賞金かけて俺とバトル!

【項目名】 賞金かけて俺とバトル!
【分類】 依頼
【登場作品】 「L.o.N」

【詳細】

L.o.Nで受けられる依頼の一つ。
受けられるタイミングとしては第6話で操られたブルースを解析した際にアメロッパシンク島が怪しいと読み、熱斗とシェリスが調査に向かうことを決めた後。

依頼掲示板の書き込みには
「そこの腕自慢のアンタ!オレとネットバトルで勝負しねぇか!?もしもあんたが勝てたら、オレから賞金をくれてやる!プリン屋台の電脳で待ってるぜ!」と書かれていた。

賞金と言えば、『3』であったTV局コンパネの電脳じはんきの電脳にあった、お金をかけるギャンブルに近いものがあり、書き込みを見るとネットバトルでと思うかもしれないが、実はこの依頼、『2』『3』にあった依頼を受けた人に悪事を働こうとするようなワナ。しかも奪おうとする対象の質の悪さはその二つの比ではない、トンデモ依頼である。

実際にプリン屋台の電脳に居る依頼人に会いに行くと、其処に居たのは悪ナビ。ロックマンを掲示板を見てやってきた挑戦者さんと歓迎をする。掲示板に書いてある通り、ネットバトルを行って挑戦者が勝てば賞金を出してくれるそうだ。

だが、ちょっと待って欲しい。
賞金を「かけて」、ということなので依頼人が賞金を掛けに出す以上、挑戦者側も何かを掛けて勝負をするのが賭け事。
しかも書き込みには、(挑戦者が)勝った場合の事しか書かれていないので、これでは賭け事にならないはずである。では負けても何も無いというそんなウマい話がある訳がなく、やっぱりウラがあった

依頼人は更に言葉を続ける。
「なに、代償は気にしないでくれ。どうせ、失っても気付かないものさ」と。
「失っても気付かないもの?」とロックマンは問い返すと次の瞬間、依頼人はこう答えた。

デリートされてしまえば、イノチを失っても……気付かないだろ!?」と言いながらウィルスをけしかけてきた!

そう。依頼人は挑戦者の『命』を賭け事としてワナを仕掛けてたのだ。
過去二つのワナ同然の依頼もその依頼を受けてやってきた人から巻き上げようとする魂胆は共通だが、それでも奪うのは金やチップであり、命までは奪おうとはしなかった。
だが、この依頼はナビの命を奪おうとしているため、上二つは巻き上げられても命だけは助かるが、此方は負けたらデリート。すなわち即ゲームオーバー
おそらくではあるが、何人ものナビがこの依頼に騙されてデリートされた可能性が高い。依頼人が勝てばバレることはないし、あわよくば所持していたチップや金が強奪出来る。まさに死人に口なしとはこの事だ。

けしかけたウィルスはビリーズー2体とパルフォートの計3体。

ウィルスをデリートすると、自慢のウィルスをデリートしたロックマンを見事だと称え、約束通り賞金をロックマンに渡した。

賞金(報酬)は6000ゼニー

賞金を手渡した後、依頼人は、ナビが断末魔の叫びを上げて消え行く様を見るのが好きだった。だからこうして掲示板に書いて獲物をおびき寄せていたと、悪事を働く理由を語る。
勿論、そんな身勝手極まることを見逃すロックマンではなく、「そんなこと、これ以上させるもんか!」と睨みを利かせると観念したのか、ロックマンみたいな強いナビが何時またやってくるかわからないからともうしないと、悪ナビは言う。
これで懲りただろう……と思いきや、「それじゃ、ここはトンズラさせてもらうぜ」と悪ナビは一瞬の隙を見逃さがずにそのまま逃げていってしまった。

「逃げられちゃったね……」と逃げた悪ナビをその場で見ているしかなかったロックマンだが、熱斗は後でオフィシャルに通報しておこうと提案。「また同じことをしようとしても捕まるだろ」と言うと、ロックマンはそうだねと納得した。

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最終更新:2025年05月28日 23:24