科学省

【名前】 科学省
【読み方】 かがくしょう
【分類】 建物・場所
【登場作品】 『1』『3』『5』『L.o.N』
【BGM】 科学最前線

【詳細】

官庁街にある施設、建物の名称。ニホンのネットワーク技術を研究している場所。

主人公光熱斗の父親である光祐一朗の職場でもある。とはいえ、出張が多いのか祐一朗が不在なことがしばしば。
祐一朗がネットナビ研究の第一人者というかなり優秀な科学者であるためか、息子の熱斗もある程度顔パスで入ることができる。

高度なインターネット社会であるロックマンエグゼの世界では、まさに最重要施設と言える場所であり、それ故に悪の組織に襲撃されることも多い
特に『5』は冒頭でネビュラの構成員達に襲撃されたあげく、祐一朗本人とメイルたちのPETが奪取されてしまっている。
ストーリーの都合と言ってしまえばそれまでだが、最重要施設な割には警備が厳重とは言い難い。

…ところで、本編3作品に出てきておきながら、熱斗たちは何故か毎回違う場所の違う建物を「科学省」と呼んでいる。
2年の間にそう何度も建て替えや移設などはしないだろうし、呼び方に差がないだけで別支部だったりするのだろうか…
ただ、『3』以前と『4』以降で秋原町の形状が異なっていたりするため、科学省も設定上は同じ場所という扱いの可能性もある。
ちなみに官庁街にあるのが『1』の、メトロの駅直結式なのが『3』の、海沿いに立っていて横に港が併設されているのが『5』の科学省である。
まさかインターネット上のセキュリティだけ対策して、現実世界は移転しかやってないのか?
どの科学省にも祐一朗氏個人の研究室が設置されているあたり、この世界における彼の重要さが良くわかる*1

ちなみに『5』のセリフで、科学省職員の給料は割と低いことが分かる。
また前述通り監視も割とザルなのか、同じく『5』では科学省付近でダークチップ4枚手に入る

現実の日本では、科学技術の振興の他教育やスポーツ、文化の発展を目的とした「文部科学省」が霞が関に設置されている。
エグゼ世界ではネットワーク社会の成長に伴い科学技術の発展が重要視され、分割されたのだと思われる。

【アニメ版】

こちらでも物語に深く絡む重要な施設として頻繁に登場している。
そして、やはり現実世界・電脳世界の双方において敵の侵攻を許してしまう場面が多い…いずれも作中上位の戦闘力もしくは技術力を持った敵によるものなので、仕方無い面も一応あるのだが。

ストーリーの節目となる決戦の舞台になることも度々ある。無印前期のファラオマンとの対決は科学省の電脳空間で行われ、二期『AXESS』や五期『BEAST+』では現実の科学省屋外にてラストバトルが繰り広げられている。
ちなみに三期『Stream』の28話で売店が存在することが判明しており、お菓子やグッズなどが販売されている他、マスコットキャラクターの「科学くん」というロボットが登場している。

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最終更新:2025年09月14日 06:50

*1 ちなみに祐一朗の職位は『主任』。現実で言えば上級クラスのヒラ従業員であり、今までの実績の割には意外と低い。同じく現実では昇進に年齢が関わる組織も多く、この場合若すぎる故の役職かもしれない。あるいは本人が何かしらの理由で昇進を望んでいないのだろうか。