎよ。」
ソフィーは股間部分が濡れたリュウを見ながら妹に言った。
「え?手加減してたけどね~。それにこいつが勝手にイッたのよ?wにしても女に首絞められて負けてイッちゃうなんて
ホントどうしようもない男ねwwあたしもまさか精子までピュッピュするとは思わなかったわ~w」
カサンドラはしゃがんでリュウを覗き込むようにしながら言ったが、リュウには聞こえていなかった。
「あっはははははははwwこんなに出しちゃってw姉さんとあたしに負けちゃって興奮しちゃったのかしらw
戦ってるときによほど溜まっちゃったんでしょうね~w悪い子でちゅね~~~wあははw」
「ソフィーさん、カサンドラさん、行きましょう。もうここには用はありませんから」
さくらはそう言って三人は無様に倒れている男を置いて去っていった。
―おしまい―