この度、娘、泰葉の件でお騒がせをし大変申し訳なく心からお詫びを申し上げます。
親としてどうしてよいか解らず、たいへん申し訳ないと言うのみでございます。
あの娘は幼いときからいい子でした。結婚し、落語家の妻としては私も真似もできぬほど立派に尽くして参りました。その姿を垣間見、ときどき不憫に思うことさえありました。十九年間よくぞ務めたと親として誉めてやりたい気持です。
あの子は変わってしまい、積もり積もったものが吹き出るように、事を荒だてました。正当と思って、本心正当なのでしょうがすっかり変わり果ててしまったようです。心つかれてしまったのでしょう」としながらも「本人がどんなに言っても、母は私一人、何としても抱きしめて心癒やしてやりたいと思って居ります。
本人が早く大好きな音楽の道に真すぐにすすんでいくようしむけてやりたいと念じています。
至らぬ親を叱責下さい。心からのお詫びとさせて頂きます。