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シリキ・ウトゥンドゥ

名前:Shiriki Utundu
デビュー:『タワー・オブ・テラー』(2006年)

概要

災いを呼ぶ偶像。シリキ・ウトゥンドゥには「災いを信じよ」という意味がある。粗末に扱ったり捨てようとすると災いを呼ぶという。古代の呪術師シリキの霊が宿っていると言い伝えられている。

1840~50年代頃、キジャンジの祖父の時代。ムトゥンドゥ族は無法者の集まりでコココ族*から追い出された、キジャンジの祖父は移住先に裕福な部族が強力な偶像(シリキ・ウトゥンドゥ)を持っていることを知り、夜中に忍び込んで盗み出した。キジャンジの祖父はシリキを使ってコココ族に復讐を試みるが、その力は強大でコココ族の村ごと破壊してしまう。力を恐れたキジャンジの祖父はシリキを川に捨てようとするが、それによって一週間ジャングルの中で死にそうな目に遭ってしまう。そこからキジャンジの代までシリキはムトゥンドゥ族のもとにある。

1899年夏、コンゴ川*を遠征中のハリソン・ハイタワー三世がムトゥンドゥ族から奪い取り、ホテルハイタワーへと持ち帰った。その年の大晦日、ハイタワー三世はシリキの披露会見を行うが、そこでシリキをバカにしてしまう。執事のアーチボルト・スメルディングの忠告を無視してシリキを軽んじたハイタワー三世。彼の乗ったエレベーターが急降下し、行方不明となってしまう。

1912年、ニューヨーク市保存協会ベアトリス・ローズ・エンディコットがホテルハイタワーの見学ツアーを実施しようとすると、過去の事件を目撃したニューヨーク・グローブ通信マンフレッド・ストラングは反対する。ローズとストラングがホテル内を調査していると、ストラングのみが超常現象を目撃する。ストラングはシリキがホテル内に潜んでいることを疑うが、ローズは聞く耳を持とうとしなかった。

テーマパーク

タワー・オブ・テラー

1912年、ニューヨーク市保存協会ホテルハイタワー見学ツアーが始まり、ゲストは1899年のハリソン・ハイタワー三世の失踪直前の録音を聞く。部屋にあったシリキ・ウトゥンドゥが姿を消すと、ゲストの乗ったエレベーターは13年前と同じように急降下を始める。

ミスティック・マナー

キューラインにはS.E.A.の1899年の会合の様子を描いた絵画が飾られており、ハリソン・ハイタワー三世に抱えられたシリキ・ウトゥンドゥも描かれている。

ベンガル・バーベキュー

「ミスティック・マナー」に飾られている1899年のS.E.A.の会合の絵画と同じものがここにも飾られている。

登場作品

2000年代

2006年
タワー・オブ・テラー ※東京ディズニーシー

2010年代

2013年
ミスティック・マナー ※香港ディズニーランド

2017年
ベンガル・バーベキュー ※ディズニーランド


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キャラクター
最終更新:2024年09月08日 22:35