「ワタシのコト…ダレにもいってねーだろーな!?」
【名前】 |
改造ツール |
【読み方】 |
かいぞうつーる |
【登場作品】 |
『3』 |
【詳細】
これを
ナビカスタマイザーに組み込むことで、RUNしたときにエラーが出たとしても、エラーコードに応じた
改造コードを打ち込むことで無効化でき、強引にRUNを完了させることができる。
ただし複数のエラーを出してRUNさせるとエラーコードが表示されず、
改造コードを打ち込むこと自体も不可能となる。
また、エラーを出さずにRUNできた場合でも、追加で何らかのプログラム効果を追加できる
エキストラコードを入力できることもあり、パーツにとらわれない柔軟なカスタマイズが可能。
このことから、必ずエラーを吐く
プログラムパーツには
エキストラコード分の容量も取っていると言える。
このツールを売っている売人はかなり怪しい口調でしゃべり、様々な言葉が入り乱れている。
改造ツールを販売した後口止めをしているところを見ると、おそらく
科学省の公認ではないツールなのだろう。
…その割には
コサックが他人を通して熱斗に渡したパーツも改造ツールが必須であるし、
ウラインターネットで情報を得ようとする一般人に対して、
炎山がウラへのアクセスを止めるついでに
改造コードを書き込んで教えていたりするほどには知れ渡っている上、改造ツール自体を禁じている訳ではないように見えるので、暗黙の了解レベルの代物といったところか。
この改造ツールは現代においてのiPhoneやAndroidのroot化(あるいは脱獄)ツールに近い。
基本的にスマフォなどのデバイスはセキュリティ性や動作の安定性の確保という名目で予めユーザーの機能が制限されているのだが、このツールを使用することでその制限を取り払うことができる。
これによって本来よりも利便性の高い動作をさせたり公式で配布されていないアプリを使えたりするようになる反面、開発元が想定していない動作を行うために動作が不安定になったり最悪全くデバイスが動かなくなる(通称:文鎮化)、セキュリティの脆弱性が高くなるといったリスクも生じる・・・とまさに改造ツールさながらの挙動を見せる。
法的には特に問題はないものの開発元が基本的に推奨していないという点も近い。
ある意味でこの改造ツールの存在は、シリーズ通してネット社会の表と裏をしっかり見せるといったコンセプトに則ったエグゼらしい描写とも言えるかもしれない。
なお改造ツールというと、現実で実際に販売されていたゲームのセーブデータ改造ツール(プロアクションリプレイやセーブエディター等が代表的)も連想するが、そちらの事ではない(当時はこうしたツールの使用はマナー違反ではあれど特に法規制はなく、違法ではなかった。現在は2018年の法改正により不正競争防止法に抵触する為、これらの販売・所持が違法になった)。
最終更新:2025年03月14日 16:12