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ミクロキッズ3

原題:Honey, We Shrunk Ourselves
公開:1997年3月18日
時間:74分
監督:ディーン・カンディ



  • 目次

ストーリー

前作の赤ちゃん巨大化騒動から8年後、当の本人アダム・ザリンスキーは10歳に成長していた。アダムは父ウェインや兄ニックとは違い、科学よりも野球に興味を示していたが、父にその思いは届いていなかった。

ウェインは弟ゴードンとともにシャトルの打ち上げ見学に誘われるが、その日はウェインの妻ダイアンとゴードンの妻パティが旅行へ行くため、ウェインとゴードンは子守を頼まれていた。ウェインはダイアンから幸運のお守りのチキ像が邪魔だから処分するように言われていたが、ゴードンと共に物体縮小装置を使ってバレないように保管しようと考えた。しかし、事故によってウェインとゴードン、そして一時的に帰宅したダイアンとパティがミクロ化してしまう。

留守番をしていたウェインの子アダムと、ゴードンの子ジェニーとミッチは大人たちが帰ってこないことに気付いて好き放題し始める。ジェニーは友達を呼んでホームパーティーを計画する。大人がいないと思い込んでいる子供たちからは大人に対する不満や本音が語られるが、この一大事は大人のありがたみや子供が人知れず成長しているという事実を互いに理解する助けとなっていく。

概要

ミクロキッズ』(1989年)、『ジャイアント・ベビー』(1992年)の続編となるシリーズ第3作。本作では大人たちがミクロ化してしまう。

シリーズの長編としては唯一のビデオ用映画。撮影スタッフとして有名なディーン・カンディが初監督を務めた。

主人公のウェイン役リック・モラニスのみが続投となり、妻のダイアン役はイヴ・ゴードンに交替となった。前作で赤ん坊だったアダムは10歳に成長し、本作ではバグ・ホールが演じている。エイミーやニックは登場せず(2人を演じた子役は既に引退していた)、ウェインの弟一家が新キャラクターとして登場する。ちなみにウェインの弟一家は第1作でその存在が示唆されていた。

脚本は『ジャイアント・ピーチ』を製作中のカリー・カークパトリック*が担当し、1996年の冬に劇場公開を予定していたが、ジェフリー・カッツェンバーグ*がゴーサインを出さず、プロジェクトは中断となった。ディズニーは『アラジン ジャファーの逆襲』や『アラジン完結編 盗賊王の伝説』などのビデオ用アニメーション映画の売り上げが好調であり、実写のビデオ用続編映画がどれほどの成果を挙げられるかをテストするため『ミクロキッズ3』の製作を開始した。

ビデオ用に予算削減を余儀なくされ、脚本の改訂が行われた。ミクロ化した大人たちが水槽に落ちるシーンはカットされ、代わりにしゃぼん玉に乗るシーンが追加された。

ウェイン・ザリンスキー リック・モラニス 二又一成
ダイアン・ザリンスキー イヴ・ゴードン 滝沢久美子
ゴードン・ザリンスキー スチュアート・パンキン 樋浦勉
パティ・ザリンスキー ロビン・バーレット 駒塚由衣
アダム・ザリンスキー バグ・ホール 木村良平
ジェニー・ザリンスキー アリソン・マック 仙台エリ
ミッチ・ザリンスキー ジェイク・リチャードソン 堀裕晶
リッキー・キング ジョジョ・アダムズ
ジル ミラ・クニス
ジョディ エリカ・ラトレル
ホリー リサ・ウィルホイト
ヴィンス ブライソン・オースト
トレイ セオドア・ボーダーズ
トリーナ ハンナ・ウォーターマン 定岡小百合


スタッフ

情報集計中…

タグ:

ビデオ用映画
最終更新:2024年09月15日 21:38