アズマ級は、晋迅共和国海軍が運用するフリゲートの艦級。マンクス級をベースに拡大発展が行われた量産型である。
アズマ級フリゲート | ||
【現地語名称】 | ||
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艦級情報 | ||
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艦種 | フリゲイト | |
運用者 | ![]() |
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建造者 | ![]() |
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建造期間 | 1728年 - 現在 | |
就役期間 | 1730年 - | |
計画数 | 32隻+ | |
建造数 | 18隻(うち建造中3隻) | |
前級 | マンクス級フリゲイト | |
次級 | 最新 | |
船体諸元 | 目次 | |
全長 | 133m | |
全幅 | 15.4m | |
吃水 | 5.0m | |
乗員 | 170名(うち航空要員20名) | |
満載排水量 | 4000t | |
装甲諸元 | ||
装甲材質 | 鋼、ケブラー | |
機関諸元 | ||
機関方式 | CODOG方式 | |
主機1 | コーネリアスCoks P-1500ガスタービン2基 | |
主機2 | ニノミヤVN165kディーゼル2基 | |
機関出力 | ガスタービン時30000馬力 | |
ディーゼル時10000馬力 | ||
電源 | ディーゼル2基 | |
最高速度 | 28kt | |
巡航速度 | 18kt | |
燃料 | 軽油 | |
推進器 | スクリュープロペラ2軸 | |
航続距離 | 18kt時3700海里 |
マンクス級の後継として、海軍の主力フリゲイトとなっているのが本級である。ベースとなったマンクス級フリゲイトは、アカツキ級のバックアップとして建造されており、運用において必要十分な性能を有していたものの、装備が若干旧式化しており、発展性が乏しいことが指摘されていた。そこで、マンクス級の連装SAMをVLS発射とし、電装系統を一新することで対空戦闘能力を向上させ、船体も大型化させることで将来性に余裕を持たせた。老朽化している駆逐艦の代替のなるべく、大規模な建造計画が立てられており、すでに18隻が就役し、現在も建造が続いている。主に遠隔海域への派遣や機動艦隊、輸送艦隊の護衛として用いられており、マンクス級と同様に実用性の高い艦となったようだ。
アズマ級の船体や基本的な配置はベースとなるマンクス級を踏襲しているが、電子装備の更新やVLSの装備のため船体は大型化し、排水量も大きく増加している。船体設計はマンクス級で取り入れられたステルス対策が施されている。対レーダー・ステルスのために舷側はV字型に傾斜しており、上部構造物は逆方向に傾斜させるため、艦首から艦尾まで全通するナックル・ラインを設けている。マンクス級で特徴的であったブルワークもほぼそのまま受け継がれている。機関方式はマンクス級と変わらずCODOG方式で、搭載する機関もコーネリアス製のCoks P-1500ガスタービンを2基とニノミヤ製のVN165kディーゼル2基で変わっていない。最大速力は28ktとみられており、航続距離は18ktで3700カイリ。
マンクス級からの最大の変更点であるのは、前部甲板上の連装発射機がVLS化された点である。搭載するミサイルも発展型シーアローミサイルに変更されているほか、一部の対艦ミサイルや対潜ロケット弾も搭載できるようになっている。 ESAMの主要項目は以下の通り。全長4m、直径40cm、翼幅70cm、ミサイル重量320kg。弾道部重量は45kg。ミサイルの最大射程は50km程度とみられ、射高は10,000~17,000m、最大速度マッハ3.3、最大荷重25G。ESAMは、シースキマー(超低空から飛来する目標や、ポップアップする対艦ミサイルなど)に対する迎撃能力を重視しており、シークラッターの強い低空域での目標探知能力の向上が図られている。航空機や対艦ミサイルのほか、UAVや巡航ミサイル、ヘリコプターなどの目標に対する迎撃能力が付与されている。また、弾道弾の迎撃も限定的ではあるが可能であるとされている。
ESAMは、発射セル8基を方形に配置して組み合わせたVLS(Vertical Lunch System:垂直発射システム)に装填されている。アズマ級は、24セルのESAM用VLSを艦橋直前の区画に搭載している。ESAMは内部でモーターに点火するホット・ローンチ方式を採用している。 ミサイルの誘導方式は慣性誘導方式とセミアクティブ・レーダー誘導方式を組み合わせを採用している。目標の追尾とミサイルの管制誘導は、グリブヤー・レーダーによって行われる。グリブヤーは、アズマ級に合計4基が装備されており、艦の全方位に対して死角を作らないように配置されている。理論上は同時に4つの航空目標にミサイルを指向できることになる。アズマ級はマシロシステムを搭載するので、同時に16目標に対処する能力を持つとされている。
対艦ミサイルとしてはヴェクターSSM4連装発射機を艦中央部にとしては、2基装備している。ヴェクターは180~230kmの射程をもち、ヘリコプターや航空機に搭載されたレーダーから得た情報をデータリンクで飛行中に受け取って中間軌道を修正するアップデート機能を有するのが特徴である。飛行最高速度はマッハ1.5。搭載されたH-7D対潜ヘリコプターを利用することで、艦のレーダーでは探知困難な水平線外の目標へミサイルを誘導することができ、ヴェクターの長射程をいかんなく発揮できるようになっている。ヴェクターの中間誘導は艦橋上のレドームに収納されたイェルナッツ・レーダーによって行われる。
主砲としては前級からひきつづき100㎜単装砲を採用している。砲塔はステルスシールド製に改められている。射程は11000メートルで発射速度は80発/分である。CIWSにおいては、ベースとなったマンクス級ではゴマ―エ3を採用していたが、コンポーネント共通化の観点からファタ・モルガナ製のエイリアを採用した。また、複数の重機関銃も装備できるように銃架が設けられている。
アズマ級と置き換えとなるフリゲートが対潜分野を担当していたこともあり、対潜兵器も充実している。兵装としては、中央船楼部に3連装魚雷発射管2基と55Ak(315mm)4連装対潜ロケット発射機2基を装備しているほか、VLSから対潜ロケットを発射することができる。短魚雷発射機は普段は艦内に収納されており外部から確認する事はできない。使用時には、舷側部の開口部を開いて投射する。使用する魚雷は短魚雷。55Ak4連装対潜ロケットに搭載される弾体は、後部に安定翼を付けた形状をしており、固体燃料ロケットとして飛翔する。ソナー等から得た情報を元に距離・深度等の発射諸元が対潜システムから入力され、最適なタイミングと投射パターンで自動的に対潜ロケットを発射するほか、手動での射撃も可能である。重量は75kg、射程は3キロ程度とみられている。また、前部のVLSからアスロックに相当する対潜ロケット弾を発射することができる。このロケット弾は30km程度の射程を有しており、目標海域に到達すると弾頭部の対潜魚雷が本体から切り離されて着水、水中の潜水艦を攻撃する。艦後部には、艦載ヘリの格納庫と発着スペースが設けられており、対潜ヘリコプター1機を搭載する。
前部マストには、上から対空捜索用のSF-APAR3三次元レーダー、100mm砲管制用のナヴダP100火器管制レーダー、ヴェクターSSM用のイェルナッツ1管制レーダー、ESAM管制用のグリブヤー001射撃管制装置が配置されている。SF-APAR3三次元レーダーは、フェレス合衆国と共同開発した三次元レーダーをもとに大幅な改良を加えたもので、目標の捜索・探知、諸元の提供を担当する。最大探知距離は300km、戦闘機大の目標であれば250km、対艦ミサイルの場合55kmの距離で探知が可能。平時体制では毎分30回転し、脅威度の高い海域では毎分60回転して目標の探知を行う。2秒に1回データの更新を行い、128目標を同時に追跡できる。他には、煙突と一体化した後部マスト頂部には低空/水上用レーダーのS-WLS二次元捜索レーダーが、ヘリコプター格納庫上部にSAM管制用のグリブヤー001が2基装備されている。
情報処理システムとしては、マシロシステムを搭載する。詳しくはマシロシステムの項を参照。電子妨害装置としては、シノスラック12ECCMシステム、4連装デゴイ発射機などが用意されている。
アズマ級は艦首のバウ・ソナーにはアクティブ/パッシブ・ソナーを、艦尾には曳航式ソナーを装備する。このほかに、通信ソナーと音響環境観測設備を備えている。
兵装 | |
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名称 | 基数 |
SAM用VLS | 4基(32セル) |
ヴェクターSSM4連装発射機 | 2基 |
17 1/2Ak(100mm)単装砲 | 1基 |
ShAf-L4-6 ”エイリア”22.88mmCIWS | 2基 |
17 1/2Ak(100mm)単装砲 | 1基 |
4連装対潜ロケット発射機 | 2基 |
3連装短魚雷発射管 | 2基 |
補助兵装 | |
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名称 | 基数 |
情報処理 | |
マシロシステム | |
射撃管制 | |
グリブヤー001SAM用 | 4基 |
イェルナッツ1SSM用 | 2基 |
ナヴダP100主砲用 | 1基 |
レーダー | |
【兵装名】 | 【基数】基 |
S-WLS低空用 | 1基 |
ナミイワNI30航海用 | 2基 |
ソナー | |
【兵装名】 | 【基数】基 |
電子戦装備 | |
【兵装名】 | 【基数】基 |
補助装備 | |
【兵装名】 | 【基数】基 |
同型艦 | ||||
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艦番号 | 艦名 | 起工 | 竣工 | 退役 |
F-101 | アズマ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-102 | ハシマ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-103 | クラセ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-104 | マツヤマ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-105 | ミマサカ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-106 | トサ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-106 | クゲヌマ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-107 | シキシマ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-108 | シブヤ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-109 | イワツチ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-110 | クローネ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-111 | カミラ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-112 | カリーナ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-113 | カロリーネ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-114 | カサンドラ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-115 | シャルロッテ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-116 | クリスタ | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-117 | 建造中 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-118 | 建造中 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-119 | 建造中 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-120 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-121 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-122 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-123 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-124 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-125 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-126 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-127 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-128 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-129 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-130 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |
F-131 | 【艦名】 | 【起工日】年月日 | 【竣工日】年月日 | 【退役日】年月日 |