仮面ライダーW
情報
- 放送開始日:2009年09月06日
- 放送終了日:2010年08月29日
- メインプロデューサー:塚田英明
- メイン脚本家:三条陸
- サブ脚本家:長谷川圭一(11-14話・17-18話・21-22話・25-26話・29-30話・35-38話・41-44話)
- 売上:約198億円 <98億円(09.10~10.03)、100億円(10.04~10.09)>
- 平均視聴率:7.95%(±0.00%)
概要:
- 平成ライダーシリーズ第11作目。ディケイドで一旦平成仮面ライダーを総括した後の新シリーズである第二期平成仮面ライダーシリーズの第1作でもある。
- 新シリーズのため第1期平成仮面ライダーを支えてきたプロデューサーの白倉伸一郎が抜け、戦隊を担当してきた塚田英明がプロデューサーに就いた。これ以降戦隊とライダーの垣根は低くなり、各プロデューサーは持ち回りで両シリーズを担当することになった。
- 仮面ライダーシリーズも時代の変化と共にスーパー戦隊シリーズの要素を取り込むようになってきており「仮面ライダーの戦隊化」などとも言われている。
- 新シリーズのためかメイン脚本家に漫画原作者、アニメ脚本家として知られる三条陸を起用。シリーズサブライターの経験がない脚本家をいきなりメインで起用したのは仮面ライダー剣の今井詔二以来のことであり異例の人事であった。
- その三条の要請によりサブライター筆頭にウルトラシリーズを長年執筆してきた長谷川圭一が就く。三条25本に対し、長谷川20本とかなりの割合を占めており、本作は二人の共同作といえる。なおこの二人は過去にゲゲゲの鬼太郎第5シリーズにおいて連名でシリーズ構成を担当していた。
- 主人公が2人で、USBメモリ状の変身アイテム「ガイアメモリ」2本を変身ベルト「ガイアドライバー」に挿入して変身する2人で1人の仮面ライダーであることが本作の特徴。
- 実際の日本ではなく架空の都市風都を舞台とし、探偵・ハードボイルドものの体裁を取ったストーリーが展開された。
- 上記の設定から、左右半身で色の異なるデザインになっている。ガイアメモリを状況によって差し替え、左右のフォームの組み合わせによって多種多様な武器・能力を駆使する。
- 特に玩具は歴代最高の売上を達成し、各店舗での品切れ・親の行列・転売屋の跳梁跋扈を招いた。
- 本作より放送開始時期が秋に変わっており、クリスマス商戦でベルトを売りやすくなったのが売り上げ増加の最大要因である。カブトで主力ベルトを管理調整して生産するスタイルになったこともありW以降ウィザードで増産するまでベルトの品薄が続いた。
- ガイアメモリはコレクション性が高く、売上に大きく貢献することになった。これ以降バンダイは小物をコレクションする方向で商品を出すことになっていく。このコレクション商法も手伝って第二期平成仮面ライダーの売上は一期に比べ大幅に増えている。
- この成功によってこれ以降バンダイは販促のために多くのアイテムを出すようになったため、それがシナリオ面での障害になっていると指摘する声もあるが、収集アイテムを廃したゴーバスの失敗によりおいそれと無くせないために一種のジレンマと化している。
- 次回作の仮面ライダーオーズ/OOOとコラボした映画が2本、スピンオフストーリーののDVD作品も複数製作されているなどTV本編終了後も扱いの良い作品といえる。
- パロディ大好き塚田Pらしく、作中に探偵小説・ドラマのネタや漫画ネタ(特にジョジョネタ)が多い。
特撮!板での扱い:
- 全体的に勧善懲悪の色の強い作風、後味の良い展開、主人公が直情型と王道を強く意識した内容は評価が高く、前作ディケイドの終盤がグダグダだったこともあり非常に好印象を持たれた。しかしW自体の出来の良さと売り上げをいいことに、「Wは最高傑作」などWと三条が大きく持ち上げられるようになり、三条信者が小林信者とともに厄介視される要因になった。
小林信者からの扱い:
- かつてはゴセイジャーをこき下ろす為だけに小林信者にも持ち上げられていた。
- 仮面ライダーオーズ/OOOのメインライターが小林と判明するや一転、露骨に手のひらを返され本作も叩かれる羽目になった。
- オーズ開始以前は割と的を射た批判が為されていたが、オーズ開始以降の小林信者流入によりいちゃもんレベルの批判スレへと成り下がってしまった。
- 特に主人公の翔太郎に対する批判は役者にまで向けられ、根拠の乏しい人格攻撃が続いている。ちなみに翔太郎役の桐山漣氏のアンチスレが立ったのは何故か放送終了後である。
- オーズドライバーの売上がダブルドライバーを上回ったのが発覚して早々、W叩き材料の増加により叩きが加速している。
- また、小林作の次回にあたるフォーゼのPが塚田説が出てからは塚田を通してフォーゼを叩くための下準備として叩く工作も行っている。
- 擦り寄られたり、叩かれたり扱いが安定しない。
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最終更新:2015年11月09日 02:00