ミクロキッズ
原題:Honey, I Shrunk the Kids
公開:1989年6月23日
時間:93分
監督:
ジョー・ジョンストン
ストーリー
変わり者の科学者ウェイン・ザリンスキーは、キャリアウーマンの妻ダイアン、憧れの男の子に夢中な長女エイミー、発明オタクの長男ニックと4人で暮らしていた。ウェインは物体縮小装置の開発に没頭していた。
隣人のラッセル・トンプソンはウェインと対照的な体格の良いスポーツマンで、ザリンスキー家を変人一家として蔑んでいた。ラッセルも穏やかな妻、エイミーに想いを寄せる長男ラス、お調子者の次男ロンの4人家族だった。
トンプソン家が釣りのキャンプに出かける当日、ロンがザリンスキー家の屋根裏部屋に野球のボールをかっ飛ばしてしまう。ラスとロンはエイミーとニックに会いに行き屋根裏部屋へと向かう。屋根裏部屋はウェインの実験室となっており、4人はひょんなことから物体縮小装置を作動させてミクロサイズに縮んでしまう。
概要
変わり者の科学者が子供たちをミクロ化してしまったことから巻き起こる騒動を描くファミリー向けSF映画。1950年代の『縮みゆく人間』などの影響があると考えられる。
『ミクロキッズ』シリーズの第1作。1,800万ドルの製作費に対し、世界約2.22億ドルを売り上げる大ヒットとなった。
歴史
仮タイトルは『Teeny Weenies』→『Grounded』→『The Big Backyard』で、最終的なタイトルは『Honey, I Shrunk the Kids』となった。同シリーズの原題は、ウェインの台詞風に発生するトラブルが説明されているユニークなものとなっている。
撮影は
メキシコシティ*のチュルブスコ・スタジオで行われた。また、ダイアンが公衆電話へ向かうビバリーヒルズ・モールはメキシコシティのプラザ・インというモールで撮影されている。
撮影には特殊効果が多用されており、電子制御されたアリやハチなどが用意された。
キャスティング
主演はジョンストン監督の友人だった
リック・モラニス。
チェビー・チェイス*も候補に挙がっていたが、『ナショナル・ランプーン クリスマス・バケーション』(1989年)の撮影の多忙のため断られた。
長女エイミー役の
エイミー・オニールはディズニー映画という理由で本作の出演を決め、撮影の合間に他の子役と水泳やトランプを楽しんだという。長男ニック役の
ロバート・オリヴェリは彼のスタントマンに畏敬の念を抱いたとコメントしている。
キャスト
- ソフト版:1990年10月21日発売。※DVD・VHS収録
- フジテレビ版:1994年4月30日放送『ゴールデン洋画劇場』
スタッフ
情報集計中…
最終更新:2024年09月08日 16:03