トッド
概要
猟犬の男の子である
コッパーと仲良くなるが、やがてきつねと猟犬は共存できないという事実を知り、運命のいたずらに翻弄されてしまう。
いたずら好きな性格でたびたびトゥイードを困らせるが、その憎めない可愛さで罰を免れている。
歌は音痴で、その声を聞いて緊急事態だと勘違いされることもあった。
エピソード
いたずら好きのトッドは猟犬の子供
コッパーと出会い、お互いの立場を乗り越え仲良くなる。ある日コッパーの家の敷地に立ち入ったトッドは、コッパーの飼い主
エイモス・スレイドと先輩猟犬の
チーフに襲われる。トゥイードとエイモスは大喧嘩になるが、程なくしてエイモス、チーフ、コッパーは狩猟のために家を離れることに。
春になりディンキー、ブーマー、エイモス、チーフ、コッパーが帰ってくる。きつねと猟犬という立場を受け容れられないトッドはコッパーに会いに行くが、再びエイモスとチーフに命を狙われてしまう。コッパーはトッドを見逃したが、深追いしたチーフは機関車に激突されて川に落ち、重症を負う。エイモスに責められたトゥイードはこれ以上家で育てるのは無理だと悟り、トッドを森へと返す。
森の中でさまよっていたトッドはよそ者として
ディガーに怒鳴られ、雨の中で寂しく過ごす。朝になり、ビッグ・ママから雌狐の
ビクシーを紹介されたトッドは互いに一目惚れし、仲良くなる。その後、トッドとビクシーはコッパーとエイモスに挟み撃ちにされ、逃げ道を塞がれてしまう。火の中に飛び込みなんとか逃げ切ったトッドとビクシーだが、後を追ったコッパーとエイモスが野生の
クマに襲われてしまう。トッドは果敢にクマに挑み、クマもろとも滝壺へと落下する。生き延びたトッドのもとにコッパーとエイモスが駆け寄る。トッドにとどめを刺そうとするエイモスだが、トッドの前に立ちはだかるコッパーに心を動かされて銃を下ろすのだった。
トッドとコッパーは仲直りしたトゥイードとエイモス、コッパー、チーフの様子をビクシーとともに眺めるのだった。
幼少期のコッパーは何をしてもうまく行かず、自信を失っていた。エイモスに騒ぎを起こした罰として祭へと連れていってもらえなかったコッパーはトッドとこっそり祭へ向かい、花火を見に行く約束をする。
シンギン・ストレイズと出会ったコッパーはシンギン・ストレイズのボーカルの代役として参加し、歌うことの楽しさに目覚める。
キャッシュはグループに構ってもらいたくてボーカルを辞めた
ディキシーの代役としてコッパーを正式に採用し、トッドはマネージャーに選ばれる。コッパーはメンバーの条件が野良犬であることを知り、トッドの機転で野良犬を装う。そしてシンギン・ストレイズはディキシー抜きでスカウトの
ウィンチェル・P・ビッカースタッフへ向けたパフォーマンスに備える。
自分の代役が子犬だと知ったディキシーは、コッパーが歌えなくなるようにピーナッツバターを食べさせる。トッドは
アビゲイルのミルクを使ってコッパーのピンチを救う。コッパーは活躍してキャッシュに懐いていき、トッドとの花火の約束を忘れてしまう。
親友に捨てられたと感じたトッドは、ディキシーと
ゼルダに話しかけられる。ディキシーに同情したトッドは、コッパーが本当は飼い犬であることを教える。トッドはチーフを挑発し、エイモスを祭へとおびき出す。エイモスによってコッパーが飼い犬であることが判明すると、コッパーはグループをクビになり、ムキになったキャッシュから仲間たちも離れていった。
コッパーの夢を潰したことに責任を感じていたトッドだったが、彼のもとをコッパーが謝罪に訪れる。和解した二人はシンギン・ストレイズを仲直りさせるため、彼らをビッカースタッフのもとへ連れて行くことに。和解したシンギン・ストレイズはビッカースタッフの前で歌を披露し、彼から絶賛される。コッパーはシンギン・ストレイズを離脱し、トッドの友達としての道を選ぶのであった。
その他
ディズニー100周年記念作品『
ウィッシュ』では、エンド・クレジットに登場する。
登場作品
1980年代
2000年代
2020年代
声
子供
大人
最終更新:2024年09月08日 19:10