宝石泥棒をつかまえて!

【項目名】 宝石泥棒をつかまえて!
【分類】 依頼
【登場作品】 「L.o.N」

【詳細】

L.o.Nで受けられる依頼の一つ。
過去に似た依頼があるが、そちらとは全く別物である。
受けられるタイミングとしては第6話で操られたブルースを解析した際にアメロッパシンク島が怪しいと読み、熱斗とシェリスが調査に向かうことを決めた後。

依頼掲示板の書き込みには
博物館の電脳に展示していた電脳宝石が、何者かに盗まれてしまいました!』と書かれ、続けて『作動したセキュリティが犯人の脱出を防いだのですが、確保する手段がありません!』
と攻めあぐねてることを匂わせることが書かれていた。

依頼人は博物館の「絵画の額縁の電脳」に居るノーマルナビで、「我こそはいう方はお越しください!」とのことなので向かうと、依頼を請けくれることにお礼を言うな否や、早速状況の説明をする。

話によればつい先日、この博物館の電脳に何者かが侵入し、電脳宝石のデータを持ち出されてしまった。
しかし、セキュリティが作動して博物館の電脳は封鎖されたために犯人は未だに閉じ込められているとのこと。
それを聞いたロックマンが「博物館の電脳にプラグインして犯人をやっつければいいんですね?」と聞くと、依頼人はその通りですと答えた。
電脳宝石を盗んだ犯人を捕まえることが依頼内容と見て間違いないようだ。

電脳宝石のデータを盗んだ犯人の悪ナビは、博物館の電脳1に居る。
捕まえに来たロックマンの姿に悪ナビは驚き、更に「宝石泥棒だな!お前を捕まえに来たんだ!」とロックマンがお縄を頂戴しようとすることに気づくや否や「くそっ、こんなところで捕まってたまるかよ!」と悪態を付きながら逃走。
逃げられてしまったものの、犯人が博物館の電脳の奥に向かっていったのを見た熱斗が追いかけようと指示を出した。

博物館の電脳2に向かうと逃走中の悪ナビを発見。
再度話かけるや否や「くそっ、しつこいな!捕まるわけにはいかねぇんだ!」と、またもや逃げられてしまう。
しかし更に奥へ向かって逃げていったので此方も犯人の後を追いかけようと熱斗は更に追跡の指示を出す。

逃げた悪ナビは続いて博物館の電脳3に逃げ込んだが、
見つけて話かけると「うぉーっ!意地でも逃げてやる!」と言いながら逃げ去ってしまう。
話かける度に「……逃げ足、速いなぁ……」と、ぼやくロックマンだが「どうせこの奥は行き止まりだ、追い詰めようぜ!」と、熱斗はロックマンを励ます。
どうやら次で犯人は御用となりそうだ。

博物館の電脳4に逃げ込んだ悪ナビを見つけ、話かけると逃走劇の終わりを察したのか「…くっ。ここまでか…!」と零す。
もう逃げられないから大人しくするんだとロックマンが言うと、「…わかったよ…。アンタからはどうやっても逃げ切れなさそうだからな…」と、犯人は遂に観念。追跡の果てにロックマンは犯人の悪ナビを捕まえることに成功した。

犯人をオフィシャルへ引き渡しを済ませたのを見届けた後、依頼人に報告をすれば、この依頼は完了となる。
犯人を捕まえてくれたことに、依頼人は事件が解決したことへの、ホンのお礼をロックマンに手渡した。

ホンのお礼……即ち依頼人からのささやかな贈り物は
フルカスタム *」。
非常に優秀なチップだけにお礼にしては見返りがとても大きいが、有り難く受け取ろう。

依頼人は無事に宝石が戻ってきたことと、展示品を直す作業があるために去っていった。

依頼人が去った後、
「よかったね。無事に事件が解決して」と騒ぎが大きくなる前に収められたことに安心するロックマン。
「でも、逃げ足の速い犯人だったよな」と3度逃げて捕まえるのにてこずったことを挙げ、続けて「これでインターネットエリアに逃げられていたと思うと…」
と、煙を巻いて逃げられたらという最悪の事態を想像し、
「そうなってたら大変だったね…」とロックマンも身震いする。

が……

「そうなったら炎山に通報して後は任せるけどな」
と、熱斗は無責任にも後始末を他の人に任せるつもりだった
ことに、ロックマンは「熱斗くん、ヒドイね」と軽蔑する。しかし熱斗は悪びれる様子もなく平然と、
「プロに任せるべきときは、任せないと駄目だせ」と答えつつ、プロの資格であるオフィシャルネットバトラーを持つ腕前のライバルを評しながら依頼は完了だと、終わりの合図を告げるのだった。

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最終更新:2025年06月07日 17:01