クラリオン女王
概要
新しく生まれた妖精を迎え入れる儀式や、聖なる杖のお披露目、ピクシー・ホロウ・ゲームズやフェスティバルの開会宣言などをこなしている。ピクシー・ホロウを危機が襲った時は冷静に妖精たちを集めて最終的な決定権を行使する。
ヴィオラという従者がおり、伝令も担当している。冬の森の指導者
ミロリとは過去にある関係があったという。
エピソード
メインランド(人間の世界)に生まれた赤ちゃんが初めて笑った時、
ピクシー・ホロウには新たな妖精
ティンカー・ベル(ティンク)が風に乗って運ばれてきた。妖精の
クラリオン女王はティンクを歓迎し、儀式によって彼女がものづくりの才能を持つことが明らかになる。
春の準備の視察に訪れたクラリオン女王と
春の大臣は張り切るティンクの発明を見せられる。ティンクはものづくりの妖精である自分もメインランド(人間の世界)へ春を届けに行けると勘違いしており、
フェアリー・メアリーに諭される。
春の準備もほぼ終わった頃、ティンクが走りアザミを暴走させたことで春の準備はめちゃくちゃになってしまう。
クラリオン女王と大臣たちの協議の末、今年の春は異例の中止となる。走りアザミの暴走が
ヴィディアの嫌がらせであることが分かると、ヴィディアは走りアザミの捕獲へ、ティンクは新たな道具を設計して春の準備のサポートに回ることとなった。
フェアリー・メアリーとクラリオン女王は、春の準備を終えたティンクにものづくりの妖精として初めてメインランドへ行くことを許可し、修理したオルゴールを持ち主に届ける使命を与える。
フェアリー・メアリーはクラリオン女王と秋の大臣に進言し、女王はティンクに8年に一度の聖なる杖を作る係に任命する。
ティンクが聖なる杖を披露するラストシーンにも登場する。
ピクシー・ホロウ・ゲームズで開会宣言を担当する。
ティンクがルールを破り、冬の妖精
ペリウィンクルを暖かい地域に連れてきたことで彼女は弱り始めた。冬の森の指導者
ミロリはペリウィンクルを連れて帰り、クラリオン女王もそれに同意した。
ルールに納得できないティンクに、クラリオン女王はピクシー・ホロウができたばかりの頃の話をする。暖かい女の妖精と冬の男の妖精が恋に落ち、二人はこっそり会うようになった。やがて男性のほうの羽が寒暖差に耐えきれず壊れてしまった。それから二人はお互いのエリアに足を踏み入れないというルールを定めた。その二人こそクラリオン女王とミロリだった。
ミロリはティンクたちが作った雪製造機を処分するが、その誤作動によりピクシー・ホロウを大寒波が襲った。妖精の粉を作る木を守るためにティンクは冬の妖精たちと奮闘する。ティンクたちの活躍で平穏が訪れ、暖かい季節の妖精たちは羽を霜で覆えば寒さに耐えられることが判明する。クラリオン女王はミロリとキスを交わし、国境のルールを撤廃した。
好奇心旺盛な妖精の粉の番人ザリーナが独自に粉を改良し集落をめちゃくちゃにした際、駆けつけてフェアリー・ゲイリーから報告を受けた。ザリーナはゲイリーから粉の番人の仕事を外され、その日を境にピクシー・ホロウから姿を消してしまう。
一年後、ピクシー・ホロウのフェスティバルにはミロリとともに出席。当日、巨大なポピーの花粉が妖精たちを眠らせる事件が発生し、クラリオン女王も眠りについてしまう。事件解決後、ザリーナと再会し、妖精の粉の錬金術を身につけたザリーナを再び仲間に加える。
スクリブルの報告を受けていたクラリオン女王は鷹の襲撃を知り、その原因を作ったフォーンに心の優しさだけでなく頭で考えることも必要と説く。
登場作品
2000年代
2010年代
声
最終更新:2024年09月08日 17:48