ウェンディ・ダーリング
名前:Wendy Darling
デビュー:『
ピーター・パン』(1953年)
概要
憧れの少年
ピーター・パンに会えることを夢見ているが、そろそろ大人になってほしい父親からはおとぎ話を卒業してほしいと思われている。
エピソード
リリーの父である
酋長に感謝されインディアンの宴を楽しんだ一行だが、ウェンディはロスト・ボーイズを連れて家に帰りたいと言い出す。ウェンディはピーターも誘うが、大人になろうとする彼女に失望したピーターは彼女らと対立してしまう。
ウェンディと弟たちとロスト・ボーイズはピーターの隠れ家(
首吊り人の木)から出たところをフック船長の一味に捕らわれてしまう。そこへ駆けつけたピーターはフックの卑怯な作戦もかわして彼を撃退。フックは天敵の
チクタクワニに追いかけられて彼方へ逃げていった。ピーターは
ジョリー・ロジャー号に妖精の粉を振りかけると、空飛ぶ船で三姉弟をロンドンの子供部屋へと送り届ける。
パーティーから帰宅した父のジョージと母の
メアリー・ダーリングに大人になる決意ができたと話すウェンディ。一家が外を見ると、ピーターの空飛ぶ海賊船の面影が浮かんでおり、ジョージも「昔子供の頃に見たことがある」と懐かしむのだった。
第一次世界大戦*の最中、
ロンドン*に住む大人になったウェンディの夫
エドワードは徴兵され、娘の
ジェーンには弟の
ダニーに夢いっぱいの物語を疎開先で聞かせるようにと頼んだ。戦争によって夢見る心を忘れた現実主義のジェーンはその要望を拒否し、ウェンディとダニーに心ないことを言ってしまう。
その晩、ダニーが怖い夢にうなされるとジェーンはピーター・パンの物語で彼を元気づけ、ウェンディに先の行いを謝罪した。ジェーンがネバーランドへ行ったことを勘づいたウェンディは窓を覗き込み、ピーターとティンクに再会。ピーターに姿は変わっても自分は何も変わっていないことを説き、大人になってもなお妖精の粉で身体が宙に浮くことを証明し彼を微笑ませた。そこへエドワードが戦地から帰還し、ピーターは喜ぶ一家を見守りネバーランドへ戻っていった。
春の準備を終えた
ティンカー・ベルはものづくりの妖精として初めてメインランドへ行くことを許され、修理したオルゴールを持ち主に届ける使命を与えられる。不安いっぱいのティンクだったが、オルゴールを受け取った少女ウェンディは大喜びだった。
その他
KH
「ソラ編」では
ソラの記憶から生まれた幻の
ネバーランドに幻のウェンディ・ダーリングが登場。
フック船長にさらわれて
ジョリー・ロジャー号に幽閉されていたところ、ソラ、
ドナルドダック、
グーフィー、
ピーター・パンに救われる。ウェンディが家に帰りたいと言い出すとピーターはヘソを曲げていなくなってしまう。彼の代わりにソラたちがウェンディの保護を買って出るが、フックに捕まってしまう。ウェンディの窮地にピーターが駆けつけソラとともにフックを倒した。そして、ウェンディとソラはネバーランドを離れて大人になってもピーターのことを忘れるわけではないと説得し、ピーターはウェンディを家に帰すことにする。
テーマパーク
登場作品
1950年代
2000年代
2010年代
2020年代
声
幼少期
少女期
- 関口正子(1963年:日本コロムビア版レコード)
- 芹洋子(1972年:キングレコード版レコード)
- 岡本茉利(1983年:TBS版)
- 渕崎ゆり子(1984年~2002年:新録版)
- 上戸彩(2002年)
- ?(2013年)
大人
実写
最終更新:2024年12月31日 21:24