ルイス
概要
養護施設育ちの孤児の少年。発明について天才的な才能を持つが、失敗しては自暴自棄になっている。発明のことで周りが見えなくなり、養子縁組は何度も破談になっている。
赤ん坊の頃に母親に捨てられてから自分を「いらない子」だと認識していたが、「育てたくても育てられない事情があったのかもしれない」という仮説を立ててから、自らの発明で母親の真意を確かめようとする。
エピソード
ウィルバーの話を信用したルイスはタイムマシンに乗って自分の母親に会いに行こうとするが、ウィルバーと喧嘩しタイムマシンを墜落させてしまう。焦るウィルバーはタイムマシンを修理してくれたらルイスを過去に連れていくと約束する。ウィルバーと世話役のロボット、
カールからロビンソン家のガレージで修理を任されたルイスだが、うっかり外に出てしまったところ、家長の
バド・ロビンソンに妻の
ルシール・ロビンソンをはじめとした一族を案内される。一族に気に入られたルイスは夕食に招待される。そこで機械の修理を頼まれたルイスはまたしても失敗してしまう。しかし、彼らはルイスの失敗を称え、「人間は失敗から学べる。前へ進み続けよう。」と彼を励ます。ルイスは突如恐竜の
タイニーに襲われるが、自分を守って励ましてくれたロビンソン家を理想の家族と思うようになる。ウィルバーの母
フラニー・ロビンソンはルイスに家族になろうと告げるが、ルイスの髪型を見た途端、「元の時代へ帰りなさい」と言う。
ウィルバーに自分が利用されていたことに気付いたルイスは山高帽の男に「ママに会わせてやる代わりに記憶スキャナーの使い方を教えろ」と要求される。教えたルイスは山高帽の男に囚われてしまう。山高帽の男は「自分の正体がグーブであり、ルイスのせいで寝不足になって少年野球でエラーをして人生が台無しになったこと」「ウィルバーの父
コーネリアス・ロビンソンが未来のルイスであること」を告げる。山高帽の男とルイスが発明した
ドリスはルイスへの復讐のために手を組み、ウィルバーがガレージの扉を閉め忘れた隙にタイムマシンを盗んでいた。間一髪のところに、ウィルバーとカールが助けに来るが、山高帽の男は既にタイムマシンで過去へ逃げてしまっていた。山高帽の男による歴史の改変で、ウィルバーはこの世界から消滅してしまう。
未来に取り残されたルイスは記憶スキャナーでドリスの記憶を読み取る。そこには、過去に戻った山高帽の男が
インベントコ*にルイスから盗んだ発明品を売り込んだこと、そしてドリスら
お助けハット*たちが自分をこき使った人間へ復讐し、山高帽の男をも裏切るビジョンが映し出されていた。驚くルイスをお助けハットに洗脳されたロビンソン一家が襲う。絶体絶命のルイスはタイムマシンを修理し、
メガ・ドリス*から逃げて過去のインベントコへ向かう。
インベントコと契約を結ぼうとする山高帽の男の前に現れたルイスはドリスに「ボクは将来お前を発明しない」と言い放つ。荒廃した未来はドリスの存在しない世界へと戻り、ウィルバーの存在も元通りになった。ルイスは出張から戻ってきた未来の自分(コーネリアス)と対面する。コーネリアスは「記憶スキャナーが僕らの始まりだ」と話す。
ウィルバーは科学フェアに戻る前、ルイスを母親に捨てられた日に連れて行く。自分の母親に会うチャンスを得たルイスだったが、彼は会わないことを選択する。ウィルバーに束の間の別れを告げたルイスは野球中のグーブを起こしに行き、グーブはボールをキャッチしてヒーローになる。ルイスは科学フェアで記憶スキャナーを完成させる。そこでクランクルホーン博士が未来のルシールであること、カエル好きのクラスメイトがフラニーであることが判明する。ルイスはルシールとバドの夫妻の養子となり、養護施設を後にする。
その他
登場作品
2000年代
2020年代
声
最終更新:2024年09月08日 21:21