スペース・マウンテン

アトラクション：Space Mountain

巨大なドーム型の建物の内部にある最新鋭の宇宙ステーションからロケットに乗って銀河系や流星群の間をハイスピードで急上昇・急旋回するローラーコースタータイプのアトラクション。

マジック・キングダム

名前：スペース・マウンテン
原題：Space Mountain
オープン：1977年5月27日
所要時間：約2分30秒
定員：2名×3列
スポンサー：RCA（1975年～1993年）
　　　　　　FedEx（1994年～2004年）
所属：トゥモローランド

初期バージョンの制作には宇宙飛行士のゴードン・クーパー*が参加している。1974年には建設のために「トゥモローランド・スピードウェイ」のコース短縮が行われた。

2009年にリニューアルが行われ、施設内の照明が青を基調にしたものになるなど、東京版に近くなった。また、写真撮影のオプションも追加されている。

アルファとオメガの2つのコースに分かれており、どちらに通されるかはランダム。開始してすぐ、右へ向かうコースは右に、左へ向かうコースは左にカメラが設置されている。

キューラインには複数人でプレイするシューティングゲームが置かれている。

「トゥモローランド・トランジット・オーソリティ・ピープルムーバー」では、スペース・マウンテンの裏側を見学することもできる。

歴史

ウォルト・ディズニーは生前、宇宙飛行士が宇宙から地球に帰還するインスピレーションを基にローラーコースタータイプのアトラクションを考案していた。これは1967年のディズニーランドのトゥモローランドのリニューアルの際に導入する計画だったが、中止。1971年にオープンしたマジック・キングダムのほうに導入されることとなった。

オープンセレモニーには1971年に月面着陸を成功させたアポロ15号のジェームズ・アーウィン*が駆けつけた。

ディズニーランド

名前：スペース・マウンテン
原題：Space Mountain
オープン：1977年5月27日
所要時間：約3分
定員：2名×6列
スポンサー：FedEx（1993年～2003年）
所属：トゥモローランド

1998年から2003年までは外観の色が変更されていた。

2003年から2005年にかけてリニューアルのための長期休業が行われ、外観の色が白に戻された。また、臨場感を高めるために座席のスピーカーからBGMや効果音が流れてくる仕様が追加されたり、終盤に写真撮影が追加された。リニューアル版の作曲はマイケル・ジアッキーノ。

2007年1月から4月までは期間限定の「ロッキン・スペース・マウンテン*」として、BGMがレッド・ホット・チリ・ペッパーズ*の楽曲になるコラボレーションが行われた。

2009年からはハロウィーン期間限定で「スペース・マウンテン：ゴースト・ギャラクシー*」が実施されている。

2015年11月16日から2017年6月1日までは『スター・ウォーズ』とのコラボレーションで、期間限定の「ハイパースペース・マウンテン」として営業された。

東京ディズニーランド

オープン：1983年4月15日
所要時間：約3分
定員：1ロケット12名
スポンサー：日本コカ・コーラ株式会社
所属：トゥモローランド

1983年から2006年まではアナハイム版とほぼ同じ構成で運営されていた。

2007年に大幅リニューアルが実施された。

2009年からはクリスマス期間限定で、夜の外観のライトアップが赤と緑のクリスマスカラーに変更されている。

ディズニーランド・パーク (パリ)

オープン：1995年6月1日～2005年1月11日
所属：ディスカバリーランド*
後継：スペース・マウンテン：ミッションII（2005年～2017年）

世界で唯一ディスカバリーランド*にあるスペース・マウンテン。ジュール・ヴェルヌ*の小説『月世界旅行』をモチーフにしている。

2005年のリニューアルによって「スペース・マウンテン：ミッションII」として生まれ変わった。

香港ディズニーランド*

名前：スペース・マウンテン
原題：Space Mountain
オープン：2005年9月12日～2016年5月3日
所属：トゥモローランド
後継：ハイパースペース・マウンテン（2016年～）

ディズニーデータベース