テレンス
概要
月の石について造詣が深く、細やかにアドバイスすることから短気なティンクに鬱陶しがられることもある。
エピソード
春の準備を台無しにしてショックを受けた
ティンカー・ベル(ティンク)は
ピクシー・ホロウを出るため、粉の番人テレンスに
妖精の粉を貰いに行った。テレンスは自分の仕事を大したことないと話すが、ティンクはどんな仕事にも価値があると主張し、彼女のやる気を引き出すことに成功する。
春の準備を終えたティンクはものづくりの妖精として初めてメインランドへ行くことを許され、修理したオルゴールを持ち主に届ける使命を与えられる。テレンスはティンクに妖精の粉を渡してエールを贈った。
妖精の粉を製造し配る仕事をするテレンスは
フェアリー・ゲイリーたちにからかわれながらもティンクの手伝いを楽しみにしていた。ティンクは8年に一度の聖なる杖作りの係に任命される。聖なる杖には月の石を使うというルールがあり、これを上手くこなすことでピクシー・ホロウの妖精の粉が確保できるかが決まるため、テレンスはアシスタントを務める。月の石に詳しいテレンスは役に立とうと張り切るが、ティンクは次第に彼の過干渉を鬱陶しく感じるようになる。そこでティンクはテレンスに尖ったものを探してほしいと頼んで厄介払いするが、テレンスが持ってきたコンパスをティンクがどけようとしたところ杖は壊れ、月の石は砕けてしまう。怒ったティンクはテレンスを一方的に作業場から追い出す。
テレンスの前に現れたティンクは妖精の粉を余分に貰えないかと頼んだ。テレンスは理由を話そうとしないティンクに粉を渡さなかった。ティンクと喧嘩したテレンスはフクロウさんと自問自答し、自分から謝ろうと決める。ティンクの家を訪問するが、そこで月の石が壊れて気球でインカンタの魔法の鏡を探しに行ったことに気付く。テレンスはティンクと
ブレイズのもとへ訪れ、二人と合流するが魔法の鏡で代わりの月の石を見つけることはできなかった。
帰り道の気球の中でティンク、テレンス、ブレイズは協力して杖を修理する。砕けた月の石のかけらはテレンスの知識により杖の中に最適に配置され、これまでで最も効率よく妖精の粉を作り出すことができた。
妖精たちがメインランド(人間の世界)に夏を届けに来た場面に登場。修理するものがないティンクにいつか出番は来るとアドバイスする。最後には人間の親子(
グリフィス博士と
リジー・グリフィス)の仲を修復したティンクを褒め称える。
ピクシー・ホロウ・ゲームズの妖精の粉の番人代表として、フェアリー・ゲイリーと共に出場する。
決勝まで進出したが、最終成績は不明。
オープニングとエンディングのみに登場。
いつものように妖精の粉の番人の仕事を務めていたテレンス。その晩、好奇心旺盛な
ザリーナが妖精の粉の改良を独自に進めたことで集落をめちゃくちゃにしてしまう。ザリーナはフェアリー・ゲイリーから粉の番人の仕事を外され、その日を境に
ピクシー・ホロウから姿を消してしまう。
一年後、ピクシー・ホロウのフェスティバル当日、巨大なポピーの花粉が妖精たちを眠らせる事件が発生し、テレンスも眠りについてしまう。事件解決後、ザリーナと再会し、妖精の粉の錬金術を身につけたザリーナを再び仲間に加える。
登場作品
2000年代
2010年代
声
最終更新:2024年09月08日 17:48