パストビジョン

【システム名】 パストビジョン
【読み方】 ぱすとびじょん
【登場作品】 ゲーム:『5』
アニメ:『Stream』

【詳細】

ある時間の現実世界をデータ化し、電脳世界のどこかに保存した空間。
パスト(past)とは「過去」を意味する単語。
バストパスタではなくパストなので発音にも聞き間違いにも気をつけよう。

場所だけではなくそこに居た人間の保存すらも可能であるが、基本的にはその時間を繰り返すので変化が起こることはない。
一言で言ってしまえばRPGのモブキャラと会話しているようなもの(同じ会話が延々とループする)。
そのため、本来ならその場所にいる人や物は他の場所に移動することはない。はずなのだが…
なお、外見は現実世界そのものであるが、通常の電脳世界と同様にウイルスが出現する。

他の電脳世界から繋がっているが、特定の鍵を持っていなければその扉の存在にすら気が付く事は無い。
熱斗やネビュラはこのパストビジョンに光レポートの秘密が隠されると推測し、調査を開始する。

『3』でプロト内部に生成されていた科学省のイメージビジョンと類似しており、どちらも光正が関与している点も一致する。

作中で登場したパストビジョンは以下の3つ。

アニメ版

『Stream』で登場。
こちらはゲーム版と異なり、「不安定な時空間の中で過去の映像が現実世界で再現される」というもの。

デューオによる地球抹殺とデューオの試練が開始され、30年前の地球にデューオの彗星が撃ち込まれ、その影響で現代にも巨大なクレーターができた。
時空間を超える力を持つデューオの力により、クレーター内部でパストビジョンが発生するようになった。

しかし、パストビジョンの影響の余波で過去のものなどが現実世界へ現れるという事態を引き起こすまでに至ってしまっている。
パストビジョンが初めて観測された第8話「カーネル参上!」では過去に絶滅したはずのウイルス「トリロウイルス」が、第31話「シェードマン逆襲」では半年前の前作『AXESS』でデリートされたはずのシェードマンが、それぞれ時空を超えて現代の現実世界に現れた。

第8話でパストビジョンが観測された後は、過去からウイルスなどが現代へ渡ってこないようにするため、時空間の状態を観測し必要に応じ時空シールドで安定化させる「時空タワー」がクレーターに建設された。
第31話以降は、時空タワーの時空間制御能力を応用し、ナビ限定で過去の電脳世界へタイムジャンプできるようになる。
これは30年前の過去にしか存在しない地上のデューオの彗星のサイバーワールドへアクセスできる唯一の手段となる。
最終話ではデューオの紋章を持つ13人を同じ場所に集めたことで、それに反応し一時的に人間体も30年前のデューオの彗星へ行けるようになった。

デューオの試練真っ最中の劇場版「光と闇の遺産」においても、過去と現代のスペクトルが連動稼働した影響で時空間の歪みが発生し、現代ではパストビジョン、20年前の過去では未来(現代)に繋がる空間が現れてしまいバレルは未来(現代)に現れた。


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最終更新:2023年08月16日 17:07