泰葉、涙の熱唱 回転“海老名固め”でアン・ジョー撃破=ハッスル
12月30日21時51分配信 スポーツナビ
ハッスル年間最大のビッグイベントとなる30日の「ハッスル・マニア2008」有明コロシアム大会では、満員となる8831人を動員。全試合終了後にはハッスル軍、モンスター軍がノーサイドとなって、観客と共にハッスルポーズで一体となった。
第3ハッスルでは、“逆境有名人”ことシンガーソングライターの泰葉がプロレスデビュー。元夫で落語家の春風亭小朝氏との離婚に伴うトラブルでバッシングを受け、まさに「逆境」の真っただ中にいる泰葉は、大事なCDを叩き壊した宿敵アン・ジョー司令長官と対戦。顔面を張られ、竹刀で殴られ、カナディアン・バックブリーカーで担ぎ上げられ、さらに小ブタと無理やりツーショットにされるなど、まさに心身ともにボロボロに。それでも、マネージャーの清水氏の体を張ったアシストにより、アンジョーから「回転海老名固め」で3カウントを奪取。デビュー戦を白星で飾り、リング上で歌を熱唱した。
試合終了後、泰葉は「すべてを出し切りました」と達成感あふれる笑顔。激動の1年を振り返り、感極まって号泣する場面もあったものの、「来年は年女。丑年らしく、闘牛のように暴れまわりたい。新しい泰葉を期待していてください」と、48歳からのリスタートを決意した。
泰葉が涙の勝利会見「戦って、勝って、唄えました」=ハッスル
12月30日23時18分配信 スポーツナビ
「ハッスル・マニア2008」(30日 有明コロシアム)でのプロレスデビュー戦で見事に勝利を飾った泰葉が試合後に会見を行い「すべて出し切りました。リングで戦って、勝って、唄えました」と喜びを爆発。「うれしくて、うれしくて、感無量です。みなさんの声援が力に変わりました。生の声援があんなにうれしいものとは……」と、会場の大声援を思い出して歓喜の涙を見せた。
決まり手となった「回転海老名固め」については「無我夢中で覚えてません。アン・ジョーにしがみついて、回転して足を押さえたら……」と無意識のうちに繰り出したことを明かした。
体を張って泰葉の勝利をアシストした清水マネジャーも、リングに上がる気は全然なかったが、途中でコーナーに鼻をぶつけられて「あそこまでやられるとさすがに……」と夢中で飛び出してしまったという。さらに、モンスター軍が「(事前に)タブーにしていた」という豚を出してきたことでキレて、思わずイスで殴ってしまったことを告白。試合後には2人で抱き合って唄っていたが、泰葉は「お母さんと歳が1つしか違わないから、息子のようなもの。違います!」と特別な感情はキッパリ否定した。
アン・ジョーに首を絞められたり、ビンタされたり、竹刀で叩かれボロボロにされ「体中が痛い」という泰葉だが、「今回、エンターテインメントを体で感じることができたので、この痛さは心地いい」と、いろいろあった1年を勝利で締めくくりスッキリした表情。「1万人のお客さんの前で戦って唄ったことを糧にして成長していきたい。リングで見せた負けん気は続くと思いますが、人様に迷惑をかけないように(苦笑)。来年は年女で丑年らしく、闘牛のように暴れまわりたい。新しい泰葉を期待していてください」と、“新生泰葉”として09年の再出発を誓った。
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最終更新:2008年12月31日 19:06