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美女と野獣

英題:Beauty and the Beast
発売:1994年7月8日(日本)、1994年(北米)、1995年2月23日(欧州)
機種:ファミリーコンピュータ(欧州のみ)、スーパーファミコン*

概要

かの名作を野獣の視点から再現したアクションゲーム。野獣が城の中や氷の森の中を冒険してひたすらベルを追いかける前半パートと、ガストンとの死闘を繰り広げる後半パートに分かれる。ひっかく、ほえる、押し潰す、壁をよじ登るといった野獣らしい豪快なアクションのほか、ステージの制限時間が魔法のバラで表示されるなど、原作再現も申し分ない出来となっている。さすがはスーファミ時代のハドソンである。

…かと思いきや、なかなかの難しさを誇るゲーム。ある種覚えゲーとしての性格も持ち合わせていることから、何度も挑戦しないとクリアできないステージもちらほら。難易度設定でDifficultモードにも設定できるが、こちらはすべての敵の体力が2倍となっており、ゴリ押しのきかない屈指の高難易度ゲーとなっている。

中盤には名曲「愛の芽生え」のワンシーンを再現したボーナスステージが用意されている。ベルの投げる雪玉をすべてキャッチするとライフが回復する…とここまでは確かにボーナスステージなのだが、3回ミスるとライフが削られるというボーナスステージらしからぬ仕様となっている。クリアするまで何度も挑戦することになり、早い話がコツをつかまないとヒロインに殺されるというある意味画期的なゲーム内容が当時のユーザーに衝撃を与えた。まさにベルへの「殺意の芽生え」となっても文句ない内容である。高難易度やこういった理不尽なボーナスステージがこのゲームの語り草となっており、エンディングまでたどり着かなかったプレイヤーも多いのでは。ちなみに、裏技を使えば全ステージを一瞬でクリアできるのでエンディングを見ることは可能。

キャラクター


楽曲

タグ:

ゲーム
最終更新:2024年09月08日 16:36