白鴉城、設定街区
再演:第一「始まりの四人」
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正史
始まりの四人
かつて鉱床の最深部を調査していた四人組の忍びたち。発展を続ける鉱床のため忍びの技を活かし、地下から稀に湧き出る怪物を調べていた彼らは、公私ともに親密で忍びとしての厳しい世界からひと時解放されていたのだった。しかし、調査掘りの坑道が孔の底に到達したその日、彼らの時間は終わりを告げた。
新月
[***]に囚われた始まりの四人の一人。四人の中心的な存在であり、彼女が囚われたことから、白鴉城の物語が動き始める。
三日月
初代の白鴉の主。四人の中では最も控えめで一歩後ろを歩くような性格であったが、それ故に天へと昇る[**]に直接触れることになり、そしてそれは彼にとって忘れることの出来ない闇との邂逅となった。あれから幾度捜索しても見つけられることのない新月のため、いつか闇に至ることを誓い、彼は鴉を立ち上げた。真に黒き闇の中にあっても、ただ一つの輝きを求めて飛ぶ鴉に誓って。
十五夜
黒夜教の初代大司教。[***]に真っ先に触れた彼は、闇の影響を強く受け、初めての意識持つ闇背負い、夜御使となった。彼の意識を保ったのは、ただ一人のため。[***]に囚われた新月、彼が密かに愛し認められたいと求めた女性のため。もう一度、闇に近づくだけの力を求め、彼は黒夜教を立ち上げた。しかし彼の意識は徐々に濁り、彼と黒夜教はもはや力を求めるだけの集団となった。彼が闇に認められたいと願ったのは、言葉通りの意味なのか、それとも。
月夜
新月の恋人であった彼女は、三日月が闇に、新月に至るための研究に、自らその身を差し出した。しかし、成果の上がらないまま時だけが進み、三日月が短命にして没して以降はその目的も継がれぬまま、闇を求めるのみの実験が続けられた。そうして、彼女は新月を想う意志のみを残し、全てを闇に呑まれてしまった。そして40年前、月夜は実験区画のほとんどの実験体を連れて脱走し、旧区封鎖事件を引き起こした。その後、老いた十五夜を殺害、黒夜教の大司教となった。新月を救う目的から外れた二組織を排するため、全ては[***]に至り新月を救い出すため。
そしてついに[***]の在処を突き止めた月夜は、囚われの新月を救い出すための儀式を実行した。それは囚われた者を救い出す儀式でもなく、そしてそれが成功することもなかったのだが。
そしてついに[***]の在処を突き止めた月夜は、囚われの新月を救い出すための儀式を実行した。それは囚われた者を救い出す儀式でもなく、そしてそれが成功することもなかったのだが。