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ヴィディア

名前:Vidia
デビュー:『ティンカー・ベル』(2008年)

概要

ピクシー・ホロウに住む高速飛行の妖精。

プライドが高く高飛車なところがあり、ものづくりの妖精のティンカー・ベルを下に見ている節があった。第3作『ティンカー・ベルと妖精の家』でティンクがグリフィス博士に捕らえられた一件を解決してからは性格が丸くなり、ティンク、ロゼッタシルバーミストイリデッサフォーンと共に行動することも増えた。

エピソード

ティンカー・ベル

メインランド(人間の世界)に生まれた赤ちゃんが初めて笑った時、ピクシー・ホロウには新たな妖精ティンカー・ベル(ティンク)が風に乗って運ばれてきた。高速飛行の妖精ヴィディアは儀式に立ち会い、ティンクの才能がものづくりであることが判明する。

速く飛ぶことのできるヴィディアはティンクに挨拶をされるが、自分の才能とものづくりの才能を同列に扱われたことに怒る。その後、ティンクが巻き起こした騒動に巻き込まれ、ヴィディアのストレスが蓄積していく。

ものづくりの妖精を辞めたいティンクは最後の望みを賭けてヴィディアのもとを訪れる。ヴィディアは嫌がらせで走りアザミを捕まえるようにアドバイスする。走りアザミは暴走し春の準備は台無しになる。やがてヴィディアの嫌がらせが明るみになり、彼女はクラリオン女王から走りアザミの回収を命じられる。

ティンカー・ベルと月の石

オープニングで秋の準備をしている場面が映し出される。

ティンクが聖なる杖を披露するラストシーンにも登場する。

ティンカー・ベルと妖精の家

メインランド(人間の世界)へ夏を届けにやってきた妖精たち。ティンクも道具の修理サポート班として同行していた。好奇心旺盛のティンクはヴィディアの忠告を無視して人間の家へと近づき、9歳の女の子リジー・グリフィスが手作りした妖精の家に入り閉じ込められてしまう。ヴィディアは慌てて妖精のキャンプに戻り、シルバーミストイリデッサロゼッタフォーンクランクボブルに助けを求める。

土砂降りの中、ボブルとクランクの主導でボートを作った妖精たちはヴィディアの記憶を頼りにティンクが捕らえられているグリフィス博士の家に辿り着く。ガレージから家に侵入しようとした妖精たちは猫のトゥイッチズに見つかってしまうが、妖精の粉とキャットニップを上手く使って難を逃れる。グリフィス博士に見つかったティンクが研究者の理事会に連れて行かれそうになり、ヴィディアが身代わりになる。妖精たちはティンクと合流し、ヴィディアを救出するため、リジーにレインコートを着せて彼女に空を飛ばせてグリフィス博士を追うことに。

ティンクはグリフィス博士の自動車を故障させ、その隙に空を飛ぶリジーがグリフィス博士に追いつく。博士はリジーの姿と訴えを目にし、妖精の存在を理事会に報告することをやめた。グリフィス博士も妖精に飛び方を教わり、家へと戻った。それからグリフィス親子は妖精と仲良くなりお茶会を楽しむ間柄となった。

ピクシー・ホロウ・ゲームズ 妖精たちの祭典

ピクシー・ホロウ・ゲームズの高速飛行の妖精代表として、ゼファーと共に出場する。

決勝まで進出したが、最終成績は不明。

ティンカー・ベルと輝く羽の秘密

ピクシー・ホロウの妖精たちが冬の準備をする中、ティンクは冬の森に足を踏み入れてしまう。暖かい季節の妖精と冬の妖精は、お互いのエリアに足を踏み入れると羽が傷ついてしまうため、立ち入りを禁じられていた。ティンクがフォーンの忠告を無視して境界線を渡ると、ティンクの羽が輝き始めた。妖精たちはティンクを心配する。

冬の森へと向かい、暖かい季節のエリアに戻ったティンクは姉妹でありながら冬の妖精であるペリウィンクルを招くため、クランクとボブルに雪製造機の開発の協力を仰ぐ。クランクはシルバーミスト、イリデッサ、フォーン、ロゼッタ、ヴィディアを連れてきて秘密裏に準備を始める。

ティンクたちは雪製造機を使ってペリウィンクルを案内するが、次第に彼女は暑さで弱ってしまう。冬の森の指導者ミロリはペリウィンクルを連れて帰り、雪製造機を処分した。しかし、処分した雪製造機が氷河を雪に変換し始め、ピクシー・ホロウを大寒波が襲った。暖かい季節の妖精たちはなすすべが無かったが、ティンクとミロリ率いる冬の妖精たちの活躍によって妖精の粉の木は守られた。暖かい季節の妖精たちはこの一件から、羽を霜で覆えば冬の森へ行けることを学んだ。

ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船

好奇心旺盛な妖精の粉の番人ザリーナが独自に粉を改良し集落をめちゃくちゃにしてしまう。ヴィディアたちは心配して駆けつけるが、ザリーナはフェアリー・ゲイリーから粉の番人の仕事を外され、その日を境にピクシー・ホロウから姿を消してしまう。

一年後、ピクシー・ホロウのフェスティバル当日、巨大なポピーの花粉が妖精たちを眠らせる事件が発生。舞台袖で花粉を防いだティンカー・ベル、シルバーミスト、イリデッサ、ロゼッタ、フォーン、ヴィディアは同じくトイレ休憩で花粉を回避したクランクに後を任せ、犯人の後を追った。犯人は一年前に姿を消したザリーナで、ピクシー・ホロウの青い妖精の粉を奪い、海賊の一味とともに逃走した。ティンクたちはザリーナが海賊に強請られていると推理するが、ザリーナは海賊たちから船長として慕われていた。ザリーナは虹色の妖精の粉でティンクたちの才能をシャッフルし、青い粉を奪って逃走した。ヴィディアはものづくりの妖精となり、高速飛行の才能はシルバーミストに引き継がれた。

ザリーナはキャビン・ボーイのジェームズや海賊たちに慕われ、海賊の仲間たちが自分の居場所だと考えていた。そして、ドクロ岩で妖精の粉の木を独力で育て、妖精の粉を大量に集めて海賊船を飛行させる計画を立てていた。しかし、妖精の粉の準備ができた途端、ジェームズと海賊たちは本性を現しザリーナをランタンに閉じ込めてしまう。ティンクたちはザリーナを救い、青い妖精の粉を取り戻すためにジェームズらの海賊船を追う。

妖精たちはシャッフルした才能を使いこなし海賊たちを空飛ぶ海賊船から追い出す。ザリーナもジェームズを海賊船から落とすことに成功するが、妖精の粉をかぶったジェームズは空を飛びザリーナに襲いかかった。ザリーナはジェームズを海に落とし、ティンクは水の妖精の力でジェームズの粉を洗い流した。

ザリーナは青い妖精の粉をティンクたちに返しその場を立ち去ろうとしたが、ティンクは「あなたを追ってきたのは粉のためだけではない」と話し、ザリーナに一緒に帰ろうと誘った。ザリーナはゲイリーにも歓迎され、ティンクはザリーナが妖精の粉に誰よりも詳しく、錬金術を身に着けたことをアピールした。

ティンカー・ベルと流れ星の伝説

ティンク、シルバーミスト、ロゼッタ、イリデッサ、ヴィディアはフォーンに呼び出され、彼女が新しく匿っている謎の生物グラフを紹介される。フォーンはグラフをクラリオン女王に紹介して彼が安全だと証明しようとするが、ニックスが先にグラフの危険性を紹介していたため、作戦は急遽中止となる。

危険生物として捕らえられたグラフが実は石の塔を建てる理由が避雷針の代わりにして谷を雷から守るためであることが判明する。フォーンは友人たちの協力でグラフを解放し、フォーンとグラフは力を合わせてピクシー・ホロウを雷から守った。

グラフはピクシー・ホロウの再建を手伝うと、また千年の眠りにつくことになった。フォーンと仲間たちは最高の寝床を用意し、千年後彼が目覚めた時に妖精たちが誤解しないように彼のことを書き残した。

登場作品

2000年代



2010年代








ラテンアメリカ吹替版では、カーラ・メディナが演じる。

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キャラクター
最終更新:2024年09月08日 17:48