ディズニーランド・パリ
リゾート:Disneyland Paris
オープン:1992年4月12日
概要
歴史
ディズニーはスペインやフランスの土地や気候データを徹底的に調べ上げ、最終的に
パリ*郊外の
マルヌ=ラ=ヴァレ*を選択した。1985年12月18日、
ウォルト・ディズニー・カンパニーとフランス政府は約4,940エーカーの土地に冠する契約を結び、最終的な契約は1987年3月24日に締結した。1988年8月に建設を開始し、23億ドルの予算が投入された。
1992年3月には従業員とその家族向けの内覧が行われ、開園前日となる4月11日には報道関係者向けに公開された。1992年4月には
アメリカ合衆国*をテーマにしたホテルが7つ(総客室数5,800)とともに
ディズニーランド・パーク (パリ)を開園した。開園当日は道路事情の混乱を避けるため、フランスのラジオで警告を行ったところ、予想を遥かに下回る集客となった。その年の夏にはヨーロッパの不況のためにパークや多めに作ったホテルは赤字となってしまった。集客数は当初の見込みの約半分に満たず、冬の間は一部のホテルを閉鎖することとなった。1993年6月12日からアルコール飲料を販売するようになったのはテコ入れの一環だったという。
1994年10月1日にユーロ・ディズニーランドはディズニーランド・パリに名称を変更した。また1995年5月31日に人気アトラクション『
スペース・マウンテンを投入し、同年7月には初の四半期利益3,530万ドルを達成した。テーマパークの年間入場者数も880万人から1,070万人へと21%増加し、ホテルの稼働率も60%から68.5%に上昇した。
2002年3月、ディズニーランド・パリはディズニーランド・リゾート・パリに名称変更を行った。2005年にはヨーロッパを代表する観光地となった。2008年3月にはTGV東ヨーロッパ線との共同広告キャンペーン「believe in your dreams」でヨーロッパの家族連れにアプローチした。 2008年8月には2億人目の訪問者を迎えた。2009年には、特にクリスマスと夏休みの新規雇用の募集に力を入れて新規雇用を強化した
2015年11月、パリ同時多発テロ事件の影響によって14日から17日までの間、両パークを閉鎖した。2017年6月19日、リゾートの運営会社であるユーロ・ディズニーS.C.A.は、その過程でウォルト・ディズニー・カンパニーに買収された。
施設
テーマパーク
ホテル
リゾート施設
最終更新:2024年09月08日 23:30