「篤姫」会見2

大河ドラマ「篤姫」会見2 2007.10.09 UP

本日は、江戸、京都編の出演者発表会見がありました。
素敵な俳優さん方を前にしての久美子先生のご挨拶。
あまりに素晴らしく、拍手が沸きおこりました。
その、心のこもったお言葉をここにご紹介します。


「今回のドラマで私がいいたかったことのひとつに〈名誉の復権〉
ということがあります。それはどういう意味かと申しますと、
幕末という時代の中で、評価の定まってしまった人物たちに、
今一度、人間として生きた誇りを吹き込んでみたいということです。


主役である篤姫という人からして、その果たした役割の
大きさからすれば、
あまりに注目されなかった人物でもありますし、
これは原作にはないのですが、
「小松帯刀」という、日本で初の宰相、総理大臣とまで言われた人物が、
やはりほとんど歴史の表舞台に出ることもなかったこと。
今回彼を大きく取り上げたのも、
彼の思いを反映させたかったからに他なりません。

また、おもしろおかしく取りざたされる篤姫と和宮との確執についても、
実はそこに血の通った交流があったと私には思われますし、
大奥で生きた女性たちにも、それぞれに
ひたむきな生き様があったと思われてならないのです。

他にも、篤姫付老女の幾島、家定、老中の阿部、さらには、
西郷、大久保、龍馬、勝海舟、慶喜といった、著名な人物たちにも、
これまでの歴史物とは違った光を当ててみたいと、大それた事を考えております。
そうやって作った人物たちを、今日ここにお集りのみなさんがどう演じてくださるか、
今から楽しみで仕方ありません。
みなさん、どうぞ、よろしくお願い致します。」



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最終更新:2008年11月10日 00:44
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