ネビュラ

【組織名】 ネビュラ
【読み方】 ねびゅら
【登場作品】 『4』・『5』

【詳細】

『4』と『5』に登場したダークチップシンジケート。
自立型ネットナビを多く使っているのが特徴で、人間の幹部の数は非常に少ない。

組織の首領はDr.リーガル
WWWの首領であるDr.ワイリーの息子であり、父親と同じようにネットワーク世界の崩壊を目論む。
構成員は前述のように非常に少なく、何らかの計画を行う場合は全て自立型ネットナビが行っている。
人間の構成員も居るがほぼ使い走りであり、『5』冒頭の光祐一朗誘拐以外で重要な任務に就いている様子はない。
彼らのユニフォームはガスマスクに紫色のタイツと言う中々に目立つ物。更に造反防止策としてか専用のカギを使わないと脱ぐ事が出来ないという地味に嫌な機能を備えている。
『4』では直接的に人間の部下は登場しなかったため、顔グラフィックでも汎用の悪人キャラが使われていたが、『5』では上記の通りのガスマスクを装備した構成員が登場した。
中には、ネビュラの過激な行為についていけずに脱走した元団員もいる。

本拠地はフジ山にあるダークチップファクトリー。
ダークチップの製造も、フジ山の莫大な熱エネルギーを動力としてここで行っている。
闇の力に関するプロフェッショナルともいえる組織で、バグと闇の力に強い関係性があると考えバグスタイルの研究も行っていた模様。

『4』

初登場した『4』では具体的な行動をあまり起こさず、ひそかにダークチップを売りさばいていた。
最終話で地球に接近した小惑星レーザーマンを送り込み、軌道を修正した上で地球に落下させようとたくらむも、光熱斗ロックマンのコンビの前にレーザーマンはデリートされ、小惑星に潜んでいたデューオも彼らの勇気を認め軌道を変更したために計画は失敗。リーガルも逃走した。

『P.o.N』

クリア後に訪れることができるネットバトル施設「バトラーズタワー」を運営している。

バトラーズタワーはランク制が敷かれており、バトル後にバスティングレベルに応じて入手できるランクポイントにより変動し、最低ランクのランクFから始まり、上位ランクのランクAまでの6段階のレベルが存在する。
当然、ランクが上がるほど高い実力を持つことの証明となる。

バトルの相手は、ネビュラが用意した様々なネットナビデータ。
ランクはV1から、なんとSPまで存在するタイムアタックバトルとなっており、上位ランクへ到達するには「予備フォルダ」を用いたバトルさえも強いられる。
内容的にも敵組織が用意したものとはいえ、かなりガチガチ。そのうえ、ラスボスのキャッシュキャッシュ2ndさえも登場する。

しかし、ランクを上げていくとダークソウルに支配された「DSランク」のナビがバトルデータとして登場し始め、いよいよ不穏な姿が見えてくる。バトルデータの中にはフォルテDSという滅茶苦茶なものまで存在する。
さらに、最高ランクがAではなく「S」であり、ランクSでしか到達できない秘密の部屋が施設内にあるとさえされた。

そのランクSのネットバトラーしか到達できない場所では、闇の力とキャッシュデータのハイブリッドが研究されていた。
このハイブリッドマシンの中には、ネビュラの実験のためだけに生み出されたキャッシュが闇の力を植え付けられた「キャッシュDS」が存在する。

つまりバトラーズタワーの正体とは、ランクSにまで到達する実力の高いオペレーターのナビを、ハイブリッドマシン内部にいるキャッシュDSに吸収させ、より強い闇の力を作り上げるための実験施設でしかなかった。

熱斗とロックマンによりキャッシュDSは破壊され、ネビュラの研究員もオフィシャルにより逮捕された。
バトラーズタワー自体は優秀なバトル施設であるため、引き続き稼働していた模様。

『5』

本格的に活動を再開。
ダークロイド達を指揮して各エリアを占領し同時進行で光正Dr.ワイリーが開発したココロネットワークを完成させようとしていた。

だが、占領したエリアもチームオブブルースチームオブカーネルに所属するナビ達によって次々に奪還され、最終的に本拠地であるフジ山にまで追い詰められてしまう。
寸前でココロネットワークが完成し、ネビュラグレイのインストールを完了させてチームのメンバー達を行動不能にさせるもマグネメタルを持つ熱斗はココロネットワークの影響を受けずネビュラグレイを撃破。
そして噴火を始めたフジ山山頂で基地もろとも沈もうとするが、寸前でDr.ワイリーによるココロネットワークのブーストにより記憶を失い、一人の科学者として科学省で働くことになった。

関係者

リーダー

構成員




アニメ版

『AXESS』にて登場。目的は「地球を戦慄と恐怖で包み込む」こと。
組織のボスはやはりリーガルで、エージェントには大園ゆりこがおり、ダークチップを製造し蔓延させている。
この2人は15年前の飛行機事故で一度死亡し、デューオの地球監視用プローブとして改造・蘇生され、人類を遥かに超越した能力を持っている。

当初は彼らとそのナビであるレーザーマン、ニードルマンのみで構成されていたが、第27話「決戦!ネビュラ基地」以降はシェードマンとバブルマン以外の全ダークロイドダークブルースを支配下に置き、ダークブルースを幹部にした。

本拠地は宇宙に存在するネビュラ衛星となっており、ここから地上へディメンショナルコンバーターを落とすこともある。
衛星を誰にも発見されないよう、第12話「鋼鉄のスナイパー」にてシャドーマンとそのオペレーター*1に世界各国の航空管制システム「コントロールX」を全て破壊するよう依頼し、最後のコントロールXを残してサーチマンによってシャドーマンがデリートされるが、このタイミングで衛星のステルス機能が完全に復旧し、ネビュラ衛星を見つけることが困難となっていった。

…のだが、第46話「ネット警察大攻防戦!」でネビュラの本拠地が宇宙にあることを突き止められ、残されたコントロールXを用いてネビュラ衛星を探し出すというネット警察の計画が始動。
ダークロイド軍団を復活させ、ダークブルースと共に計画を妨害しようとするが、コントロールXの破壊には成功したが位置を突き止められてしまった。

さらに、第47話「宇宙からのメッセージ」でジャンクマンのデブリ衛星を攻撃してしまったことで、ジャンクマンがロックマンや熱斗たちに助けを求めジャンクソウルの力さえも与えてしまい、ネビュラ衛星への侵入を許してしまった。

第48話「まりことゆりこ」では、エージェントの大園ゆりこが交通事故のショックで過去の記憶と姉・大園まりこに関する記憶を完全に取り戻してしまったことで、ダークブルースを用いてネット警察の岬刑事共々葬る。*2
加えて第49話「さらばブルース」にてダークブルースが炎山たちの手に奪還され、この時点でネビュラのメンバーはリーガルとレーザーマンのみとなり、最終話「光とどく場所」で彼らが倒されたため、ネビュラは崩壊した。

『Stream』にもリーガルは登場するが、ネビュラという組織を率いてはいない。

『BEAST』に登場するビヨンダードのリーガルも光正の意志を受け継ぐ善良な科学者であったため、ネビュラという組織は結成していないものと思われる。

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最終更新:2023年08月24日 00:16

*1 当時のシャドーマンのオペレーターはダーク・ミヤビではない。

*2 実際には岬刑事の意識が残っていてゆりこを救出したため、2人とも生存し『Stream』第21話「ドクターワイリーの娘」にて再登場する。